自分がミニマリストかどうかは、自分で決めていい。
これ、ミニマリストに限らない話ですが。
あと、正解はないと思うので、あくまで私の考え方なのですが。
ミニマリストという言葉自体は、
あくまで呼称としての役割しかないと思います。
なので、“真のミニマリズム”とか、考え過ぎなくても大丈夫だと思ってます。
さすがに、
ミニマリストを名乗りながら、
●部屋に無意味に大量の物がある
●心の底から手放すことに興味がない
等、明らかにミニマリストの特徴から逸脱している場合は、名乗るのはどうかと思いますが・・・その場合、『ミニマリストって名乗る意味ある?』っていう、そもそも論ですよね。
そうではなくて、
自分なりに、
●ミニマリズムが好き
●ミニマリズムを実践している
●ミニマリズムに憧れて挑戦中
そういう人は、任意でミニマリストって名乗っていいと思います。
ミニマリストという“呼称”は、
①簡略化
「私は、自分の幸福な人生とは何かを考え、その人生に必要な最小限を見極め、必要ないものを極力削ぎ落として生きています。」
→長い!自分の思想を説明する時に、毎回、こんな長い説明したくない!
よし!“こういう思想”に対し、『ミニマリズム』という呼び名を付けよう!
②汎用性
『ミニマリズム』という呼び名を作ったのは良いけど・・・別に『ミニマリズム』に正解はないんだよな。
「私は、自分の幸福な人生とは何か〜(以下略)」
というのは、あくまで、言い出しっぺが自分なりに言語化した言葉だしな。
よし!
“似たような思想”を持つ人や“、“共感”してくれる人については、『ミニマリスト』と呼ぼう!
これで、具体的な思想に誤差があれど、同じグループとして扱えるから便利だ!
逆に、この思想に初めて触れる人には、
『ミニマリストです。詳しくは、ミニマリズムでググってね』って言えば良いから、説明が楽!
────この、①②の機能、を満たしてくれる言葉が『ミニマリズム』や『ミニマリスト』であり、
回りくどく書きましたが、
つまり《言葉》としての機能を果たしていれば、
『ミニマリスト』という呼称の役割は、充分満たしてると思うのです。
だから、
大幅にミニマリストから逸脱しているような、そもそも論の人以外は、
自分をミニマリストと名乗る理由があれば、名乗れば良いし、
自分がミニマリストかどうかは、自分の感覚で決めたら良いと思います。
勿論、『真のミニマリズム』について考えるのは、自由です。
『そんなもの無いよ』みたいな、極端な話はしていませんし、
発祥者の思想を大事にしたい〜等、何かしらの信念を否定する気は、当然ありません。
その上で、今回の記事を書いてみたのは、
周りが『本当の○○とは〜』という話をしているのを聞いて、
『正直そんなこと分からないけど、気にしなきゃいけないのかな?』
『自分ごときがミニマリズムを名乗るのは、おかしいのかな?』
など、混乱している人や、ミニマリズムの敷居が高く感じている人がいたら、楽になるんじゃないかな〜と思い、書いてみました。
私自身、言葉を重く捉えて振り回されがちなので、
振り回された時に冷静になれる、これぐらい身軽な意識を、安全地帯として持つようにしています。
もしお役に立てば、幸いです♪
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