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アナログ人間でいたいのさ。

キャッシュレス決済、ネットショッピングといったデジタル化・電子化が、ここ数年目まぐるしく進んでいる気がします。


ペーパーレスになったものでいうと、
書籍、処方箋、取り扱い説明書など。

モノは「所有」から
必要な時のみの「レンタル」に。

CDやDVDは店舗での購入・レンタルから
サブスクで鑑賞するものに。


かくいう私も、キャッシュレス決済をする場面がかなり増えました。動画配信サービスのサブスクに入っていたこともあります。

しかし、デジタル化に移行しようとすると、どこか疲れてしまうのです。
それは、デジタル画面を見ることによる物理的な目の疲れもあり、確固たる物が手元にない、また停電でデータが消えるのでは、といった不安によって生じる精神的な疲れもあります。

ひとつ例を挙げると、電子書籍にはいまだに慣れません。タブレットではなくスマホで見てるからというのもあるかもしれませんが、どうしても本を読んでいる気になれず、本屋さんでハードカバー本の陳列棚を見ていると心が満たされるのです。


また最近は、様々なポイントを貯めることにハマっていて、若干中毒っぽくなりかけています。
「毎月○日はポイント2倍!」
「初めてサービスご利用の方に○ポイント付与」
街中(ネット含む)でこのような文言を目にする度に、利用するか否かで頭がぐるぐるして痛くなります。

そんな状態になりかけている私でさえ躊躇っているのが、交通系ICカードのモバイル化です。
私はSuica利用者なのですが、モバイルにするとJREポイントが圧倒的に貯まるのです。ポイント欲しさにモバイル化も検討したのですが、なかなか踏み切れません。
過去に2回スマホを破損・紛失した経験があるため、何でもかんでもスマホに機能搭載するのが怖いのです。
もう一つの理由は、社会人になるまで電車の定期券を持ったことがなかったので、最近定期券を初めて作った時はルンルン気分で、お気に入りの定期入れを購入したくらいなので、まだモバイル化は自分には早いのかもしれません。


とはいえ、数年前に比べれば、デジタル化の流れにちゃんと乗っている部分もあります。
キャッシュレスもそうだし、リモート研修にも参加してるし、飲食店のタッチパネルも使えてる。
これは余談ですが、先日久しぶりにサイゼリヤに行ったら、注文が番号を用紙に記入して店員に渡す形式になっててびっくりした。(電子化でもなんでもない)


最低限、生活していける程度には時代の流れについていきつつ、アナログ人間な部分はあえて残しておきたいと思う近頃であります。


(特定のサービスを否定するものではありません)

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