冬空の景色
外を見ていたつもりが
自然と視線は窓際の君へ

あれ?いつの間にいたの?
僕は空気みたいな存在で
繰り返し聞かれることの方が多いんだ
特に冷え込む季節は
ヒリヒリと肌が痛い
そんな季節はその空気感が
丁度いい
隣にいるだけで心地よい
だなんて
君こそ不思議な空気感で
翻弄されたままフィールドアウト
呼び止めようと同時にタイミングの悪い授業開始のチャイムが鳴り響く
今日もまた空を見上げる
いたこともさえもわからなくなるような
とても居心地のいい温もりを
膝枕なんてしちゃってさ…

夢の心地よさ
冬の空色に妄想ばかり
もくもくとぼけた水色いっぱいになって見える

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