Endless SHOCK観ました①

今まで生きてて良かった

はい。昨年末にRIDE ON TIME光一さん回でSHOCKの世界に触れたのをキッカケに、あれよあれよと円盤を全部買い揃え、毎日サントラを聴き、あっという間にEndless SHOCKにめろめろズブズブになった人類が2023年5/16に本編始めて観劇いたしましたので、そのあれそれを残すことにしました。
記憶があやふやなところもあるので、間違い等はどうかご容赦ください。
ネタバレもしますよ。

まず、帝国劇場入った瞬間に感激して涙が出ました。比喩ではなく本当に。
この場所で光一くんが20年以上もの間命を燃やしてるのだと思うと泣かずにはいられない、、、感涙不可避。ずびんずびん泣いてました(早)。

早めに入場して時間があったので2階席、光一さんがご降臨されると思しきところ見てきました。
感想としては、高い!近い!高い!近い!高い!近い!!!近い!!!近いよ!!!!!って感じ。
あんな近くでお姿を目に見したら光一さんの光臨で私は蒸発する。目の前でご覧になられた方はご無事でしょうか??
あと「5分でわかるEndless SHOCK」をやられていた場所は1人でにこにこしてました。っていうかあの数段でも転げ落ちるの怖いね。場所の写真撮ったのですがすごくブレてました(どうでもいい情報)。

舞台の上も見てきました。本編を示す照明の赤が綺麗だったな。

さて、私のお席は1階真ん中のドセンターだったので、全体がよく見える良席で幸運でした。前世の私、徳を積んでくれてありがとうね。サンキューサンキューです。
っていうか、フツーに近いが???
あんなに近くで謁見できるとは思ってなかったので、正直めちゃめちゃ動揺してました。
もうすでにおかしいのに正気でいられる気がしない。

案の定、始まって早々KOICHI DOMOTOのクレジットに泣きました。
来世はKの文字を照らすLEDライトになりたい。

光一さんがご登場された時は、あまりにも神々しくて神々しくて神々しくて、しばらく呆然としてました。
圧倒的美。
お美しいことは知っていたつもりだったけど、ツヤツヤキラキラのミルクティーブロンドも、きらびやかな笑顔も、指先まで美しい所作も想像していた以上でした。
舞台上の堂本光一さんは本当にヤバイです。
月並だけど、“圧倒的スター”という言葉が当てはまる。
あれがそのまま「コウイチ」なのだとすると、あの強い光は人を惹き付けもするし、また同時に挫折をも与えてしまうと思う。
そういう光の強さ。
コウイチ登場開始1分で彼が圧倒的スターであることが自明となるそんなシーンからスタート。

So Feel It Coming。
テンション爆上がりソング。
最初のフライングで、度肝を抜かれました。
こちらも想像していた以上に近い。そして美しい。
美しいという言葉は堂本光一さんのためにあるのでは????と思うぐらいただひたすらにひたすらに美しい。
地球上の美が帝劇に集結してたね。
フライング、背中をワイヤーで釣られてると思うので、おそらく、普通の人は後方へ引っ張られる力に負けて身体のコントロールなんて一切できないと思うのだけど、均整の取れた態勢で超絶優雅に舞ってるから本当にビックリする。
コシオカくんかマツザキくんにキャッチされる時も、飛んでた人とは思えない華麗さでスルンと舞台に舞い降りるし、さっきまで飛んでた人とは思えない優雅さでスルンと次のダンスに入るんですよ。ヤバ。
この時の黒のお衣装大好き。
「さぁショーを続けよう」っていう台詞が爽やかで本当にかっこいい。惚れる。

I SAY YES !!!!
皆大好きNEW HORIZON。
指差しいただきました!!!OH YEAH
ダンスの1つ1つが、あ!進研ゼミでやったとこだ!!(訳:円盤で観たとおりだ)って感じで感動するとともに、円盤で観たすごさの10000倍すごいからすごい。OH YEAH
白衣装のひらひらがほんとに綺麗に舞うんだよね。誰かが演算してる??ってくらい。
赤い車のシーン、颯爽と乗り付けるとこめちゃめちゃかっこよかった。
あの車どうやって宙につられて動いてるんだろ???って不思議。

ONE DAYは最初に聴いた時から大好きだったから、生で聴けてすごく嬉しい。
最初低い位置にコウイチがいて、屋上あんなに低かったっけ?って思ったら、みょーんって舞台がせり上がってビックリした。そういう細かいけど小さくないところに、たくさん驚きが散りばめられている。
リカちゃんとのお歌もピッタリでとっても良かったなぁ。
オーナーと話が終わってコウイチが去っていく時、多分だけどちゃんと階段を降りてるように見せてるように思えたから、ほんとそういう丁寧さがすごく良い。
言わずもがなどこにもちょっとした手抜き1つない舞台なんですよねEndless SHOCKって。

ニューヨークの街
赤い上着と白いシャツと黒いタイトパンツスタイル!これぞコウイチ!!!!ってめちゃめちゃ嬉しくなった。
レザージャケットのイメージがあったけど、今回はスポーティなスカジャンみたいな感じだったね。かわいい。
髪色明るいけどヤンチャっぽくならないのは特級にお顔が美しいからだね。
っていうか腰と脚細っっっ!!!!!!!
2回言いますが、腰と脚、、すごく細かったです。

ヒロミツのソロのショーはめちゃめちゃかっこよかった。
それまであまり台詞がなく、コウイチの隣で控えめに踊ってたヒロミツが、一体どういうパフォーマーなのかずっと見えてこなかったのだけど、ここで彼がどういうショーをする人なのか分かるんだよね。
ヒロミツはひたすらロック。みんなをグイグイ引っ張っていくタイプ。いい意味でも悪い意味でも“It's 俺”って感じ。
確かにヒロミツがセンターのショーは誰よりもヒロミツがかっこよくて、圧倒的に目をひく存在であることが分かる。
んで、ヒロミツを見てて個人的に思ったのは、ヒロミツのダンスってコウイチに似てるのではないかということ。でも光一さんのと似てるのかというとそうではなくて、表現が難しいのだけど過去のコウイチに似てるっていうか。
恐縮ながら北山くんのダンスを拝見したことがなかったから勘違いかもだけど、ヒロミツはコウイチをかなり研究してたんじゃないかな。それを感じさせるヒロミツのダンスとショーだった。
オレ ヒロミツ スキ。
なお北山宏光くんについて言及すると、歌もダンスも本当に上手いし、なにより声質がすごくすごくすごく良い。
あの声質は舞台向きだと思う。
あと北山くんは特に和系の舞踊すごく色っぽくて素敵だった。

これはどこにあったシーンなのか失念してしまってるのだけど、ネクタイしゅるしゅる外すシーンすごく良かったね。
ニューヨークの街の後かな?

SOLITARY
かっこいいのは知ってた。知ってた。知ってました。いや、知ってたつもりだったけど、これまた想像の10000倍かっこよかった。
逆光から照明でパッ!とコウイチのシルエットが顕になって、ジャケットの裾をバサッとやるとこ、めちゃめちゃかっこよくなかったです????
おかげで数秒息するの忘れた(本当に)
人はすごいものを見ると、呼吸を忘れます。
ところでコウイチだけ赤い手袋してないんだね??ということに今日気づきました。
手袋は、皆とは違う・お揃いを身に着けられないスター故の孤独の象徴なのかもしれない。
脱いだお帽子はこれまた思ってたよりだいぶ遠くに飛ぶのがわかって興味深かった。びゅんって飛ぶよね、お帽子。
照明がすごかった。多分間奏だったと思うけど、なんか照明スクリーンに靄みたいなのがふよふよしてるやつ!(説明下手)なんだったんだろ、あれ???すごい。初めてみた。
あと、銃声が思いほか大きくて、びくっっっぅ!ってなった。

バックステージ
「その分Japanesque はハッピーエンドなんだ」の台詞が切ないよね、、本当はどんなハッピーエンドだったんだろう??
ここらへん、穏やかにカンパニーの一員と話してるけど、コウイチがイライラしてるの伝わってきたことがすごく良かった。円盤だと気づけないことってたくさんあるね。
お怒り散らしてるヒロミツをマツザキくんが「あいつをどうにかしてくれ」ってコウイチに頼むんだけど、コウイチはほぼ無視するんだよね。
そんなことになんて構ってられないっていう手つきでハンガーにジャケットかけてたり、椅子の座り方してたり。コウイチはすでにかなり怒ってるし、雰囲気もすごくピリピリしてるんだなと思った。
たぶん、こういうトラブルは初めてじゃないんだろうね。
コウイチは舞台をよりよくするために指示を出す、対応しきれていないスタッフもいるし、もしかしたらヒロミツも。
Show must go on
なぜならコウイチはこう思ってる。
何があってもショーは続けなければならない。
走り続けなければならない。
その姿勢を見せていればカンパニーのレベルを引き上げることができるし、打算なんてなくても客も自ずとついてくる。
まぁでもそれは「持っている者」の無意識の驕りでもあるんだけど、たとえ雨の中でも踊り続けるコウイチにとって、それは至極当たり前の考え方すぎて、疑う余地はなかったのかもしれないね。
一方ヒロミツにとってのオンとは、自分がより輝けるかもしれない場所で、コウイチより脚光を浴びることができるかもしれない場所で、でも実際は自分の魅せ場はコウイチに取って代わられるし、リカにはコウイチにフォローされていると言われるし、なかなか思い描いていたステージにならない。
コウイチも、理想と現状が一致しなくてその苛立ちが募ってる。
その不満が一気に爆発してしまった場面なわけなんだけど、そこでコウイチは「お前はもう舞台に立つな」と言ってしまうんだよね、、、
「このショーに拘るなら、お前らだけでやればいい。俺抜きでな」とも。もうね、これは完全に言い過ぎなんだけど、コウイチもコウイチでイライラしてるし、引っ込みつかない。
当たり前だけど、この正論暴力パンチはヒロミツには全く届かないまま、Japanesque Showは開幕してしまう、、、、ここずっと緊迫感がすごくて、2人の苛立ちがビリビリ伝わってきて辛いシーンだったな、、、

Japanesque Show
コウイチvsヒロミツという構造を、殺陣で表現しているシーンでもあると思うんだけど、こういう演出が本当お上手だと思うのだよね。
ただ、和テイストの世界として殺陣を持ってくるんじゃなくて、ちゃんと物語的にも意味がある。
ここは割り切って光一くんだけを追っていたのだけど、ずっと声を張ってるし絶え間なく刀を振ってる。ものすごい運動量だなぁ。
「生きて帰るぞ!!」のとこ迫力すごかった。歌って踊り尽くした一幕の終わり、ハードな殺陣の最中に出せる声じゃない、、すごい。
その後、左奥で水分補給しているお姿見えて妙にドキドキした。ど、ど、堂本光一さんがお水?を飲んでいらっしゃる、、、(そりゃあ飲むよ)
大勢の敵に何度刺されても何度切られても、その度に立ち上がるコウイチは、コウイチの姿そのものなんだろうね。味方は誰もいなくなって、ずっと一人で戦ってる。「いい加減くたばれ」みたいな罵声も浴びる。
両手に持った刀を支えに立ち上がるとことか、ばたっと倒れた後、すぐ起き上がるとこ、見ていてほんと胸が痛かった。
立ち止まることなんて選択肢にない人の戦いなんだよね。
そんな姿は恐怖すら感じる。
コウイチが真剣を手にした瞬間は全身がゾワァっとした。
基本的にどんな時も冷静でいようとするコウイチが、初めて動揺を見せたシーンでもあって、ハラくん(だよね?)を呼ぶ声の震えに、コウイチの色んな迷いと葛藤が現れててつらくなる。
どうして?どうする?どうしたらいい?どうするべきなのか?
色んな考えが思い浮かんだはずで、その中で選択したのは「真剣をヒロミツに渡し、ショーを続ける」なんだけど、これはどう考えても悪手なんだよね、、、
「その前に気づけ」とSOLITARYでコウイチ自身が言っていたけど、ハラは真剣と模造刀の重さの違いに気づけていないし、何よりこういう状況がいつ起きてもおかしくなかったことにコウイチが気づけていない。SMGOにおそらく一番大事な「その前に気づく」ができていないんんだよね。
にも関わらず、状況が悪いままショーの継続を選択してしまって、この時、皆がSMGOの目的と意図を間違えてしまっている。
肝心のコウイチを筆頭に。うぅ、辛。
でも後にコウイチが歌の中で言ってたように「誰も悪くない」んだよね、、状況が悪いルートを生んでしまったというか。辛。
ところで生で初めて見る階段落ち、光一さんの細微な身体コントロールが本当に素晴らしかった。
最後の7段目ぐらいで失速させてるように見えたけど、かなりのスピードで落ちている最中にどのタイミングでどうコントロールするか、ほとんど身体で覚えてるんだろうけど、、、普通に考えてかなり難しいと思う。けっこう傾斜あるよね、、、(参照:「アクスタの正しい使い方)
一旦、舞台のかなり前まで来てたから、血を流すコウイチの姿が痛々しくて本当に辛かった。
この時、コウイチは何を思っていたのだろう。
階段の上で力尽きるコウイチを見届けて、第一幕が終了。
休憩のアナウンスが流れてても、舞台から発せられる見たことのない感じたことない何かに呆然としてしまって全く動けなかった。お手洗いは行きそびれた。
これで一幕、、、第二幕の私はどうなってしまうんだろうとかなり不安になる。

(続きます)

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