スト5 ランクマで勝つためにやるべきこと・意識すること

 みなさんこんにちは。前回まで人の嫌な部分を綴ったお気持ち表明記事をあげてしまったのでたまには人の役に立ちそうな記事を書いて人間力のバランス調整をさせてください。
 とりあえず、ランク帯の想定としてはこの記事を実践・意識していれば究極な話グラマスまではいけるしウォーロードまで共通なんじゃない?といった感じで書いていきます。TLや知り合いを見ていても結構ランクマッチで苦しんでいる人が多いので少しでも助けになればと思います。目標ランクまでいけなくても石を投げないでください。

1.質と量どっちが大事?

 この話題、よく質と量のどっちが大事かの0か100かで語られがちなんですが、どちらも大事です。例えば理想のプレイ環境の最大値を100だとすると、質と量は掛け算だと思っています。
 極端な例をだすと1日23時間ランクマをプレイできる人がいたとして、そのプレイ量を100だと仮定しましょう。でもその人が対戦内容を一切顧みない惰性の対戦だけをしていたとしたら質ははっきり言って0です。つまり100×0=0で何の身にもなっていません。
 
逆にいろんな上級者からアドバイスをもらったり、対戦動画、対策動画を見まくって質を高められる環境にいたとしてもプレイ時間が週に1時間とかだったらこれもまた量が0でほぼ身にならないでしょう。
 質と量はどちらかが大事ではなく、なるべくどちらも確保できるようにしたいですね。
 こんなにたくさん試合してるのにLP増えない!って人は対戦内容へのフィードバックが足りてない場合が多いです。逆に、こんなにトレモや知識を増やしたのに勝てない!って人は対戦数が圧倒的に足りてないです。
 どっちを重視しすぎても頭でっかちになってしまうと思います。
 いきなり少しふわっとした話をしてしまいましたが次からはもう少し具体的な話をしていきます。

2. わからんことを放置すな

 よく人のランクマ配信を見ていると「なんだよその技」「何その連携」って言いながら負けてそのあとそのまま次の対戦にすすむ場面が見受けられます。いやいやいやいやいやいやいや!
 
5分トレモすればわかる事、放置するのやめましょう?これは1番で上げた質0の例です。そのまま終わったらその試合、LPが減った以上の成果が0なんですよ。
 そのキャラをトレモで少し触ってみればその連携・技の コマンド・リーチ・フレーム・硬直・確定反撃 いくらでもわかります。多少時間を使ってもその後のそのキャラとの対戦全てに活かせると思えば調べる価値はあるはずです。わからないことはすぐ調べる癖をつけましょう。

3.対策を自分のものに落とし込む

 これは2番の話の延長でもあるんですが、相手のキャラへの対応・対策をトレモや動画で学んだあとの話です。
 たとえば相手の技への差し返しを練習したとしましょう。そのあとすぐにこの技にはこれで差し返せる!これでこのキャラにすぐ勝てる!となるかと言ったらノーだと思います。
 その技を相手がどの場面で振ってくるか、その技をスカせる間合いを維持できるか、は実戦で慣らさないとですよね。キャラ対策は対戦で実践できるようになってはじめてキャラ対策として成立するのです。知識だけ入れて実戦で使えなければ意味がありません。この辺はラウンジやカジュアルマッチを活用してもいいかもですね。このあたりが量も大事という部分の一つです。

4.自分のプレイに根拠を持つ

  どういうこと?と思うかもしれませんが、自分のプレイに根拠を持つということは、自分でその行動を何でしたのか、を説明できるということです。ダイヤ帯のランクマ配信なんかをみてると気分でなんとなーく技振ってるなーって場面が散見される気がします。
 置き技を置くなら、この技は相手キャラの置きに相性がいいから、相手の前ステ、歩きが多いからとか
 ジャンプ攻撃をするときも、相手の置き技が多い、この位置の飛びは相手キャラの対空が潰れやすい、相手が対空を全然見ていないからとか
 無敵技をパなすにしても、相手が様子見が少ない、ここで起き攻めにこないと相手は苦しいとか
 読みが外れていてもいいし些細な理由でもいいので自分の中で根拠を持っておくことがめちゃくちゃ大事です。それが読みあいというものです。その確度は最初は低くて当たり前ですが、成長速度に個人差はあれど段々と経験則として身についてくるはずです。これはウォーロード、プロになってもやっていること自体は同じです。
 読みあいなんてもちろん運ゲーなんですが、根拠のない行動は運ゲーですらないと思ってください。
 
ただ何となく当たると思ったから、は通った理由通らなかった理由が不明確になりやすく成長に繋がりづらいです。間違っていてもいいので当たると思う根拠を自分で嚙み砕けるようになりましょう。そうすれば通らなかった時の理由も考えやすいはずですし、通った時のパズルがかっきりハマったような感覚はとても楽しいと思います。
 そのためには相手の行動をよく観察することが大事です。(投げ抜けが多い、最速暴れが多いetc…)

5.自キャラの行動の手札を整理する

 先ほどの話の続きになるのですが、たとえば相手がグラップが多い!と気づけた時に投げシケ狩り・グラつぶしの択を選べなかったらそこでこちらの通せる行動の幅がめちゃくちゃ狭まってしまいますよね?
 相手の行動を想定して攻め・守り双方のパターンを少しずつでも増やしていく練習をしましょう。
 こちらが起き攻めの例としては 
相手パなし読み→遅らせ重ね、様子見
遅らせグラップ読み→シミー
3F暴れ→打撃重ね
遅らせコパ→投げ重ね
シフト→投げ重ね
バクステ→打撃重ね
みたいな感じで相手の行動に対するフローチャートを脳内に用意しておくくらいになるといいですね。相手が起き攻めしてくるときはこれを逆に考えればいいので相手の傾向を考えて読みあっていけばいいと思います。
 無理に多彩な攻め・守りをしろ、ってことではなく一生グラップしてるなら一生シミーしていればいいし一生対空が出ない相手なら一生飛ぶなど相手に合わせた択をチョイスしていけばいいのですが、そもそもその択を自分の中に持ち合わせてなかったらどうにもなりませんよね。
 こういう相手にはこれ!対応してきたら次はこれ!ってリスクリターンを考えながら手札を整理するのはめちゃくちゃ大事です。
 例えば、頑張って中足確認の練習をしても相手の後ろ下がり行動に中足を選択できなかったらその努力は何の意味もなくなってしまいますからね。

6.メンタルケア、大事

 こういった意識や練習をしっかり実践していても成長速度は人それぞれあると思います。
 人と比べすぎないというのもメンタル・モチベの維持として大事だと思います。あいつもLP上がってるんだから頑張ろう!みたいな比べ方はいいですがあいつはめきめきLP増えてるのに自分は・・・みたいなのは最悪です。
 また負けがこんでいる時は無理してやらない、というのも大事だと思います。ウォーロードの自分でも勝てない日というのはあるのでそういう時は負けてる原因を冷静に顧みたり、別ゲーやって気分転換したりしましょう。LPを取り戻そうとして焦ってプレイしてもあまり良いことはないと思います。
  格ゲーというものはどこまでいっても自分ひとりで向き合わないといけないものなのでしんどい時もあるでしょう。それでも、勝てるようになったりランクアップしたりした時の喜びは苦労しただけ大きいんじゃないかなと思います。


7.勝てない相手に1抜けする

 今まで書いてきた意識高めの内容がしゃらくせぇーーーーーー!と感じた人向けです。
 数日前に1抜けへの熱い気持ちを書いておいて何言ってんだこいつ、と思うかもしれませんが、正直勝てない相手への1抜けは一定の勝率があればかなり有効です。55~60パーくらいの勝率がある人はおそらく同格以下にはあまり負けていない人です。(それ以下の勝率の人はどうせ負けてるので意味ないです。)
 アルマスウォーロードのランクマキモオタ達との対戦をカットすることでLP上昇効率は上がると思います。特にプライドや抵抗がなくただただLPを上げたいという人にはおすすめです。昇格を心から祝福されるかは知りませんが。


 どのキャラ使いの人でも共通するように書いていたらなんだか自己啓発セミナーみたいになってしまいましたが、これらの意識をもって対戦に臨んでいけば少しずつでも結果につながっていくはずです。
 もしおかげ様でランクが上がったぜ!って人がいたら是非とも私に連絡を下さい。受講料を徴収しにいきます。
 

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