作業場としてのマック:気をつけること, part 1.

先日、作業場としてのマックの存在意義について存分に語った。マック利用歴が数十年に達するであろう私も、マックに不満がないわけではない。というか、かなりある。しかし、それは私が「作業場」として使っているためであり、そもそものマックはそのような使い方がされることを考慮に入れていない(かも)。つまり、我々は「勝手に」作業場としてマックを使っているのであり、そこらへんは各自で対策できるところは対策すればいい。そういう精神で今回の記事のタイトルに「気をつけること」と書いた。作業場として使ってるおっさんのボヤキみたいなものと思ってほしい。

たくさんあるので、今日はpart 1。

マックで気をつけること:雑音

ここで言いたいことは一つ。深夜のマックは「うるさい」。耳栓持ってけ。BOSEヘッドフォンがあれば最強だが、僕にそんなお金はない。

1. サークルのミーティング

 「昨日の飲み会でさあ!!(クソデカ声)小林がゲロはいてさあ!!」「ギャハハ!!」「まじウケる~~~~(ウケてない)」みたいな。このまえ初めてお酒を飲んで、寄った勢いでサークル女子(男子)と関係持っちゃって大人になってしまいました~☆系大学生がたむろしている。ある意味若々しいし、こんな時期に恵まれなかった僕が研究者なんぞヤクザな商売やってることを考えると、彼らはきっちりとしたレールに乗って半沢みたいに倍返しする人生を歩むんだろうなとか思いながら見てるのもいい気分転換になる。とはいえ、ある程度の雑音を求めてマックに行くのは間違いだ。

2. チ◯コに生きる若い男のS◯Xトーク

 「今〇〇公園でOLナンパして一発やってきたわ~~~~」とか「俺さあ、お前の元カノとヤッたけど、なんか〇〇◯下手くそだよな(イキリ口調)」とか「人妻ってマジでエグいS◯Xするわ~ドン引きィ!」系のキレの良い大学生S◯Xトークは、マックで作業をしている零細中年(ぼく)の意識を完全に刈り取る。一瞬、妻の貞操を心配してしまうという意味で、最強のセールストークだ。おうおう、君さぁ、営業向いてるよ。何をいいたいかって?つまり雑音を求めてマックに行くのは間違いってことです。

3. スマホで音楽垂れ流し系女子

 だいたいね。うるさいのは男だけじゃないの。女もうるさいの。「やばーい☆」「うっそ!!☆ その彼氏ありえなくない?!(声荒げ)」程度であれば全然許容の範囲内。しかし、スマホ音楽(+男との電話音)垂れ流し系女子はいただけない。僕は比較的社会的な人間なので、スマホで設定した目覚まし時計が大音量で流れてしまうだけで冷や汗モノだが、彼女らは大音量で米津玄師を流しても関係ない。ちなみに僕が見たなかで最強の垂れ流しは「マックでお見合い」である。ずっっっっっとマックでスマホ(画面の男)見ながらお互いの自己紹介してるの。なんか一生懸命彼氏作り全力投球してる女子(ギャル)に「頑張れ!おじさん応援してるぞ☆」みたいな気分になってきて、かなりの作業殺しだったわ・・・。つまり、耳栓かなにかで対処する必要があるよね。

4. 狂人の出現

 深夜のマックは狂人が出没する。ずっっっっっっと独り言を言っていたり、ゴリラみたいに突然吠えだしたり、「新型コロナウイルスはNASAが宇宙から拾ってきて作り変えたウイルスだ」みたいな看板を掲げる(マックで)中年男性・女性(50~60くらいが多い?)。これもう僕の作業妨害っていうか、社会問題ですわ。彼らを意図せず観察してると、ぼく、フィールドワークしてるような気分になってくるもん。僕の見た狂人の何人かは手当り次第、若い異性に話しかけ始めるのだがこれがなかなか怖い。狂人(男)が声を掛けても女性が無視するわけだが、狂人の声が大きくなってきて、最後には「僕が話しかけてるダルオオオ!!」とか突然キレだすの。もう作業とか言う次元じゃないわけ。もうずっと狂人を観察しちゃう。だって女性が襲われたら、俺が棍棒持って戦う場面になるでしょ。マックで中年と中年が戦うって、もうこれ熱いドラマよ。

 え?狂人がいたらどうするかって?帰るしかないよね。(*注:ドトールとかベローチェでは狂人を見たことないです。)

5. ドンドコおじさん

 いま中年のおっさんの間でポケモンgoが流行ってるんですよ。マックってポケモンgoのジムですよね?(ジムという表記が正しいかわからない)そうです。マックって、そこに居ながらジムバトルできるんですよ。すごくない?ハンバーグ食べながら、ジムを占拠できちゃうの。

んでね。ジムバトルってスマホ連打なんですよ。コンセント席の隣にポケモンマスター(おっさん)が座るとね、始まるんですよ「ドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドンドンドコドコドンドンドンドン」

 僕の作業机がね、小刻みに揺れるんですよ。ポケモンマスターの覇気を感じるの。ポケモンマスター、頭を上下に振ってね。ジャズミュージシャンみたいに風を感じてるの。勝利の風をね。

 耳栓じゃどうしようもないから、席を変えましょう。ポケマス(おっさん)に幸あれ。


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ちょっと長くなったからここらへんで一時中断。次回、part2に続く。

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