12/28 中央競馬 不利馬回顧
この回顧について
12/28に行われた中央競馬の全レースの回顧を記しています。
youtubeのほうに特に不利の大きかった三頭について紹介しておりますので、そちらもぜひご参照ください。
不利の評価について
★☆☆ 不利はあったが着順に影響するほどではなかった。
★★☆ 着順に影響するくらいの不利があった。
★★★ 着順に影響する大きな不利があった。
以上のように評価していきたいと思います。
中山競馬場全レース回顧
中山1R ★☆☆
1番 パールホワイトイブ
スタートで出遅れ、加えて四角で大外を回して1.1秒差の7着に敗れた。
前残りの展開となったが、上記の不利の中で3着とは0.6秒差と善戦している。
しかし、スタートがあまり得意な馬ではなく、着順に影響するほどの不利とは言いづらい。
次走大穴になるようなら、紐で抑えておくのもいいかもしれない。
中山2R ★☆☆
5番 トーセンレスター
スタートで出遅れ、加えて四角で大外を回して1.6秒差の8着に敗れた。
砂を被るのを嫌がって行き足が鈍っているように見受けられる。
負けすぎではあるが、デビュー戦では外枠からスムーズに競馬をして4着まで来ているため、次走は外枠を引きたいところ。
また、前走から中2週で出てきているにもかかわらず+14キロと、成長分にしても体重が増えすぎなようにも見える。
次走しっかり絞って出てくるようならば見直してもいいかもしれない。
中山3R ★★★
10番 シアブリス
動画で説明したため省略。
中山4R ★☆☆
8番 ラスカンブレス
スタート時、9番のインフルブルームに寄られている。
着順に影響するほどの不利ではなかった。
この馬は素晴らしい差し足を持っており、中山のラスト1Fで伸びているようにパワーも優れているが、新馬戦に続きここでも出遅れていることからスタートに課題のある馬でもある。
距離はもう少し伸びてもいいかもしれない。
中山5R ★☆☆
5番 アオイシン
スタート時、6番トライデントが大きくよれて弾き飛ばされている。
その影響があったかは分からないが、終始後方追走となり見せ場なく惨敗。
勝ち馬と3秒差以上の着差がついた惨敗であるが、新馬の場合スタートの不利の時点でやる気をなくしてしまった可能性も考えられる。
次走も全く人気はしないと思われるので、紐として抑えておくと思わぬ大駆けがあるかもしれない。
中山6R 該当馬なし
特に不利を受けた馬はいなかった。
中山7R ★★☆
9番 レッドバレンティア
12.5-11.5-11.7-11.7-12.1-11.9と、先行馬には息が入らない苦しい展開で、前目で先行してクビ差で四着に粘りこんでいる。
厳しいラップでも強い競馬を見せ、次走以降も期待できる。
★☆☆
7番 マーベラスムーン
特に不利はなかったが、地方からの転厩初戦の馬。
15番人気257.9倍と全く人気していなかったが、1.1秒差の7着と善戦を見せた。
これまで門別→園田と走ってきた馬で、初の芝、かつ1勝クラスでこの結果はお見事。
次回以降はここまで大穴にならないかもしれないが、2戦目の大駆けに期待して買うのもいいかもしれない。
中山8~10R 該当馬なし
特に不利を受けた馬はいなかった。
中山11R ★★☆
18番 ミスタージーティー
直線で追い出しのタイミングで前がふさがってしまい、進路を取り直すロスがあった。
0.5秒差の5着に敗れたが、スムーズに加速できていればもう少し着順が上がっていたかもしれない。
ホープフルステークスは前走新馬・未勝利戦の馬の成績が厳しいレースだが、その中でロスがありつつもポテンシャルの高さを見せてくれた。
次走以降も人気するだろうが、活躍を期待したい一頭である。
中山12R 該当馬なし
特に不利を受けた馬はいなかった。
12/28 阪神全レース回顧
阪神1R 該当馬なし
特に不利を受けた馬はいなかった。
阪神2R ★★★
11番 クイーンカナロア
動画で説明したため省略。
阪神3R ★☆☆
3番 ログラール
スタートで出遅れ。
2着とは0.1秒差であり、スムーズに出ていれば着順が入れ替わってもおかしくなかったとは思うが、新馬戦に続いて出遅れているため割引材料。出遅れ癖のある馬という意味でのチェックが必要か。
ゲート克服などの文言が陣営コメントで出るかどうか注視するのもいいかもしれない。
阪神4~5R 該当馬なし
特に不利を受けた馬はいなかった。
阪神6R ★☆☆
6番 エイカイソウル
直線を向いてから前が開かず、進路を何度も変更。
スムーズに追い出しきれないままゴールという印象だった。
1着馬と1.0秒差は負けすぎではあるが、このレース1.5倍の一番人気に推されていた素質馬。
次走人気を落とすようなら狙ってもいいかもしれない。
阪神7R 該当馬なし
特に不利を受けた馬はいなかった。
阪神8R ★★☆
4番 エムズマインド
3番エティエンヌ、7番ジャスパーティアラがそれぞれスタート時によれて、4~6番枠に入っていた3頭はスタートに影響を受けた。
また、第四コーナーで大きく外を回しているが、それでも2着とは0.3秒差。
勝ち馬は強かったが、スムーズに競馬できていれば2着までは上がれたものと考える。
元々行き足がつかない後ろからの馬ではあるが、馬柱の見栄えで次走人気を落とすようなら狙ってもいい。
阪神9R ★☆☆
5番 マテンロウガイ
スタート時つまづき、後方からのレースになり、第四コーナーでは大外を回すロス。
本来好位で競馬できる馬で、敗因は明確。次走人気を落とすようなら見直し。
阪神10R~11R 該当馬なし
特に不利を受けた馬はいなかった。
阪神12R ★★☆
1番 メイショウエニシア
過去7戦、連続ですべてハナを切って逃げていたのだが、まさかの出遅れで中段からの競馬に。
恐らく今回のレースの趨勢に大きな影響を与えただろう。
この馬はハナを切れなかったレースでは三歳未勝利戦の一度以外はすべて着外に沈んでいるため、スタートですでに終了していた。
とはいえ勝ち馬と0.3秒差の6着と能力を見せた。
敗因が明確なので次走もあまり人気は落とさないかもしれないが、実力は確か。
あとがき
特に不利の大きかった馬については、動画のほうで紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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