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孤高のグルメ旅inソウル(番外編)

안녕하세요!(こんにちは)

뉴타입 될수없었다36세(ニュータイプになれなかった36歳)です。

前回、ソウル旅で出会ったグルメを紹介させて頂いた。僕の「グルメ道」と言った硬苦しい話も混ぜてね。ごめんねm(_ _)m

今回はグルメ旅ではあるが、「番外編」としてお勧めの観光スポットを一つ紹介したい。そして今回何故?僕が初めて韓国🇰🇷を訪れたかを皆さんに知ってほしい。

紹介するのは韓国大統領府「青瓦台(청와대)」

青い瓦屋根が象徴的だ

2022年に尹錫悦政権が官邸機能の移転に伴い、一般開放されることになった。外国人でもパスポートを提示して無料で入れる。韓国の政治の中心であり、いわば「心臓部」である。かつては北朝鮮の特殊部隊が、大統領暗殺を目論み襲撃した「青瓦台襲撃未遂事件」も発生した。

大統領執務室
閣僚達が集まる大広間かな?
歴代大統領ファーストレディ
初代大統領「李承晩」
三代目大統領「朴正煕」

朴槿恵元大統領の父。日本の陸軍士官学校を卒業し、日本軍人としての過去を持つ。「漢江の奇跡」と言われる経済成長をさせ、韓国を強国にした。しかし夫人の陸英修が射殺(文世光事件)され、自身も1979年、側近に射殺された。

十八代目大統領「朴槿恵」

朴槿恵…

肖像画をじっと観てると、その表情からどこか物悲しさを感じる。両親を殺害され、韓国女性初の大統領としての重責。そして政治スキャンダルでの失脚。あまりにも重い宿命を背負っている感じがした。

韓国の政治を肌で感じることができる貴重なスポットだ。ソウル駅からでも歩いていける距離だ。まぁ1時間以上はかかるけど、ソウルの中心部を歩きながら、のんびり歩いていくのも悪くない。

改めて言う。

今回何故?韓国を訪れたか?理由は3つある。

1 青瓦台が無料開放された
2    K−ETA(韓国電子旅行許可制度)が今年の 
 12月31日まで免除になり、渡航がラクになっ 
 た
3     尹錫悦政権が誕生した

以上である。

特に尹政権は僕の訪韓を決意させた。ここで政治的な事柄は述べるつもりはないが、正直に言うと、僕は今までの政権に対し、懐疑的な目で見ていた。高度な日韓関係を掲げつつも、世論の顔色を伺いながら方針を変えていく。明確なビジョンがない。そんな感じだった。

しかし、10年前と比べると僕の対韓史観も随分変わった。Kカルチャーの流入もそうだが、一番の影響は「YouTube」かもしれない。韓国人の日本に対する「嘘のない本音」を知ることができた。なので日本製品の不買運動が起きた文在寅政権の時でも、「それは一部の人の主張。やりたい人がやればいい」とサラッと流せた。

韓国をよく理解するために、韓国を肌で感じる必要がある。そんな思いで訪韓した。

両者の壁を溶かしてくれたのは、K-POPやJ-
POP、アニメ、漫画等のソフトパワーだ。政治等のハードパワーを時には凌駕し、人の革新を導く「秘めた可能性」の芽を潰してはならない。

また日韓には「自殺率の高さ」「離婚率の高さ」「少子化」「パワハラ」等、共通の社会問題を抱えている。封建的な価値感が要因かもしれない。特に韓国は「年上を敬う」といった儒教文化だ。そういったものが、時代に対応できず、歪んだ形で「社会の病理」となり、人の心を蝕んでいる。日本だってそうだ。伝統や慣習に胡座をかいているオールドタイプの「どうしようもないオッサン」が多い。いつかのラジオ番組でこんな話が聴こえた。「アジアの中で夫婦関係が一番壊れてるのは日本と韓国」だと。

共通の問題を互いに「共感共有」し合う。

日韓の若い世代が「おかしい事」に声を上げていき「共感」「共有」することが、「より良い社会、より良い未来」に繋がると心から信じている。彼等こそが時代を築く「ニュータイプ」だ。

夏は「釜山」を旅する予定だ。また執筆するのでお楽しみに!