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スプラ勢がヒロアカのバトロワをやってみた感想【ヒロアカURレビュー】

バトロワ系のゲームは初プレイです。
とりあえず丸2日間やってみた感想を書きました。

スプラとの共通点はせいぜいTPSであること位なので、全くの別ジャンルのゲームに手を出してみました。
ただしAPEXやジョジョLSなどの動画をよく見ていたので、セオリー的な知識はあります。

ちなみにヒロアカは全くの無知ではありませんが、原作は未読です。
ある意味ゲームから本格的にこの作品に触れたことになります。


簡潔な総評

  • 良くも悪くも没個性

  • 全体的に要素がゴチャゴチャしている

  • 視認性が悪い

星5つで評価するなら星3と言ったところです。
やや辛辣な感想が長めに続くかもしれませんので、最初に良かった部分を語ります。

キャラが文字通り個性揃いであり、なおかつ一人がやたらぶっ壊れて大暴れしている事も無いので、練習して自由に色んなヒーロー(ヴィランも)を楽しめます。
バトロワ系のゲームとして安定感があるので、割と楽しんでプレイできました

またチームとしての連帯感や、味方に対する貢献度などの実感が湧きやすく助け合いをしている時は特に実感します
観戦などで押せる「いいね」機能もあって良かったと思います。
この点はスプラをやっている時にはあんまり無い点でした。


没個性だなと感じたところ

キャラクターが個性豊かな一方で、システムその物は既存の物に漫画の世界観を足しただけに思えました。

他のゲームでよくありがちな要素が盛り沢山なのですが、それを組み合わせただけでゲームとしてイマイチ昇華しきれてないのか、目新しさやこのゲームの独自性にはあんまりピンときませんでした。

原作やアニメなどを見た方には楽しめる要素が多いのでしょうか?


全体的に要素がゴチャゴチャしていると感じたところ

ふわっとした言い方で申し訳ないのですが、かなり色んな要素でそう思う事があったので、こういった言い回しになりました。
箇条書きでまとめるなら

  • メニュー画面の選択肢の多さ

  • バトル中の要素の多さ

  • 乱戦になった時

この辺りになります。


メニュー画面の選択肢の多さ

既存のシステムを取り入れた影響か、ゲームに必要な気がしない余分に感じる要素が多いと思いました。

例を挙げるとガチャやミッションといった要素から、コミュニティーやレベル性のオマケ要素まであります。
他のゲームで見慣れた要素ばかりですが、最初にゲーム画面を開いた時には説明を逐一聞くのが正直面倒で必要性を覚えない物が多かったです。

またライセンスというレベルを上げて行く事でアイテムなどが貰える要素があるのですが、これが2種類わざわざ別れており(片方がポイントなどが中心、片方はキャラ解放が中心)この辺りも無駄に感じます。

ただしこれらの要素はゲームを遊んで行く内に自然と覚えるので、重要度は低い方です。


バトル中の要素の多さ

この辺りは主に2つあり、一つ目は操作ボタンの多さです。
自分はswitchのプロコンでプレイをしているのですが、バトル中はコントローラーのボタンほぼ全て使って操作するのでまぁまぁ面倒です。
個人的にはダッシュする時に、Lスティックを逐一押し込まないといけないのが面倒です。

ただしこれらは、メニュー画面同様に慣れて行けば自然と覚えられますが、一方で「この操作いる?」となる様な要素もあります。

二つ目は操作キャラに関する体力ゲージです。
このゲームには二つ体力ゲージがあり、片方が基礎になるHP、もう一つは他のゲームでいうアーマーのゲージがあります。
ですが正直このゲームで体力を分割する必要性を覚えず、むしろアイテムを無駄に二種類集めないといけないため回りくどく面倒です。

またダウンした時も専用のゲージがあるのですが、このゲージを削り切って止めを刺そうと敵がやってきます。
その時の様子が死体蹴りを彷彿させ、若干絵面が酷いです。

メニュー画面でもそうですが、もう少し様々な要素を削ってシンプルにして欲しかったです。


乱戦になった時

とにかく派手に複数人で暴れ回るので状況の把握が難しく、よく分からないまま負けます
また相手を倒した時も、「なんか倒した」といった判然としない倒し方になりやすいので、勝っても負けてもモヤモヤします

この辺りは個人的にゲームとして明白なマイナス点だと思ってます。
失敗した理由が明白化しないゲームは反省しようにも、改善点がハッキリせず次に繋がりにくいからです。


視認性の悪さ

先ほど挙げた、『乱戦になった時』を始めとして

  • 派手な技によるエフェクト

  • 障害物の多さ

  • 誰がどこのチームなのかの分かり辛さ

  • 索敵手段の無さ

などからとにかく敵が視認し辛いです。

またゲームスピードに対してカメラワークが遅く、接近して殴った相手を見失うという事も多々あります。
また敵の音などは派手な技を使っている時以外は聞き取り辛く、音による位置把握も難しいです。


終わりに

最後に上記ほど重要視はしてないのですが、キャラのセリフが伝えたいニュアンスを正確に表現してくれない時があります。
一例として「ここに敵がいる」と知らせたい時に「ここは危険だ」と伝えるなどです。
また細かい点として、味方が全滅している時に「敵が来ているぞ!」といない味方に知らせるのもやや違和感があります。

さて、散々言いましたが普通にプレイできるゲーム内容ですし、何より無料ですので、気軽に遊んで良いと思います


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