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幽霊は存在するのか?


昨晩の事。夜中にふと違和感を感じてぼんやりした覚醒状態で目を開くとお腹の上に『何か』がいる。

私が起きたことに気付くとそいつは嬉しそうに両手足をでたらめにバタつかせながら顔を近づけ獣臭い息づかいでこう言った。

ワンっ🐶(おトイレ連れてけ)

...幽霊は存在するのか?
私の見解としては『いる』とも『いない』とも断言はできないが不可思議な事象を想起させる何かはあるのではないかというものである。

※以下私が人生で体験した恐怖体験を書いています。ホラーが苦手な方は読まない方が良いかもしれません。

初めて変なものを見たなと思ったのは大学生のとき。
新歓の帰りに友人と別れ細い路地に入った時、背後から近付いてくる何かの気配を感じ、振り返ると身長2m(?)ぐらいの老婆が項垂れて両手をだらんと垂らしながら歩いている。
距離があったので実際に2mもあったかは分からない。
走って逃げたが特に追いかけられたわけでもなくその後何かあったわけでもない。
かなり酔っ払っていたので幻覚だったかもしれないし、幽霊だったのかもしれないし、徘徊老人だったのかもしない。

次の不思議体験は前の前に借りていた物件でのこと。
そのマンションは築年数としては20年以上だったが内装を綺麗にリノベーションしたデザイナーズ物件だった。
かなり広めの1LDKで駅近。備え付けの棚や照明もおしゃれ。1フロア全て空室だったので騒音に悩まされることもないだろうと即決した。
引っ越し後暫くの間は仕事がとても忙しく荷解きもろくにできていなかった。
1か月ほどして1日休みが取れたため洋服を収納しようとクローゼットに手をかけたとき、中で数名の人間が折り重なっているイメージが頭の中をよぎった。内1人は確実に女性。あとはよく分からない。頭の中でよぎっただけで実際にクローゼットを開くと何もなかった。
クローゼットに人間(?)がいるイメージを抱いたのはその一度きり。

同じ物件で夜勤明けにお風呂に入っていたときのこと。
疲れ果てシャワーを捻るのすら億劫でシャンプーをそのまま湯船で流そうと潜水したときにぶよぶよした何かと目が合った。
2つの眼球だけがはっきりしていて他の部分はぼやっとした肌色の横長の何か。
びっくりして顔を上げると何もいなかった。
その頃かなりクレイジーな働き方をしていたので疲労による幻覚だったのかもしれない。

(続く)


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