地域クラブの選び方

オリエンティアのみなさん、こんばんは。
裏アドベントカレンダー25日目(最終日)です。
大変申し訳ありません。サボりにサボった結果、25日にあげることができませんでした。
M-1を見るのを優先させた結果、この聖夜に一人、部屋でこの記事を書いています(M-1を見た後悔は全くありません、ほんとに面白かったですね!)

今年の私の1年を振り返ると、上半期は地域クラブ選びにめちゃくちゃ悩みました。
散々悩んだ結果、最終的にはES関東に決めたわけですが、同じように地域クラブには入りたいけど、どうやって決めたらいいか分からないという学生、社会人の方がたくさんいると思います。
この記事はそういった方々のための記事です。この記事を読めば、自分が地域クラブを選ぶ上で大事にしたいポイントっていうのがぼんやりとでもわかるんじゃないかなと思います。

自己紹介

本名:浴本悠貴
あだ名:浴ちゃん

前置きが長くなりましたが、軽く自己紹介しときます。

・神戸2019年度入学
・昨年の日学幹事長
・史上初のWオフィシャルオリエンティア(阪神奈&OC)
・今年から関東で社会人生活をスタート(埼玉住みの東京出社です。通勤時間長いです涙)

1,過去のアドベントカレンダーを覗く

地域クラブの選び方について書くにあたって、まずは過去のアドベントカレンダーで地域クラブについてどんなことが書かれているのか調べてみました。
過去のアドベントカレンダーを見ても地域クラブについて書かれた記事は数多くあるので、ここでは地域クラブをおすすめしている2つの記事を紹介させていただきます。

興味深かったのが2つ目の藤本さん(アニキ)が書かれている記事。
なんと、記事の中でいろんな人に「地域クラブを選ぶ上での決め手」を聞いております。(これを読んだ時、俺とやってることまるかぶりじゃんと思ってかなり焦りました。論文なんぞ1本も書いたことのないバリバリの文系大学生でしたが、先行研究を調べることの大切さをしみじみと実感しました。)

前述したアンケートの中で既に地域クラブに入っている人・入ることを検討している人に対して「地域クラブを選ぶ上での決め手」を聞いてみました。

選択肢は「クラブの雰囲気」「知り合いが多い」「活動拠点の場所」「リレー大会で強い」「参加費補助等の金銭面」「運営している大会が魅力的」「その他」で、複数選択可および一つ(最大の決め手)選択の2つの質問をしました。



結果は「クラブの雰囲気」「知り合いが多い」「活動拠点の場所」の3つは半数以上の人が選び、その他の選択肢を選んだ人は僅かでした。まあ当たり前だと言われればそうですね。

一方で最大の決め手に関しては、上記3つが拮抗していました。これはちょっと意外でした。3要素のどれもが重要だということです

地域クラブについて - オリエンティア Advent Calendar (hatenablog.com)

アニキの二番煎じをしても仕方がないので、以下の2点でアニキの記事との差別化を図ろうと思います。
①年齢、性別ごとに地域クラブを選ぶ決め手を分析してみる
②クラブの雰囲気をもう少し掘り下げる&各クラブの雰囲気を紹介する
(意外と名前は聞いたことあるけど、どんな雰囲気のクラブが知らないってこと多いんじゃないでしょうか)


2,アンケート結果大発表

というわけで、早速アンケート結果を発表していきたいと思います。
集計期間は12月中(25日にラインして聞いた人もいます。直前すぎてほんとごめんなさい。)、ラインやDMをしまくった結果、なんと60人ものオリエンティアから回答いただきました。ほんとにありがとうございます。

回答者のデータをいうと、60名のうち、30代以上が7人、社会人(20代後半)が11人、社会人(20代前半)が15人、学生が27人です。うち、女性が17人、男性が43人でした。(オリエン界の男女比、年齢比とほぼ同じ感じでしょう(適当)。)

回答をこちらでかみ砕いて20個に分類しました。(分析する以上どうしてもまとめないといけないのですが、長文でアツく語ってくれた方もたくさんいます。重ねて感謝を申し上げます。)
①仲の良い人orお世話になった先輩がいた
②人に熱烈に誘われた
③クラブの雰囲気
④居住地が近い・地元愛
⑤トリムのかわいさ・かっこよさ
⑥ノリと勢い
⑦CC7で優勝を狙えるか、自分が1軍で走れるか
⑧大会の足ができる
⑨定期的に運営をしているかどうか
⑩面白いイベントの運営ができる
⑪若手が多い
⑫ガチすぎない・強豪ではない
⑬金銭的補助がでかい
⑭逆張りオタク
⑮恩返し
⑯練習機会を求めて
⑰レジェンドにオリエンのアドバイスを聞ける
⑱活発に活動をしている
⑲レースをする自分を応援してくれる
⑳若手も活躍する土壌がある


比較的多かったのが
①仲の良い人orお世話になった先輩がいた※1
②人に熱烈に誘われた※1
③クラブの雰囲気※2
④居住地が近い・地元愛
の4つですかね。
※1:①と②の境が難しいところではあるのですが、「あまり誘われることなく、その人がいるから地域クラブに入ったケースを①、熱心に勧誘されたパターンを②としています。」
※2:クラブの雰囲気というものは非常に抽象的です。もらった回答の中で、「若手が多い」「ガチすぎない」など、クラブの雰囲気をさらに具体的に言語化していたものはそれ自体を1個のジャンルとして取り上げています。

◎年齢別に分析してみる

↑ 30代以上及び社会人(20代後半)
↑ 社会人(20代前半)
↑ 学生

気づいたこと

  • 俺、20代後半以上の女性に一人も質問してないやん・・・(eki、気軽に質問できる関係の年上女性がいないことが判明する。悲しい。)

  • オレンジが「人に熱烈に誘われた」、朱色が「仲の良い人orお世話になった先輩がいた」としているのだが、20代後半以上は、このどっちかを最大の決め手としている人が13/18と7割以上に昇ります。一方、20代前半の大学を卒業したばかりの社会人となると、その割合はぐっと減り、5/15と3割ちょいとなります。そして、学生では、16/27と6割近くになります。完全に予想ですが、大学を卒業したばかりの社会人は、新天地で働き始める人も多いため、居住地という要素に意識が向かいやすく、それゆえ、人間関係の割合が低いのではないでしょうか。


◎性別ごとに分析してみる


↑ 男性
↑ 女性

気づいたこと

  • 女性のうち、「仲の良い人orお世話になった先輩がいた」または「人に熱烈に誘われた」を選んだ人は10/17で約58%、一方男性の割合は24/43で約55%とほぼ差がない結果に。勝手な予想としては、オリエンテーリング界はどうしても女性が少ないので、学生時代に仲の良かった女子の先輩と同じクラブに行く人が多いのではないかと思っていたが、そうではないみたいです。

  • 男性で、トリムでクラブを選んでいる人はゼロだが、女性は4人が、トリムのかわいさ・かっこよさを地域クラブを選ぶ上での決め手の1つとしている。(女性オリエンティアに入ってほしい地域クラブの方々、トリムデザインは大事らしいですぞ。)


詳細な結果を知りたい人はこちらからご覧ください。名前は隠してますが、決め手から誰なのか予想するのも楽しそうですね。

おまけ

自分のTwitterアカウントで地域クラブを決める上での最大の決め手について投票してもらいました~。

仲の良い人がいるのはやっぱ大事なんだなぁ えきお

3,各クラブの雰囲気と向いている人紹介~

先ほどの2でアンケート結果を発表し、「もしかしたら、この要素、自分の地域クラブ選びで大事にしたいかも!」という新たな視点を得た人もいるかと思います。その中には「自分はクラブの雰囲気で決めたい!」という人ももちろんいるでしょうが、クラブの雰囲気というものは非常に曖昧であり、その上、クラブに入っていないのにクラブの雰囲気を捉えるというのは非常に難しいものであります(しゃべり方なんかケロロ軍曹みたい)。
そこで、各クラブの知り合いにそのクラブの①特色②どんな人にオススメか聞いてきました!!ぜひぜひクラブの雰囲気を捉える上で参考にしてみてください。
※活動エリアが北のクラブから語っていきます。
※クラブ員全員に聞いたわけではないので、大量の主観が入り込みます。該当クラブ員も「いや、そんなことはない」であったり、「こんな人にもおすすめだ!」という意見があったりすると思いますが、そういった意見はぜひ、Twitterで自分のツイートを引用リツイートして語ってください。

①spk

来年こそは行きたいなぁ


■活動エリア:北海道
■特色:
札幌OLC大会を開催していること
(少人数で大きな大会運営、参加者全員がフィニッシュ後、メロンを食べることができる!!)
■どんな人におすすめか:
・北海道でオリエンを続けたい人(北大のインカレ入賞メンバーもいるので競技的にも強い)

②よだかOC



よだかOCができるまでの話はこちら

■活動エリア:岩手
■特色:
・創設して間もないフレッシュなクラブで若い人が多い。
・オリエンに限らず、ロゲイニング、トレラン等々、活動の範囲が幅広く、新しいことや企画にチャレンジしやすい。
■どんな人におすすめか:
・東北近辺で活動しているティア、東北のテレインにたくさん入りたいティア。

③ときわ走林会


このデザインの由来よく知らないなぁ
次いつあるんだろうなぁ。

■活動エリア:茨城(茨城住みティア、ときわ以外の地域クラブいなさそう)
■特色:百八式(年末に行われる108個のポストを巡り、煩悩を振り払う企画)
■どんな人におすすめか:
・茨城が好きな人(茨城に縁があってもなくても)
・若い人(最近若手が増えてます)

④京葉オリエンテーリングクラブ

■活動エリア:千葉
■特色:
・好き勝手に好きなことをやっていること
・競技派も多く、毎年CC7の優勝争いに食い込む
・幅広い世代がいて、仲が良い
■どんな人におすすめか:好きなことを好き勝手にやりたい人

公式垢見てたらもとなりさんの京葉紹介動画あったので、のせときます。

⑤ES関東C

■活動エリア:関東全般
■特色:
・さほさんに惹かれて入った人が多い
・13年度入学が多い
・OLK出身者多め
・上の世代も多い
・伊豆大島大会を運営している
・兼部が禁止されている。。。
・CC7で優勝を目指す人もいれば、ゆるゆるとオリエンを楽しむ人もいる
■どんな人におすすめか:
・CC7で優勝したい人
・オリエンテーリングをゆるゆると楽しみたい人

伊豆大島は国内最難関テレインなので行くべきですよ!!!!

⑥サン・スーシ

■活動エリア:神奈川
■特色:
・オリエンファンの集まり
・個々の活動の幅が広く、あらゆる確度のノウハウが豊富(作図,SI,機材,運営etc. ...)

■どんな人におすすめか:
・オリエンティアのオタク感が好きな人(見るのも込)
・なにかやってみたい!って人 
・自分のペースで楽しみたい人

学生の大会運営の時、めっちゃサンスーシのSIACお世話になったなぁ

⑦練馬OLC

■活動エリア:練馬(東京)
■特色:
練馬は最近入会する選手が増えて賑やかです。様々なレベル帯の選手がいる中で、練習会や大会遠征で足腰や胃袋を鍛えています。その中でも上位陣は、他クラブに引けを取らない強さを誇ります。昨年度のCC7メンバーは6/7が全日本男子選手権クラスに出場資格を持っていました。その上位陣もそれぞれ特徴が違う選手でありながら、各々が確固たる自分のオリエンテーリング理論を持っている印象です。
それを生み出した練習会や合宿は最近多くなってきているらしく、練習や運営の機会を継続的なものにすべく試行を重ねている段階です。
強くて陽気なおじさんが多いです。
■どんな人におすすめか:
オリエンテーリングに熱中している人には最適な練習環境かなと思います。多くの選手が競技に対して誠意に向き合っていて、良い相談相手にも切磋琢磨する相手にもなってくれます。オリエンテーリングが上手くなりたいと思っている学生、オリエンテーリングの熱を冷ましたくないOBOGに是非。ご飯を冷ましたくない人もどうぞ。
ガハハと笑う人に向いているクラブだと思います(筆者の偏見)。

今年のCC7優勝、かっこよかった。

⑧横浜OL


■活動エリア:横浜
■特色:
幅広い年齢層がいて、和気あいあいと楽しんでる。月一のランニング会&飲み会は、トレーニングとしても平日の仕事疲れを発散するのにも人気がある。
(月一以上で仲間と集まって何かできるのは日常生活のモチベーションアップにもなります)
大規模なクラブではないが活動を活発化させつつある最中なので、新しい試みを応援する環境が整ってます
■どんな人におすすめか:
横浜周辺で定常的に活動したい人には特におすすめ(ランニング会は遠方から参加してくれる人も! 最近は埼玉からわざわざ外部参加してくれる人もいる!笑)

クラブ員以外も参加しやすいイベントっていいですよね。筆者は横浜OLランニング会のエントリー王を密かに目指してます。



⑨上尾OLC


■活動エリア:上尾(埼玉県の中東部)
■特色:
・クオリティの高いスプリントの大会を高頻度で開いている
■どんな人におすすめか:
・スプリントの大会運営に興味がある人

埼玉住みの筆者にとって電車で行ける大会を開催してくれるのはめちゃくちゃ嬉しい

⑩静岡OLC

■活動エリア:静岡
■特色:
学生ティア〜ベテランさん
オリエンテーリング競技派〜楽しむ勢
オリエンテーリングだけじゃなくて、ほかにも山で楽しんでる人が多い!
例)登山、トレラン、ウルトラマラソン(おおいしはるか以外にもだよ)などなど
オリエン界の著名人が多く在籍する
 ・いづち:2024全日本ミドルロングコースプランナー
 ・青葉さん:CANDO
 ・おーいしはるか:よく寝てよく食べよく走る人
■どんな人におすすめか:
・いろいろな方向から山を楽しみたい!って人
・オリエンテーリングをずっと続けたい!(ゆるゆるでも)って人にとてもおすすめ
(オリエンテーリング以外にも精通してる人が多いから登山とかトレランの話できたり、アドバイス貰えたりするよ)
・飲み会好きな人

このトリム目立つよね~

⑪トータス

■活動エリア:山梨
■特色:
日本で最初の5日間大会を運営したクラブ。 オリエンテーリングと八ヶ岳と飲み会が好き。 アドベントカレンダー書きがち。 海外大会に行きがち。 OMMに参加しがち。 CC7 で入賞しがち。 小牧が好き。
■どんな人におすすめか:
・八ヶ岳が好きな人
・オリエンテーリングをツマミに飲み会をしたい人
・面白い大会を作り上げたい人
・火曜日に小牧と一緒に走りたい人
・ジュニアのための合宿を運営したい人
・PAAGO WORKS とイベントしたい人
・変わったことに面白さを感じられる人

トータスがNPO法人で厳密には地域クラブではないっていうの最近知った

⑫入間市オリエンテーリングクラブ


■活動エリア:
埼玉県入間市(埼玉県の南西部)
■特色:
アットホームな雰囲気、遠征のときの宿や配車の取りまとめ、オリエンテーリング以外のイベント(登山やスキー、飲み会など)
毎月初心者向け体験会やってることとか、CC7で優勝を目指せるくらいの競技力があるところも魅力的!!!
■どんな人におすすめか:
・クラブ員みんなでワイワイ活動したい人
・宿や現地観光も含めて遠征を丸ごと楽しみたい人

毎年夏に登山して、スイカ食べるらしい。いいな~。


⑬三河OLC

■活動エリア:三河(愛知県)
■特色:
・東海地域ら辺を主に在住or出身する方が所属している
・ガチ勢〜ゆるふわ参加まで幅広い(設楽町に在住の日本代表が三河ですよね!!!)
■どんな人におすすめか:
・東海らへんに在住or出身の方

東海の地域クラブはルーパーだけじゃないぞ


⑭OLCルーパー

■活動エリア:名古屋
■特色:
・若い人が多いので、活気があふれている
・名大OBが多いが、sbeなど名大出身者以外も在籍
■どんな人におすすめか:
・名古屋近辺に住んでいる人

名大の人は気がついたらルーパーに入会させられているという噂を聞いたことがある。。。


⑮京都OLC


■活動エリア:京都
■特色:
・京大OLCの人が多い。
・ベテランと若手の年齢差激しいけどベテランの方が元気
■どんな人におすすめか:
・D進や転職や個人事業主になるような我が強い人

朱雀OKとの対抗戦を今年開いたらしい。



⑯朱雀OK


■活動エリア:京都
■特色:
年の差による分け隔てはあまりなく、若い人からの意見、新しい試みにはかなり寛容です。
最近のスタジアムスプリントも徳地発案で、やりたいことはやってみようの方針で開催されました。
あと集まりたがり(飲みたがり)な人が何人かいるのでトレの後は必ず飲み会あります笑。もちろん自由参加ですが。
実は年会費無料で、年1つ以上何かしらクラブに貢献することが条件となってます。ただその条件はきついものではなく、当日大会運営に平で参加した、程度で充分。なので強すぎず弱すぎずの程よい仲間意識でいられるので居心地はいいです。
■どんな人におすすめか:
・緩く楽しみたい~競技そこそこに頑張りたい人

今年、京大の2枚看板が朱雀に入ったのは衝撃だった・・・



⑰KOLA(岸和田オリエンテーリングクラブ)


■活動エリア:岸和田(大阪)
■特色:
・とにかくゆるい
・参加率が低い人でも久々にオリエン復帰する人でも居場所がある
・少なくとも年2回大会運営をしている(新春大会とたそがれO)。新春大会は学校でのインドアOなど、珍しいオリエンイベントとなることが多い。たそがれOは夕方スタートのため、朝ゆっくり寝ることができる神大会。
・LINEグループは、毎週大会の出場者まとめてくれたり、写真のせたり、雑談したりしてて、和やか
■どんな人におすすめか:
・ゆるゆるとオリエン続けたい人

みんなでオリエン楽しもうとする雰囲気を一番感じる



⑱大阪OLC


■活動エリア:大阪
■特色:
関西の中でも活発に活動してるクラブ。年に数回練習会を開いたり、海外遠征メンバーの壮行会を開いたりしてます!関西の指定の大会に[大阪OLC]名義で参加すれば、各大会ごとに少しお金もらえます!
■どんな人におすすめか:
・積極的に活動してるクラブに入りたい方!
・関西の大会に出まくる方!

写真1枚目の練馬の人の存在感すごい。地域クラブを3つくらい掛け持ちしてそうな存在感だ。



⑲OLCレオ


■活動エリア:関西
■特色:
・今は亡き関西の高校のOLクラブに在籍していた選手を中心としたクラブ。
・愛場さんや河合さんなどレジェンドが多く、昔のオリエンについていろいろ教えてもらえて楽しい。若い人が少なく可愛がってもらえる!
・30年間ほど新入会員がいなかったが、ここ数年間で4人?の20代会員が加入。
・活動は年に1回の新年会と年に1,2回あるオンライン飲み会。
・ウエスタンカップやウェルカムリレーにチームを出したり出さなかったりする。
・今年1月には旧図(通行可能度3段階)&マスターマップからのコースの描き写し&クレヨンチェックによる通過証明の「昭和レトロの練習会」を開催。
■どんな人におすすめか:
関西の高校でオリエンテーリングに親しんでいた方や、関西の大学クラブや関西学連の立ち上げを近くから見ていた、あるいは実際に立ち上げに関わった方々が在籍しています。
関西のオリエンテーリングの歴史に興味がある方にオススメです。

レオのトリムできねぇのかな

⑳OLCふるはうす


■活動エリア:大阪北摂地域
■特色:
大阪の第三勢力?リレー大会参加と大阪府の行事(パークO、北摂ロゲ)の運営手伝いを中心に活動しています。
いぶし銀的な技巧派オリエンティアが多い
■どんな人におすすめか:
長くまったりオリエンテーリングを続けたい人

ふるはうすのトリムかっこよくて好きなんだよね




㉑OLP兵庫


■活動エリア:兵庫
■特色:
・シニアが強い。
・若手スプリンターが強い。
・セミプロマッパーがいる。
・最近、阪神奈のつよつよ現役生がどんどん加入している(片山会長の勧誘がどうもすごいらしい)。
・さらに、就職で西日本にやってきたきたみー&もとみーという東北オリエンティアも入ったため、関西以外の大学出身者も入るようになってきている。
・スプリント地図が多く練習し放題。
・WMG開催後はフォレストマップも増え割りと近場で合宿できる。
■どんな人におすすめか:
・地図作成技術を身につけたい人
・スプリントが強くなりたい人

通称「P」(ぴー)。関西のオリエンティアは「P」と呼ぶことが多いです。



㉒広島OLC


■活動エリア:広島
■特色:
昔はヨーロッパに派遣された人がいたり、ウエスタンカップで優勝したり、西日本の雄だった。今は高齢化が進むも、二世オリエンティアが出たり、他県にいるけど、三世が出たりと細々とやっている。今年で創立50年の老舗。
■どんな人におすすめか:
中国地方、以西に就職したら、ぜひ一緒にやりましょう。広大生と合同練習会とか、清水泥縄運営大会とか、たまに、思いつき親子練習会とかやっているので、参加して!あと、遠くでも近くでも一緒に車で行ってお互いの旅費を安くできるように、共にがんばりましょう。

昔のユニフォームの胸のエンブレム。コンパスを模して、赤は太陽、緑は森、青い輪は大地と無限に広がる可能性、という意味があるらしい。



㉓CCC(コンパス直進クラブ)


■活動エリア:九州~関西の広い範囲
■特色:
オリエン経験者、未経験者、初心者、年齢層、分け隔てなく皆でオリエンを楽しもうっていう、入会費も無く名乗れば皆CCCの仲間って感じのライトな感じです。
■どんな人におすすめか:
オリエン敷居が高いなぁって思ってしり込みしてるような人


黒いトリムって今まであまりなかった気がする。個人的にかっこいいと思うトリム1位。

◎おわり

長々とクラブ紹介をしてきましたが、この記事から読み取れる雰囲気はほんの一部だと思います。
やっぱりクラブ員と交流をしてみることが雰囲気をつかむ上では一番大事です。
ということで、各クラブの担当者は新歓イベントを企画してくれたら嬉しいです~。そして、地域クラブ選び迷っている人は、そういう新歓イベントを見たら迷わず申込ましょう!!!




4,(自分語り)ekiがES関東に決めるまで

 地域クラブの紹介が思った以上に長くなってしまったので、自分が地域クラブを決める話いるか~と思ったのですが、オタクは自分語りをするのが大好きなのでさせてください(興味がない人は飛ばしてください)。
 大学生の時は、大学という所属がありました。そのメンバーで遠征をし、各地のテレインを楽しむ。まさに青春ですね。ところが、社会人になった途端、大学クラブという所属はなくなります。オリエンテーリングというスポーツは、ほぼ休日をまるまる費やすにも関わらず、実際に競技をする時間は長くても2-3時間、残りの時間は会場にいる時間&家から会場までの移動時間です。そんなオリエンテーリングの大部分を占めるといっても過言ではない、会場待機時間&移動時間を一人で過ごすのは寂しいです。となると、同じ社会人仲間を探そうということで、地域クラブに入るモチベーションが生まれます。
 自分も上記のような理由で地域クラブを探し始めました。関東に就職したということで、関東の地域クラブの中から選ぼうと思っていたのですが、関東の地域クラブは関西と同じくらい多くて、しかも、各クラブでどのような違いがあるのかあんまりわからなかったので悩んでました。
 しかし、悩んでても仕方ないので、まずは情報収集を始めました。幸い、日学幹事長をやっていたこともあって、各クラブにある程度は知り合いがいたので、連絡をとって、そこがどんなクラブが聞いていきます。さらに、春は大学のクラブが新歓をしてくれるのと同様、地域クラブによっては新歓をしてくれるとこもあります。この新歓は雰囲気をつかめるので非常にありがたかったですね。
 私が行ったのは、①京葉②横浜③ES関東の3つです。
京葉の感想:お酒好きならここに入るべきだな
横浜の感想:穏やかな人が多い、毎週のようにオリエン行く人もいればたまに行く人もいるが、横浜はそこが2分されるんじゃなくてうまく共存している。
ES関東の感想:若手はここが一番活発。若手が主体的に行動して、そこに上の世代が乗っかって動く感じがする。ノリがすごい。
※練馬はガハハな雰囲気がちょっと違うな~って思ったのと、小食なので加入を諦めました。

 新歓である程度雰囲気をつかんだところで、自分が地域クラブに何を一番求めるかを考えてみました。
①会場での居場所→幸い関東でも知り合いいるからなんとかなるやろ(強いこだわりなし)
②知ってる人がいるかどうか→日学幹事長してたおかげで、そこそこ若手がいるクラブなら知り合いいる。知り合いがいるところから選ぼう。
③大会への足→なるべく家から近いとこから乗りたい!!
④雰囲気→タイムを早くしたい時とゆるゆるオリエンテーリングしたい時がどっちもあるので、どっちでも叶えられる地域クラブがいい
主に検討したのは上記の4点で、考えた末、②④の2点を地域クラブ選びの軸とすることにしました(就活みたい)。

上尾やサンスーシは今でこそ知り合いの方がいますが、地域クラブを探している当時はいなかったので、選択肢から除外。
京葉は、タイムを早くすることに重きを置いているクラブな気がしたので、ゆるゆるオリエンテーリングをしたい時が辛いと思い、除外しました。
その結果残ったのは、横浜OLとES関東でした(どちらも)。
 この2つに絞るのは比較的早かったのですが、ここからが長かったですね。
ESが兼部okならすぐさま2つともに入ったのですが、ESが兼部禁止らしく、どっちかしか選べないみたいでした。
「横浜に入った場合、CC7一軍すぐ走れるよ」と言われたのは魅力でしたね。やっぱりCC7の一軍を走るというのは憧れがあったので、走れるなら走りたい!と思いました。
また、もとから知ってる松さん(チョコビスケットの人)はもちろん、エントリー王など横浜は優しい人が多かったので、その雰囲気はいいなぁとずっと思ってましたね。
ただ、横浜って埼玉からめちゃくちゃ遠いんですよ。大会のたびに1時間半かけて横浜まで行って(あるいは、快活に前泊する)そこから車で大会会場に向かうということを考えるとしんどいのが明白でした。なので、横浜いいなぁと思いつつも、なかなか決心がつきませんでした。
 一方、ES関東は阪神奈で入っている人は誰もいませんでしたし、学生の時に話せる間柄だったのは同期の長瀬くらいでした(今考えるとめっちゃ少ないな)。もちろん全スプチャンプの橘さんとかは知ってはいましたが、恐れ多くて話しかけられないって感じでしたね。4月の新歓でBBQに参加して、しのさんや広江さんと初めてしゃべりました。そこで合宿の開催を突然決めたりするなど(結局開かれませんでしたが笑)ESのノリの良さいいなぁと思いました。さらに、ESメンバーは関東各地に住んでるよと言われて、「もしかして埼玉配車できる!?」と密かにウキウキしてました。
 そこからどっちにするか悩んだまま、オリエンに参加しつづけるわけですが、ESの人は会うたびに「いつES入るの?」と聞いてきました。入るのは決定事項なんだ笑と思いながらも、それだけ何度も勧誘してくれるのはうれしかったですね。あと、「北千住配車組めるかもよ」と言われたのは大きかったです。北千住は比較的家から近いので、北千住配車できたらオリエン行きやすいな~と思ってました。
 そして、CC7が近づいてきました。普段の大会は関東同期配車とかで行くことも多かったのですが、よくオリエン行く同期は自分を除いて全員地域クラブに入っているので、今回は同期配車を組めません。どうしてもCC7に行きたかった私は覚悟を決めて、しのさんに「CC7、ES関東と行動一緒にさせてください」とお願いしました。この瞬間、私のES関東入りが決定したわけですね。
 そうして私はESに入ったわけですが、ES1本に収まるつもりはありません。もちろん伊豆大島運営は頑張りたいなと思ってますし、まだ話したことないES関東の人も多いので仲良くなりたいなとは思ってますが、一方で他の地域クラブのイベントに誘われたらホイホイ行きますし、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいなと思っています。

5,まとめ

自分は悩んだ末にESに決めましたが、それは決して他のクラブが魅力的じゃなかったわけではありません。長くオリエンテーリングを続けたいと思っている人は地域クラブに入ることがおすすめですので、今日あげた地域クラブ選びのポイントを思い出しつつ、いろんな地域クラブ員と交流しながら自分が入る地域クラブを決めてくれたらうれしいです。
それでは、またオリエン会場でお会いしましょう。



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