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ヒロム信者がお届けするNumber_i GOAT感想 MV考察


# はじめに


ひとつの作品がこの世に放たれた時点でどんな感想を抱こうが自由であり、否定されるものではなく、自分だけの宝物であります。
つまりこのnoteも何かの巡り合わせで目に留めてくれた別の意見を持っているあなたを否定するものではないことをまず最初にお伝えしたいです。

筆者はジャニオタで(※いまはTOBE事務所担)、2年ほど前からK-popの世界を足を突っ込んでいます。
音楽・ダンスについては全くの素人ですが、アイドルが大好きなので、
「う〜ん、この音楽は最高だ!」だの「う〜ん、このダンスは世界一だ!」だの、いっちょ前に評論家気どりをしているわけです。
また、King & Princeに関してはデビュー後は全くノータッチだったといっても過言ではありません。(ちょこちょこCDを買わせてもらう程度です)
ジュニア担をしていたので、むしろデビュー前の方が多少ながら知識があり、現場にも足を運んでおりました。
そんなニワカが書くnoteですので、あまり肩の力を入れず、話半分で暇つぶし程度に読んでいただけると助かります。

そして、1番大事なことを言い忘れていましたが、私はジャニー喜多川が創り出したエンターテイメントが心の底から大好きです。
私が感じたジャニーズのエンタメに対する感動は紛れもなく真実であり、誰にも否定されるものではありません。
前置きとしてこの話をしているということは、かなり思想強めな記事であり、私のジャニーさんへの気持ちを彼らのなかに勝手に見出して喋ってます!
当然のことですが、だからといって性加害を容認しているわけではありませんので宜しくおねがいしますね!

# 浅はかな事前予想

あのジャニーズ事務所を退所し、滝沢さんが設立したTOBEへ電撃移籍したNumber_iの第一曲目。
どんなものになるのか、日本中もとい世界中のアイドルファンが注目していたと思います。

アメリカでもHIPHOPがチャートを席巻していますので、きっとHIPHOPなんだろうなってみんな想定してましたよね。
でもどうせなら奇をてらってほしいな〜って気持ちがありました。

↑好き楽曲です

上記のようなBメロでテンポがゆっくりになって曲調もメロディアスになるような曲の展開だったら正直ガッカリするかもなと考えていました。
ichibanもこのパターンですね。

これでくるんだったら、私は引き続きKPOPを聴いていたと思います。
ただ、圧倒的に定番のパターンの方が多くの人に刺さる可能性がある。
ある種、斜に構えているような奇のてらい方は大きな賭けになるわけです。
何か違ったものを見せてくれるはずだという期待もありつつ、ひとまず勝ちパターンにNumber_iも乗っかって基盤を作った上で挑戦していくのかもしれないなぁなどと思案していました。
でも、あの平野紫耀が、そんなセオリー通りなことするか?という気持ちは最後まで拭えなかったんですけど。

# 楽曲の凄さ

まあ、その、すでにご存知の通り、結果全然違ったわけなんですが。
彼らがあの地獄のようなセクバ戦国時代を乗り越えてきた超絶エリートだったことを忘れていました。
しかも、私の浅はかな思考はすべて平野紫耀さんに読まれていて、

「やっぱりラップのミュージックってどうしても日本の文化的な音楽だとBメロでゆっくりになってしまう。挑戦という意味で皆さんにどれだけ僕たちが意気込んでるかー」

FC動画より

ということをFC動画でおっしゃっておりましたね。
平野紫耀さん、私はゴミです。あなた達は生粋のエンターテイナーです。
この言葉を聞いて平野さんたちの夢が叶うまで一生着いていくことを心に誓いました。
FC入会、こちらのリンクからいけます。

それでは、素人からして、この音源のここが凄いなと思うところを羅列していこうと思います。有識者の皆さんここちがくね?ってところは訂正していただけると嬉しいです。

#🐐一曲で二曲楽しめる

GOATは動画と曲のみとで尺が1分近く異なりますが、動画の音源は動画内で登場する効果音さえも楽しめる曲になってるな~と感じてます。
例えば、
ヘリのプロペラの音もビートが合ってますし、

ここの神宮寺くん大好き

巻き戻しの音もスクラッチ音に変化していたり、

アートじゃん

ここの空白でさえも、音が聞こえてくる

静寂や足音さえも音楽

ナンバーアイの音声もいい感じのスパイス。

ロゴ、崇高でカッコいい

MVの演出上、動画だけに入れ込まれる効果音ってあるあるですが、ノイズに聴こえることもしばしばなので、こういう細かいところにも作り込みを感じます。

そして、曲のみの音源は2分40秒で比較的短い曲にあたるかな?と思いますが、これは実際のパフォーマンスを想定した時間(3人でこの振り付けを踊るときの限界値)で作られていそうです。
※これ書いてる途中でパフォーマンス動画がでました

BTSのSUGAさんが作曲の際に、曲がMVになることを想像しながら作曲しているとおっしゃっていたのがとても印象的で、私に新しい視点を与えてくれたきっかけの言葉だったのですが、多分私以外の全員言われなくても分かるけど?ってことを書いてるかもしれない。でも書く、日記だから。
今まで秒数とか気にして音楽聴いてこなかったの、私だけかもしれない。でも書く、日記だから。
新しい視点をもった私が見つけた発見として、KPOPの曲って特に(ファンの)掛け声を意識した余白があって、JPOPドルとの文化の違いを感じて面白かったこともここに記しておきます。
話が大分それましたが、同じ曲なのにちょっと違うバージョンのように聞こえてとても好きです。

#🐐尖りつつ、尖りすぎない

全編ラップという日本のアイドルの楽曲としては、かなりチャレンジングな曲になっている本作ですが、尖りすぎているかというと、そうでもなくてキャッチーさも残しているなと感じています。
EDM調や曲中に入ってくるトリッキーな音は、いまや国内外問わず人気のAdoさんの要素をちょっと拝借してきてそうですし、サビで単語をリピートする歌詞だったり、曲を日本人がみんな大好きであろうラスサビ転調だったり。

↑各々思いついた単語リピート系洗脳曲があるでしょう

彼らの煌びやかなビジュアル×定番さを取っ払った本格的なHIPHOPという新しさに万人受けをプラスしていくことで、さらに化学反応を呼び起こす、この絶妙なバランスが本作の凄さなのではないでしょうか。
というかやっぱりジャパニーズサウンドクリエイターさん達、音作りの変態が集まってますよね?

ちなみに岸くんのパートとラスサビのところが転調しているように聴こえてるのですが、普通に間違ってそう、ポンコツすぎる私の耳。
HIPHOPシーンにおける転調を解説してくれてるお方の記事を発見したので後ほど熟読させていただきます。

# 前代未聞のMVクオリティと傑出した個性

な〜んですか、このクオリティ(笑)
日本のボーイズグループのMVでこのクオリティのもの出してくれるのかよ、しかも一発目で、まじかすげえな。
KPOPばりのカメラカットの多さと衣装の多さ、考察しがいのある仕掛けの多さ、、めちゃくちゃ意識して研究してきてる、凄い。適切な金の掛け方すると、ここまで出来るんですね。
陰でバチバチに活躍しているスタッフさんがいるのをもちろん承知しつつ言わせて欲しいのですがやっぱり滝沢秀明ってスゲー!

MVを見ていて、準備期間を経てよりメンバーの個性が濃く光るようになったなと思ったので、各メンバーに対しても好き勝手語らせてください!すません!

#神宮寺勇太

この神宮寺くんの余裕な表情と反対にきしひらが真顔なここのシーンが大好き

1番のキーマンです。
SNSでもこの意見を多く見かけたのですが、神宮寺くんがいなかったらこの曲はもっともっと尖っていたはずです。
神宮寺くんがいるから、歌声もダンスも幅が広がり、今までのファンも受け入れ易く、新しいファンも取っ付き易い曲になったと思います。
好青年から生まれた好青年の神宮寺くんみたいなクッション材がいると、一気にパイが広がるんですよね。

神宮寺くんのダンスって本当に王子様じゃないですか。スタイル抜群で、癖が無くて、振付に対してもお手本のように丁寧なので、気品さが求められるテーマだと右に出るものはいないと思ってます。

↑I promiseの神宮寺くんのダンスが本当に好きという話、そして神様でも運命でも〜の岸優太歌声担やらせてもらってます。

↑どんなにイカつい曲をやっても、いつでも王子様の自分を引き出してこれるの本当に感謝

神宮寺くん自身も恐らくいまあげたような曲のダンスのほうが得意なのかな?と感じているので、正反対のジャンルを踊るのは恐らく大変だったかと思いますが、キンプリのyoutubeにあがってるダンプラ+GOATを過去から遡っていくとバチバチに適用していく神宮寺さんがいるのかっこよすぎる。神宮寺しか~~!!!
これは余談ですが、ジュニア時代、神宮寺くんにダンスというイメージがなかったので、デビュー後からどんどん難しい振付もこなしていて、毎回毎回驚いています。これはKing & Princeというグループが志が高くて限界に挑戦していたということだと思うんですけど。デビューしたら踊らなくなってしまったグループもいるなかで、あえて苦手なことにも強く取り組んでいる姿勢が本当に素晴らしいです。
これはNumber_iのみなさん全員に言えることですが、才能に自惚れることなく愚直に努力を続けられる生真面目さが伝わりますね。
GOATのちょっと過激な歌詞だって少しも厭らしさを感じさせずに歌い上げているのは本当に流石です。今後も攻めた歌詞は全部神宮寺くんに歌わせよう。声が最高に良いよ、神宮寺。

Number_iの神宮寺さんめちゃくちゃ品がある

平野くんに駆け寄るシーンで瓦礫をひょいっと避けてるような仕草をする神宮寺くんに、どんな場面でも飄々と自分の役割をこなす神宮寺くんを見ました。

ここの神宮寺くん本当に好き

#岸優太

ただ、ただ、圧倒されるラップパート

岸優太って本当の天才なんだ。これみんな思った
これからのボーイズグループ、ラップスキルが必須だと個人的に感じていたので、Number_iはラップのイメージ無いけどどうなんかな〜とか考えていた私、本当に愚かでした。何回でも過ちを繰り返してしまう。
いつ、どれほど練習したのか問い詰めたくなるほど度肝を抜かれてヤベェしか言えなかったんですけどヤベェです、実際。(岸構文)
Freak outでもその片鱗はありましたが、トリッキーな感じでラップ出来る日本人の男性アイドル居たんですね、ここに居た。
才能という言葉で片付けるのは余りにも簡単で軽いのですが、才能を持った努力家が的確に指導を受け、正しい方向に努力をするとこうなるんだという例をまざまざと見せてもらった気がします。

同じようなことを岸くんのダンスにも感じていて、以前Twitterに上げてくれたKAZさんとのダンス動画があまりにも完璧で腰抜かしてしまったんですが、体の使い方に磨きがかかりすぎている。

平野くんが、恵まれたフィジカルから繰り出されるパワフルでダイナミックなダンスだとしたら、岸くんは、音楽をダンスで表現するパフォーマーだと思っています。
耳が良くて、音源に対する理解度が凄く高いから拾う音も多いんだろうな、、理詰めでダンスを追求してそうだな、、と勝手に思ってます。
楽器の音だけじゃなく、時にはボーカルにも合わせてくれる(magic touch岸is最高)ので、岸優太のダンスを通して私たちも音源の理解を深められる、そんな魅力があります。
それにしても、Wゆうたのシンメ位置のダンスは揃ってて美しいですね。流石に年月を感じます。

#平野紫耀

初手の引きが強すぎるよ、

圧倒的な華
平野くんの凄さって見たらわかるじゃん?って感じなのであまり言うことがないですね。
ジャニーさんの言葉を借りると「スターだよ」、これに尽きるというか、、
スポーツ選手で考えるとわかりやすいですが、大衆の期待を一身に背負って、期待以上の結果を出す特別すぎる人間いますよね、あれです。
求心力が高すぎて、どこにいても目立ってしまうので、やはりセンターというポジションが彼のいるべき場所だし、周りにもそう思わせてしまうのが平野紫耀が平野紫耀たる所以だと思います。
GOATのMVも平野くんのビジュアルから始まりますが、あの一瞬の映像でも、誰もが「おっ」と思わず手を止めてしまうんですよね。
ライオンキングのあの画像持ってきてー誰か

↑持ってきたよ~

Wゆうたを操るようなコレオもこの歌詞も大好き

ここからの畳み掛けるような歌唱やMVで見られる鋭い眼光、迫力のあるダンスに気概をバッチバチに感じます。
平野くんを見ていると毎度感じることですが、ここまで彼を突き動かす原動力って一体何なんでしょうか。
ヒロムでしょうか?はい、ヒロムです。
ジャニーさんから貰った数々の愛のある言葉とエンターテイメント、そして夢を真正面から受け止める平野くんの純心さと確固たる信念がジュニア時代から今もなお燃え続けているのは恐怖すら覚えるほどで、執着に似たようなものを感じてます。
平野くんがジャニーズを辞める報道が出たとき流石に外野の私もパニックになって何も考えられなかったんですけど、自分が培ったエンターテイメントを国内のみならず海外に発信していきたい、「海外にいきたい」、という言葉はリップサービスでも何でもなかったんだという考えに至った時にあまりにも皆んなが愛してきた平野紫耀像そのものだったので、しょうがないことなんだなと諦めがついてしまい。
このガラパゴス化した産業で、恩師から授かったエンターテイメントと託された夢、自らも叶えたい夢、そして己の可能性を露も疑わずこの選択肢が取れる人間一体何人いますか。(だから尊重されて良いと言う話なので深読み絶対禁止、するな)
その後も然るべきところに所属して、魂がこもったパフォーマンスをしているのを見るとやっぱり平野くんはヒロムの息子だなと思います。
この世の神様が平野紫耀を特別に創って、日本のエンターテイメントの神様が平野紫耀を特別に創ったんだよ。

あまりにも思想が強い文章になってしまいましたが、宗教なので!これは!この後も思想の強さ続きます!

# MV考察

この考察は友人と意見を交えながら考えたもので、友人の文章も多く引用しております。
「こんな考え方もあるんだなぁ」程度に思ってもらえると幸いです。
また、【あくまでも”私の”考察という名の願望であり、彼ら自身が明確に発信しているわけではありません。】👈これ100回くらい音読お願いします

MVについては様々な考察がなされていますが、HIPHOPらしく、ジャニーズ事務所を退所したことで「メディアにタブー化された自分たち」という皮肉と「故・ジャニー喜多川追悼」、「Number_iとしての決意表明」だと解釈しました。

# メディアへの皮肉

彼らが退所を決意する過程で、ジャニーズを辞めるとテレビに出られなくなる、そんなことを周囲に何度も何度も言われたと思います。

テレビが故障している荒廃した世界

実際のところ、退所してから今までと同じようにメディアに出られている先輩方はあまり、いや、殆ど居ないのではないでしょうか。
悪者が明らかにいるわけではなくて、見えざる手が働いて、結果的にジャニーズが優先されてきた構図になってしまったと私は感じています。(要因:強すぎるブランド力とファンダム)
つまり、タレント自身に事務所を抜けて挑戦したいことがあっても上記の事象を覆した前例がなかったので、半ば強制的に二の足を踏むような状況になっていたのではないのかなと。

ここの神宮寺くん大好き

始まりのシーンはそんな狂った世界への皮肉と新世界を切り開いてみせるといった反骨精神を表していると受け止めました。

一瞬、神宮寺くんを撮った記者もすぐに慌ただしく討論をしているような群衆に目を向けます。
これは毎日(自分たち抜きで)学級会が開かれていたSNSを表してるのかなと思ったり思わなかったり。

歌詞攻め攻めでカッコいい

神宮寺くんの仕草から「入れるモザイク」は、ダブルミーニングのように聞こえます。
1つは、「サイテーな世界からモザイクを入れられる俺たち」、もう1つは「サイテーな世界にモザイクを入れる=相手にしないよお前らなんか」 と読めそうです。
この後に、俺のスキルは神で今も生きてるぜって続くのカッコ良すぎないですか。ねえ!

ここ後ろでキスする人たちがいるのちょっと気になっていたんですけど、それを興味なさげに見る平野くんまでがセットなのかなと思ったり。平野紫耀っていろんなところで、匂わせだなんだとゴシップめいた話がついて回ったイメージがあって、しょうもないこと言ってるな、みたいな挑発めいた表現だったらいいな~という私の願望です。

友人考察文より

どこかの建物の廊下を歩くシーンは後半にも出てきますがこの建物自体、旧ジャニーズ事務所を表していると思っています。

# 「君」=ヒロム

GOATの歌詞には、何度も君という概念が出てきます。
この「君」は、三者三様の捉え方ができますね、Number_iを応援しているファン、様々な感情をもったアンチの皆さん、たまたま曲を聴いたまだ何物でもない潜在的な存在の貴方、夢破れて退所していった過去の仲間など。
私は「君」=ジャニーさん説も唱えたいです。

「What is Number_i ?」
世間が彼らにしている問いかけでもあるし、天国にいるジャニーさんが彼らにしている問いかけでもあると考えています。
「Youたち、Number_iって一体なんなの?」そう言ってることでしょう。
以上を踏まえてMV・歌詞解釈を進めていきます!

Baby Blueが「新生児服によく用いられる淡い青色を表現した色名」ということで、New Worldと掛けて新時代の幕開けを表現してると思われます。
ここの神宮寺さん皆好き、わかる

突然「一番星になったお前の分」と他界したことを表現することが多い言葉が出てきますが、正に彼らに夢を託して一番星になっていったジャニーさんのことかなと思いたい。
そして、「ピーカンの空と瞑想」という歌詞が続きますが、改めて瞑想という言葉の意味を調べてみます。

瞑想冥想(めいそう、英: meditation、英: contemplation)とは、心を静めて無心になること、何も考えずリラックスすること、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことなどとされている。

wikiより

私は、紛れもなくジャニーさんは彼らを創生した神だ、と思っている節があるので、この決断が間違っていないと証明してみせるからどうか見守っててほしいと天国に向かって祈っているような姿かなと解釈しました。

ここの神宮寺さん皆大好き、わかる

この後に続く、「アプデVersion_i こんなタイプ未だ見たことない」はジャニーズで培ったものを更にアップデートさせて、誰の真似でもない、New GOATになるんだという強い意志を表していそうです。

ピーカンの空と瞑想=この広く晴れた空、一番星に想い馳せて、あんたの知らない最上級で最高級で最新の俺を、俺たちを見てくれよ、とでもいうような熱さを感じてしまうのは、私の宗教観故だとは思っていますが、そう読みたい。

友人考察文

「君に見てほしいんだ~」という歌詞から場面が変わり、コンビニエンスストアのシーンに移ります。
ここで監視カメラの映像のカットがあったり、店員さんのバーコードリーダーだったりとにかく視線が彼ら(特に平野くん)に集中するような演出がありますね。
今まさに現在進行形でそれですが、Number_iや平野紫耀の一挙一動に監視レベルの注目が集まっている状態を表していると思います、(笑)
括弧笑いがついちゃいますよそんなん、まさに今それすぎて(誹謗中傷は絶対にやめましょう)

顔がかっこよすぎるだろうが

「ステージから見る黒髪 君の道照らす灯り すべて込めて愛に変える」
ここの歌詞は、句読点の位置でニュアンスが微妙に異なってくるのが面白いな~と思っていまして、

  • 君の、道照らす灯り

  • 君の道、照らす灯り

と2種類の文章が作れるんですよね。
前者側の文章で、「君」をファンだと定義すると、ステージ上にいる彼らの花道をペンライトで照らしているような光景が目に浮かびます。
私たちファンがNumber_iを応援している気持ちをすべて受け止めて、愛に変えるよ というデカ感情の歌詞感謝です。
そういえば、シンデレラガールの歌詞でも「ボクの心 灯しつづけて」とありますね。そういった要素も混ぜてるのかもしれません。

一方、「君」をジャニーさんだと定義すると、「照らす灯り」はいつでも彼らの行く先を照らしてきた指導そのものだといえるのではないでしょうか。
また、後者側の文章においても「君」をジャニーさんだと定義してみます。その場合の、君の道を「照らす灯り」は灯篭かもしれないなと思ってみました。灯篭流しは死者の魂を弔うために行われますよね。
そういった、深い感謝の気持ちをNumber_iでも持ち続けるよとも解釈できるのかなと思っています。

尖り歌詞パート歌わされる神宮寺さん大好き

と〜〜っても印象的なここのシーンですが、きしひらを指して神宮寺さんにAnswerなんで^^;;とされたら、はい、そうですよね!って全肯定するしかない。

神宮寺くんは退所時に「次に誰か辞めるなら辞める(ニュアンス)」という話をしていたことで、一部からは「なんだよその理由wwwww」とバッシングをくらっていたところもあり、退所について神宮寺くんの意思ってないの?という声は、外野の私でも何度も目にしたことを覚えている。それに対して、平野紫耀と岸優太という最高傑作、そしてその二人と歩むこのNumber_iという道が、GOATが、最高傑作という神宮寺くんのAnswerなのかなと思ってみたりしました。

友人考察文より
NEW GOATの回答を披露するNumber_iのみなさん
そして会議に出席してる大人たちも「GOAT」と連呼するこの繋ぎ、何回見ても神すぎる
あり得ないほど好きなシーン。Wゆうたと俺。の時代が来るかもしれん。(もう来てる?)
一応、この記事を書き終えるまで、他の方の解釈は見ないでおこうとしていたのですが、たまたま見たYoutubeのコメントが良すぎてスクショしてました。このコメント書いてくださった方も英歌詞の言葉遊びの解説をしてくださった方もありがとう。ちなみに私は時代は紫耀と聞こえます。正解なのでその歌詞に変えましょう。
話題のシーン

「バラバラになった空を奪って」
この「空を奪う」は、その人(事)の世界を支配することとすると、一体誰の空がバラバラになったんだろうという話になりますが、ここでは散らばってしまった元ファンや潜在的なファンの心としてみたい。
つまり、「どんな人でさえも魅了してしまう」から「タクシー乗るのにも一苦労なArtist」でいるんだ!って感じなのかなと。(この解釈、頭を悩ませたので他の方の解釈も後で読んでみたい)
実際にアンチに指さされて拡散された、この岸くんパートが大バズりしているのを見ると手のひらの上で踊らされすぎでしょ私たちと思ってしまいます。
2番歌詞は全体的に、アンチも纏めて俺らについてこい的な強気な姿勢を感じてしまうのは私だけでしょうか。

これは平野さんの退所時のブログの件です
適当スクショでも顔いいのやめて

そしてこの「君の前で夢叶える Me」における「君」こそヒロムなんじゃないかなって思いたくなってしまうんだよね。平野紫耀こそ、ジャニーさんはずっと俺のこと見ているよねって信じている人間に違いないと思っている節があるので、今この瞬間Number_iとして、ジャニーさんの最高傑作の平野紫耀が、ジャニーさんが描いていた世界を舞台にしたエンターテイメントを実現しようとしているわけなのね。だからこれは「ジャニーさんの前で夢を叶える 紫耀」だと思いたいんだよね。思想なので。

友人考察文

I don't give a bad shh悪いようにはならないよ 黙ってね〜I don't give a shit.うるせ〜!!知らね〜!!FINAL FANTASY も混ざってます?)
「正しいものを気取り カラフルで真っ白」
こちらも2つの解釈ができるのかな~って思ってたりします。

1つめ:
カラフルで真っ白っていう相反する言葉から、何色にも染まれるし、染まらないっていうまさにonly oneの精神で、俺たちが「正しいものだけど?」面してるNumber_iのみなさん。

2つめ:

アンチたちの「なにこのMVださーwwww」みたいな声(指摘)って、「正しいもの気取り」の顔した色々(カラフル)な声とも捉えられて、知見の狭さ故の所見や脳死で乗っかるやつに対して何もない真っ白な思考だなという皮肉

友人考察文

逆再生の演出の途中にアイスを食べてるシーンがありますが、ジャニーさんにアイスを買ってもらってる彼らなのかな~なんて思ったりしました。

アイスを買い与えられる子供たち きっとジャニーさんも見てるよ
そして遺跡化した事務所
「この暗くなった倉庫を覗く様子が、もうNumber_iとして別の道を歩み始めた3人、光(ヒロム)がなくなった事務所を覗く様子みたいに見えちゃうんだよね。」友人考察文より

ここはヒロムがいたあの頃の事務所で、今は亡きもので、だからこそ神々しく作られているのかなと。平野にとって、きっとジャニーさんは神様で、Wゆうたの行く末をまるで預言していたジャニーさんは、Wゆうたにとっても神様だと思うの。

友人考察文より

「右左ギリギリの Kiss throw キリないぜ燃え尽きちまう」
は、この舞台に歓迎されているのか、それともアイドルとしての自分を表しているのかどちらなんでしょう。

このLifeも、彼らがいる舞台のせいで、色んな捉え方ができて、面白いな〜と思ってるのですが、
ギリシャ神話の石像があることから、このLifeを「神々と英雄」と捉えると、彼らもまた「大集合」しているので、伝承される神話のように自分たちも名を残すんだという意志とも受け取れますし、
酷な解釈に思えますが、Lifeを同じく夢に向かって挑戦していた英雄という名の屍(King Kan・Sexy Boys→Mr.KING VS Mr. Prince→King & Prince→Number_iへ進んでいく過程で彼らに託された夢の数)と捉えると、その想いを背負って「未知の領域へ」踏み出すぞという覚悟とも受け取れると思います。

フランダースの犬のラストを少し思い出すような光景だなあと思ったりして、だからこそ最後の姿というか、幻感が強いように思えるのかも。そして、光(ヒロム)のある事務所という幻であり夢のような景色に、「ぶっ飛んでったLifeが今大集合」してるってわけね。もうここ(旧事務所)にはいないこの3人が、今Number_iとしてここに来ているよっていう表現なのかなと。悪く言えば、墓場荒らしだなあと思うけれど、この3人が新しい世界に行くためには、必要な儀式だったのかなと思ってしまうね。

友人考察文より
宗教画

ここで平野くんが「未知の領域までFly」と言ってフライングするんだけど、初見の時ここで「ヒィッ…」って声が出た。それくらいに好きだから。ここに平野くんの中にあるジャニーさんへの信仰、執着、愛を強く感じて、この人はどこに行って、どんなエンタメをするにしても、その根にあるのはジャニーさんに教えてもらったことなんだろうな、と確信してしまった。
ジャニーさんだって想像がつかないような領域に行くよ、という気持ちもあり、空に向かうようにフライングするのがジャニーさんへの宣誓のようで、美しさを感じてしまいました。これで締めてくるのが、平野紫耀の中にある強い思想を感じてしまうのですが、私の中にあるジャニー教強さも影響している自覚はあります。でもあまりにも良い宗教画なんだもん。仕方ない。

友人考察文より


最近、ノーラン作品のインターステラーを観たせいか、カメラの映像を伝ってジャニーさんがこれを観てるんじゃないかって思えて仕方ありません。
インターステラーのテーマも愛ですよね。次元を超えて彼らの現在そして未来がジャニーさんに届くことを願うばかりです。

そして、さいごにひとつ。GOATを見て、平野が、TOBE社長滝沢秀明について、という質問を受けた際に「なんか(自分が)上から目線みたいに言うのもすごくおかしいんですけど、すごく器が大きくておとこ気のある方。良い意味ですごくわがままになれちゃうというか、僕たちが本当にやりたいことを言って、具現化させてくれる方なので。より研ぎ澄まされたものをやれているような感じがします。」と語っていた意味がよくわかるなと思ってしまった。
エンターテイメントが何たるか、それを創設者がいなくなった今、己の解釈で研いでいける人材がたくさんいるTOBEに夢を抱いてしまわざるを得ないんですよね。滝沢秀明も平野紫耀も、ジャニーさんが間違いなく傑作だと思って育てたアイドルに違いないと確信していて、彼らに限らず、たくさん揉まれた人たちが集まっているこのTOBEに、私の思想をのっけてしまいたくなるのを許してほしい!

友人考察文より

ichibanを初めて見た時にBounce to nightを思い出したのですが、明日、自分がどうなっているのかすら分からないほどメンバーも流動的で、機を熟したデビュー待ちのジュニアが沢山いたあの時に、まさにトップを走り、最強で最高の才能で最速で最新の最前線と歌っていた彼らが、時を経て、1番No.1一心不乱トップ独走と歌っているのを聴いて、やっぱり彼らはピラミッドのてっぺんが似合うな〜〜と改めて実感したんですよね。
そこからの新天地一発目がGOAT(Greatest of All Time, 史上最高)って、め~~ちゃくちゃ最高に痺れました。

一見、自信家のように見えるかもしれません。常に謙虚な彼らが自らをGOATなんだと言うのは、ある種、自らに課した呪いのようであり、GOATな存在で居なければならない/居たいという意思表明でありますので。
何回だって、 卍 俺たち最強 卍 曲を歌って欲しい。
紛れもない史上最高のアイドルなので。

# My Masterpiece

映像を通して異質なこのモノクロのシーン、平野くんと岸くんしか画面にいないのはどういう意図を含んでいるんだろうと気になったので、自分なりに解釈してみます。

目を瞑り、出番を待つかの様に精神統一する平野さん
平野さんの位置に立つ岸くん
待ってましたと言わんばかりに平野くんソロのカットが続きます

岸くんの視線だけ、こちらに向いているんです。
King & Princeで、ダンス・歌ともに、グループの礎を担っていた岸くんが、Number_iでもその役割を果たし、グループを牽引していますよね。
その岸くんが、平野くんのことをまるで「最高傑作」と紹介しているような演出に身慄いしてしまったのですが、なんか、彼らたちもそういう認識なんだって。
センター制のグループを愛してしまうタイプの人間ですが、センターの脇を固めるメンバーに対して、簡単なことではないと毎度感動を覚えている気がします。
死ぬ物狂いで努力してきたアイドルたちは、当然プライドがあります。
そのプライドを捨てて、0番を譲るのって簡単じゃありません、本当に。
完全にプライドを捨てたら次は自分が輝かなくなりますから、バランスがすごく難しいんだろうなとか勝手に想像してます。アイドルでもないのに。
だから、夢に向かって自分の為すべきことを最大限にするアイドルのことをとても尊敬してます。
いたずらに謙遜して、ポジションを譲るのではなく、メンバーをリスペクトしてそのポジションに立たせる彼らたち、愛するしかないじゃないですか。
最近、平等こそ正義だという声も多く聞こえてきますが、本当に平等になったら個性なんて要らなくなってしまうので、、

# すべてがエンターテイメント

GOATのMVは始まりが映画のライティングシステムのパロディになっていますが、観衆の心を動かす為に「事実は小説よりも奇なり」を大事にしていたジャニーさんの言葉を思い出します。

自分たちが何を考え何を経験してきたか、舞台の上でだったら本音を吐ける。
私たちからはすべてショーですが、真実なので演者側は熱が入るに決まってます。
そんな姿を美しいと思ってしまうんですよね非情なことに。魂を削るとキラキラになるみたいです、人間って。
フィクションのようで、フィクションではない、すべてエンターテイメントに変えてみせる、MVを通してそんなshow must go onの精神を強く感じました。

# 改めて感じたKPOPの凄さ

# メディアを利用した発信力の高さ

ジャニーズ事務所とともにアナログのまま育ってきましたので、youtubeにおいての再生回数の伸ばし方、デジタル音源の買い方等はすべて先輩であるKPOPファンの方々から共有いただいたナレッジをもとに行いましたし、考えれば考えるほど国外に広めるための仕組みがよく出来てるなと感心します。

韓国の音楽番組はランキング形式になっていて、視聴者の投票等で順位が決まりますが、順位を決める評価基準にMV再生回数やストリーミング再生回数が含まれていたかと思います。
どんな媒体でも、ランキングにさえ入れば私のようなランキングに載ってるコンテンツだけ抑えて流行りを追ってる気になってる馬鹿も釣れるんです。
つまり、ファン側の熱意=アーティストの成績=プロモーションになっているんですよね。凄い。
しかも、MV(音源)の再生回数を稼ぐという地道な作業に対しての報酬(音楽番組での順位/自担が喜んでる姿)がついてくるので、目的がないとMV回すのがしんどくなってしまう人も巻き込みやすく、凄く良い仕組みだなと感じています。

# 日本のアイドルは劣っているのか

主語をバカでかく書いてしまいましたけど、ただ、日本のアイドルが劣ってるという見方をされるとこっちもドルオタとして一言いいたくなっちまうわけです。
そもそも根本的に文化が醸成された環境がまるっきり違うから、異なっていて当然ですし、良いところもイマイチなところも各々あるに決まってます。
日本のエンタメが劣っているとも思いません。BTSの転換期と言われている花様年華シリーズ(楽曲・MVを一連のストーリー化したもの)も、カゲロウプロジェクトが似たようなことをやっていましたし(?)、KPOPの海外ファンが日本のアニオタを兼ねている人が多いのは有名な話ですし(?)。
いま波に乗ってるWEBTOON(縦漫画)も、日本で先に流行りましたよね。
ちなみに私は、ジャニーズの衣装、舞台演出(照明、装置等)は世界一だと思ってます、ます!

KPOPのエンタメをすべて取り入れるというよりかは、海外へ発信する仕組み方法などなどについて真似できるところは日本ナイズドして真似していったらいいのではという気持ちです。
また、KPOPが世界で評価されたお陰で、アジア全体の地位も見直され、日本のアイドルも進出し易いような道筋を作ってくださったのはまじでめちゃ凄いし感謝なので、それは一点の曇りなく尊重されて然るべきだなと個人的に思ってます。

# さいごに

ネットの海にコンテンツを放り込むことは徐々に進めていくほうがいいなと思う一方で、今の時代こんだけ利益率のいい円盤、グッズも合わせて売れるのは日本だけなのも事実であり、、(TOBE側もデジタル化については結構慎重に進めたいのが本音かなと思ってます、いくら買うと言っても私たちは口約束ですが向こうは命掛かってるので)
正直、どれだけ海外で知名度を得たとしても現状をみると日本が1番の資金源になることは変わらないのかもと思います。
Number_iには海外に挑戦するために日本でくそほど荒稼ぎして資金を集めて、チャレンジして、ダメだったらまた日本で稼いで、もう一回チャレンジ、ということを成功するまでやってほしいなと思いますし、私はそういう応援の仕方になるのかもしれないなと思ってます。
平野くんがグラミー賞のスピーチで、「ジャニーさんやったよー!!」と叫ぶのを聞いて成仏したい。

正直、特に平野くんはこの夢が叶ったら表舞台から退いてしまうかもしれないと思っているところがあります。
頂点に立った時に見える景色は彼にどう映るんだろう。それでまた変わってくるだろうなと思いますが、とりあえず勘づいてる人が多いように、ダンスが高難易度化している現代のボーイズグループで成し遂げようとしたら、明確にタイムリミットがあるので一瞬でも見逃さないように応援したいです。

最後に有名なこの動画を貼って終わりにしようと思います。
どのようにしてムーブメントが巻き起こるか、の解説動画です。
最初に笑われ者になってる人(TOBE)についていくのが今彼らを応援している私たちだと思っている節があります。私がいうのもなんか気持ち悪くて偉そうですが、是非一緒に応援できるといいなぁ〜なんて思っています。
TOBEは絶対に輝かしいエンターテイメントを見せてくれるという自信があるからです。
見ましょう!!その景色!!


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