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横浜の名門ホテル ニューグランドに泊まってみた記録 一日目

普段は別々に暮らしている家族3人で、約40年前共に過ごした横浜を再訪する旅をしました。
昭和2年開業の名門クラシックホテル、ニューグランドに宿泊。
これまでの家族史を踏まえ「横浜るんるん旅」と題して、3人とても楽しく過ごした二日間を振り返っておきたいと思います。

一日目。
傘を手放せない一日との予報を受け、晴れなくてもそれなりに楽しめる行程を組みました。
まずJR桜木町駅で下車。商業施設コレットマーレのオフィス棟17階にあるレストラン横浜モノリスでランチ。ウェディングに使われるスタイリッシュなお店です。窓際のテーブルにご案内いただき、みなとみらいを一望できる素晴らしい眺めに思わず感嘆の声がもれました。
さっぱりドレッシングのサラダ、旬の春キャベツを使った濃厚なポタージュスープ、焦がしバターの風味豊かなスズキのポワレ、パンナコッタに柑橘のジュレとチーズのムースがのった、3つの味わいを楽しめるデザート。
どれも手間のかけられた美味しいお料理で、眺望と共に楽しみました。

横浜モノリス スズキのポワレ

ランチの後は、観光スポットを周遊するバス「あかいくつ」で観光。真っ赤な車体が目を惹く、レトロ調の可愛いバスです。今度の旅行で5回ほど乗りましたが、中には丁寧に観光案内などをしてくれる運転手さんもいました。接客のプロですね!
まずは「MARINE & WALK YOKOHAMA」で人気のインスタ映えスポット「天使の羽(エンジェルウィングス)」や、MとWをお洒落にデザインしたロゴマークを写真に収め、隣の赤レンガ倉庫へ。テレビでファンタジックなデザインの商品が取り上げられて楽しみにしていた「空想街雑貨店」など、いくつかのお店をのぞいて記念に買い物したり、テラスのソファで心地いい風に吹かれて一息入れたり。

MARINE & WALK YOKOHAMA

そしていよいよ憧れのホテルニューグランドに足を踏み入れます。
ラウンジのヨーロッパ的なインテリアを楽しみつつ冷たい飲物で喉を潤してから、フロントでチェックイン手続き。
本館3階のクラシカルで居心地のいいお部屋です。窓からは山下公園の緑と重要文化財・氷川丸の舳先が見えました。
しばし休憩してから、夕闇迫る中、歴史的建造物であるホテル本館のロビー(重厚な設えが素敵で、よくテレビなどのロケに登場します)と山下公園で写真撮影タイム。

ホテルニューグランド本館 昼間の大階段
ホテルニューグランド本館 黄昏時のロビー
山下公園から夕闇のみなとみらい地区を臨む


そして中華街の菜香新館でディナー。アラカルトの点心を揚げ物、蒸し物、焼き物、デザートと色々注文して楽しみました。
中には、海老のウエハース巻き揚げ、大根パイ、鶏の脚の黒豆みそ蒸しなど珍しいメニューも。
店員さんのサービスも感じよく、どれも美味しかったですが、特にお代わりまでしたほどだったのが…

大根もち
外はカリカリ、中はもっちり
粽(ちまき)
干しエビやチャーシューのダシで、コクのあるおこわ
中華街 朝暘門
ライトアップされて、一層華やかに

ホテルに戻り、部屋に備え付けの珈琲(珍しくコーヒーバッグ式でした)を淹れてゆっくり味わいながら、一日の締めくくり。
生憎の曇天でしたが、どうにか雨には遭わずに済んで良かったです。日没後には晴れてきて、夜中に目覚めた際は深い藍色の空に浮かぶ美しい三日月を窓から眺めることができました。

二日目の記録 に続きます。


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