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どこか知っている、けど知らない。

どこにも見たことない
どこにも収まらない
発色する New Color
それがそう “SW!CH’s Power”


私の中で未だに『SW!CHさんの魅力』というものをしっかりと言語化出来ていなくて。これがしっかり出来た時、それは一つの完成であり、完成するまではしっかり熱にうなされたいな、という少し矛盾した想いもあります。

そんな与太話(よたばなし)はさておき。
私はよく、上記『S.W.!.C.H』という曲の1節が好きで抜粋するのですが、どこにも見たことない、という表現の解釈が凄く難しいな、と思った1日でした。

本日、2月3日青山にあります『月見ル君想フ』さんで開催されたのは、SW!CHのメンバーASAMIさんの生誕祭。会場である『月見ル君想フ』さんは名前の通り、舞台上に大きな満月が鎮座しており、今回のレポにもところどころ月明かりが見え隠れします。文章も、しっとり、朗らかにいきますよ。

月をバックに。

セットリストは、主役のASAMIさんが好きと公言しているS.W.!.C.Hをはじめ、御本人の好きッ!が詰まっているセトリ。

1.Overture
2.アルタイル
3.S.W.!.C.H
4.水色微炭酸
5.TANPOPO
6.天使のしっぽ(Cover)
7.なんでもないや(弾き語りCover)
8.ゼンキンセン(Cover)
9.Change my life
10.I'm Here 4 U -太陽の下で-

※公式アカウント様より拝借


見ていただくと分かる通り、ラブゴナや、Pinky Bandageといった『SW!CHライブ界のおまいつ』達がおやすむ(おやすみ)なのも、これはこれで味のあるセットリストですよね。
個人的には、このセトリ、凄く好きです。前述した月明かりと相まって、そして何より、ASAMIさんのふわっとした空気感、アイドルとしての可愛らしさ、温かさが十二分に感じられるナイスセトリでした。

そんな中でも、一際異彩を放つカバー楽曲たち。
まずは、コレ。


オレの……あさみ……

いやあああああああああああああああああああああああああああああああ

好きいいいいいいいいいいいいい……好き。

朗らかになんか、やってられるか!!
あのね、いいですか?
これは、天使のしっぽです。
This is a tenshi no shippo.
天使のしっぽと言います。
AKB48の劇場公演『パジャマドライブ』公演のユニット楽曲の一つ、アイドルらしい可愛さをこれでもかと詰め込んだ『天使のしっぽ』という楽曲のカバーになります。このパジャマドライブ公演および天使のしっぽという楽曲は根強い人気のある公演および楽曲であり、AKB48をはじめ、他AKB48グループが公演曲としてやっていたり、大箱のライブでも披露することのある、その道を通った人であれば一度は目にしたことあるような有名なユニット曲になります。ぜぇぜぇ。はぁはぁ。すみません、興奮し過ぎました。昔とった杵柄がうずきました。杵柄ってうずくのか?

とにもかくにも。
AKB48の初期を経て、SKE48に長くご執心だった筆者からすると、アンセムならぬラジオ体操第一みたいに、流れれば身体は動くし、目をつむってもバカデカコールできる曲な訳です。前方にいらっしゃった方、うるさかったらごめんなさい。でもね、据え膳食わぬはヲタクの恥だから。こんなカワイイあさみんのしっぽ観て、コールしないのは無理だからッ!!!


では、はい、もう一度。

あさみ……あさみ……あさみ……

超絶カワイイあさみいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

しかし、これ、あさみんの可愛さが五臓六腑に染みわたるのは言うまでもありませんが、加えて衣装の完成度が凄いと思うのです。
これ、ナント、ASAMIさんの義母様……お母様の自作。お母さま、何者??野生のプロ??
もうそれこそ、天使のしっぽ衣装なんて親の顔より見た(誇張表現)衣装ですが、本当にクオリティが高くて、違和感が全く無いんですよね。

ブーツまでしっかり再現
細かいフリルにピンク衣装の色合いまで……
天使のしっぽといったら風船

これまでの生誕も含め、ママみん(ASAMIさんママの通り名)の衣装の凄さは写真などで拝見していたのですが、現物を見て、しかも親の顔より見た(もっと親の顔見ろ)衣装だからこそ、その凄さと愛に驚愕しました。

そして、少しだけ真面目な話をすると、この『天使のしっぽ』、凄くあさみんにピッタリだなと思ったんです。
ここで、冒頭のS.W.!.C.Hに戻ります。

どこにも見たことない。
この表現って、言葉のまま、捉えるのも少し違うのかなって。

人間は、大きな違和感が苦手です。
人間は、『知っている』という一種の安心感を求める傾向があります。
でも、人間は複雑なもので、ヲタクはもっと複雑なもので『どこか知っているけど、こんな新鮮なものは初めて!』という部分に惹かれる性質があります。

SW!CHは色が異なる、タイプの違う、5人が上手い具合に交じりあって、支えながら、楽しみながら、尊敬し合いながら、新しい色になれるグループだと信じています。
そう思った時、やはり、5色あるうちに『どこか知っている』が欲しくなる時があります。

それが、私の中では、あさみんなのです。
アイドルらしく、という言葉を彼女は良く使います。冗談交じりに言うことも多々ありますし、自虐で使うことも多々あります。
それでも、彼女の中に確固たるアイドル像があって、そこに突き進むことを絶対に忘れない、強さがあります。

アイドルらしさとは、確信的な可愛さである。

衣装の見せ方

アイドルらしさとは、パフォーマンス向上への邁進である。

靴は、知っている

アイドルらしさとは、一種の危うさと好きになる隙である。

好きになる、隙間を与えてくれる瞬間

アイドルらしさとは、人を楽しませようとする気概である。

弾き語り
入場特典へのこだわり


アイドルらしさとは、ファンと向き合う姿勢である。

ファンを見つめる瞳が、一番好き

これを僕は『知っている』。
だから安心できるし、何よりSW!CHというアイドルグループでありながら、その尺度で測りきれないグループだからこそ、より貴重な存在だなと思います。

そんなあさみんだからこそ、AKB48グループのアイドルらしい楽曲としてのフラッグシップである『天使のしっぽ』が凄くお似合いだな、と思った次第でした。

改めまして、あさみん、お誕生日おめでとうございます。
これからも、そのアイドルらしいキュートさに、ガンガン甘えていくと思いますので、引き続き宜しくね!

P.S. 生誕委員の皆様、お疲れ様でした。最後の最後まで気の抜けない推し事だったかと思いますが、おかげさまで一観客として楽しめた素晴らしい生誕祭でした。幸せに、達成感に、ゆっくり浸りながら、さっぱみんして、おやすみんされてください。有難うございました!

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