#M37 TMN「We love the EARTH」

久々のTMNで、「We love the EARTH」です。
1991年のリリースなので
彼是およそ23年前のリリースです……違った、33年前のリリースです。

信じられないほどに時間は流れているわけですね。

その曲が長い時を経て進化するとこうなります。

進化しているなぁ……。

といっても、「一途な恋」で書いたように
私がTMNを知るのは1993年なので、1991年にリアルタイムでこの曲は聴いていません。。。

初めて聴いたのは「Nights of the Knife」が発売されてしばらくたった頃ですかね……(遅)
TMN終了宣言を知り、
5.18も5.19も当時の自分の住んでいた場所と経済力の都合で行けず
ぼんやりとしていた頃に小学生時代の友人から「EXPO」を借りて知りました。
友人曰く「歌詞がすごくいいから」と言われた記憶があります。

で、聴いてみたのですが
正直なところ、あの頃の私は「そんなに歌詞いいか?」という感想で
「EXPO」だとほかの曲の歌詞のほうが耳に残ったし
インパクトでは「Crazy For You」に勝るものはありませんでした。

それから数年経って、いつぐらいかな、「TIME CAPSULE」の頃に改めて聴いたら
「あ、好きかも」と思うようになりました。
その頃にはTM NETWORK時代のアルバムからいろいろ聴いてきていて
改めて聴くと
TMの進化を聴いたような感覚になれて「いい曲だなぁ」と思えるようになれたのかもしれません。

初めて聴いたときは順番が悪かったのかなぁと。
(いや単独で聴いたってイイ曲なんですが)TMの歴史を通して聴くとよりよい曲に思えたのかなと思っています。

「RHYTHM RED」での方針転換から
結局、TM NETWORK路線に帰ってきたことは賛否両論ですが
昔の焼き直しとかいうWeb記事もどこかで見たような気がしますが
私個人としては、「We love the EARTH」は1990年から1991年への進化形態だと思っています。

そして時を経て最新進化を遂げているのが上記のYouTubeリンク、つまりは「DEVOTION」に収録されたバージョンなんだと思います。

「春の蜃気楼」というキーワードが私に澄んだイメージを与えてくれます。

よくよく読むと何を言ってるのか結局よくわからないのですがw

考えるんじゃなくて、感じればいいんだと解釈しています(強引)

当時の友人が言っていた歌詞のいい部分がどこだったのか、
いまとなっては確かめようもありませんが
私としては「偶然を信じてる」という部分が頭の中に残る印象的なフレーズです。

運命的な出会いとしてではなく、偶然の出会い。
どこかに境界線があるわけではなくて
本人がどう思うかだけの問題だとは思いますがw

この頃の小室哲哉の歌詞というのは
「印象が残る」ような断片が散りばめられているような気がします。
繋げた詩としての歌詞ではなく
ひとつひとつのフレーズが耳に残り、記憶に居座り続けるようなものが多い気がします。

小室哲哉のソロシングル「GRAVITY OF LOVE」以降ぐらいから
その傾向が出ていたような気もしますが
アルバム「RHYTHM RED」内の歌詞はまた少し違ってたような気もします(「TIME TO COUNT DOWN」は小室みつ子作詞だし)

1991年、つまりは「EXPO」期になってから印象的な歌詞が一気に加速し
アルバム内で坂元氏の歌詞が増えたのも
当時のトレンディドラマ(って定義は何なんだろう)のような世界観が散りばめられてる気もします。
トレンディドラマの時代って、ドラマのタイトルからして印象に残りますよね。
「101回目のプロポーズ」
「東京ラブストーリー」
「いつも誰かに恋してるッ」
「ずっとあなたが好きだった」
「君の瞳をタイホする」
「ひとつ屋根の下」
「29歳のクリスマス」
「振り返れば奴がいる」
「誰かが彼女を愛してる」
「愛という名のもとに」
……定義がわからないまま90年代初期っぽいドラマのタイトルを並べてみました。
私はほとんど観たことがなく「ロングバケーション」ぐらいからドラマを観るようになったのですが「ロンバケ」もトレンディドラマなのかな?

だいぶ脱線しました。

春の蜃気楼のように、いつのまにか桜は散ってしまいました。
ついこの間まで目の前でいっぱい見たような気がするのですが
毎年のようにいつのまにか消えて、毎年のようにいつのまにか春が来ますね

いろいろ忙しくて手が回らない日々ですが
今年は今までの自分ができていなかったことをやっていく予定です(何の宣言w)

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