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イザ!鎌倉へ!

イイクニ(1192年)作ろう鎌倉幕府。

3月2日。誕生日前日に鎌倉を散歩してきた。

神奈川に越してきて11年目になるが、鎌倉は何故か肌に合う。逗子、葉山、藤沢、茅ヶ崎といった湘南エリアは海と街がマッチして好きだが、中でも鎌倉が一番相性がいい。3ヶ月に一度の頻度で訪れるし、初詣は必ず「鶴岡八幡宮」で参拝する。今回は僕の「鎌倉ハイキングコース」を鎌倉の歴史を交えて紹介させて頂く。

       イザ鎌倉へ!!

鎌倉駅のひとつ手前、「北鎌倉」で下車。

北鎌倉駅に到着

ここから鶴岡八幡宮まで歩く。北鎌倉は緑に囲まれ歩いてるだけで気持ちがいい。北鎌倉で寺巡りもいいけど、拝観料払ってまでは…まぁ興味あれば是非。春風を感じながら鶴岡八幡宮に着いた。

鶴岡八幡宮

「八幡神」とは「武運の神」を意味する。今年初めての参拝。一年の「健康」を祈願し、闘い抜くことを誓った。参拝を終え、小町通りへ。

たこ天を食べ
コロッケを食べる

小町通りでの食べ歩きは楽しみの一つ。それから由比ヶ浜に向かって歩いていく。その途中、こんなものを発見する。

「下馬」の交差点の脇(画面右)に…
こんな説明書きが

僕も去年初めて知った。幕末の英国人殺傷事件は、薩英戦争までに発展した「生麦事件」が歴史的大事件だ。鎌倉でもあったとはね。そして歩き続けること見えてきたよ。海が!

由比ヶ浜の波は穏やかだった

毎年夏は賑やかだ。でも忘れないでね。ここは鎌倉時代は、処刑場だったから!また鎌倉は地震、津波と幾多の災害にみまわれた。直近の被害では大正12年(1923年)の関東大震災。地震大国ニッポンの宿命で、今後も地震や津波は避けて通れない。時として海は魔物に変わる。

あ!そ〜いえば、2年前の夏。ここでサンドウィッチを食べてたら、トンビに襲われた!しかも集団でね!まるでアルフレッド・ヒッチコックの映画「鳥」のワンシーンだった!(笑)

爪で引っ掻かれたけど、まぁ「土田晃之・日曜のへそ」でメールのネタになったから良しとしよう。痛い思いした甲斐があった!

134号線を江ノ島方面へ歩く 

途中、稲村ケ崎で休憩。ここから観る富士山は絶景だ!が、今日は曇ってお目にかかれず…

江ノ島と七里ヶ浜

この日、七里ヶ浜は荒れてたなぁ。画面左端に建っているオブジェをご存知だろうか?

哀しみが伝わってくる…

1910年1月23日。逗子開成中学校の生徒が乗ったボートが七里ヶ浜沖で遭難。12人が死亡する大惨事が発生した。その慰霊碑だ。

また稲村ケ崎には第二次世界大戦中、水中特攻「伏龍隊」の地下基地が存在した。「伏龍」とは潜水具を着た人間が、機雷が付いた棒を敵の船に接触させ自爆する「人間機雷」だ。

  〜悲しいけどコレ戦争なのよね?〜

稲村ケ崎は美しい「憩いの場」であるが、かなしみの「哀」も漂う。ここを訪れる度に「生」への喜びを感じる。休憩を終え、再び江ノ島方向へ。途中「パシフィック」に立ち寄り、ラムコークを買う。

パシフィックに立ち寄り
ラムコークを呑みながら
七里ヶ浜をお散歩
海に癒やされる…

最近、仕事で疲れ切っていた…

でも海を眺めてると何故か癒やされる。九州から関東に来て15年以上になるが、悩んでた時期は鎌倉の海で、ぼぉ〜と物思いにふけていた。社会人になって刹那的な生活を送っていたあの頃からか、僕にとっては鎌倉は「心の拠り所」かなぁ。ラジオと一緒でね。全身で海から吹く風と波の音を感じ、お気に入りのラジオ番組J−WAVE「BIBLIOTHECA」を聴く。

なんて至福な時間だ!癒やされる…

本来ならこのまま江ノ島まで歩くが、今日は江ノ電に乗り藤沢経由で帰宅。近くの鎌倉高校前駅から乗車。

久しぶりに乗った江ノ電

鎌倉高校前の踏切は、やはりギャラリーで多かった…スラムダンク恐るべし!陵南高校は鎌倉高校がモデルになってるね。僕はスラムダンクで一番好きなキャラは陵南の「田岡監督」だ。湘北に敗れインターハイ出場を逃したが、「敗因は自分」にあることを認め、自分の選手達をリスペクトする姿には、「この先生ならついていきたい」と素直に思った。

最後は田岡監督に思いを寄せながら、旅を終える…

またね!

明日は仕事か…まぁいい。

Let's   roll!(さあ、やろうぜ!)