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Social Goodで社会を駆動する:Googleと連携した、より信頼できるwebの実現に向けたプロジェクト

新型コロナウイルスについては未だに解明されていない部分が多く、感染終息についても現時点でも明確な道筋はありません。こうした状況を打開するために世界中で様々な研究や分析が行われ、効果のある治療や予防法などについて、少しずつ明らかになってきています。

急速なスピードで日々情報がアップデートされる中で、信頼できる情報へのアクセスを人々に提供することは、より一層重要です。今回のプロジェクトで私たち専門家チームは、Googleとコンテンツ制作事業者(メディカルノート、メドレー)と連携して、質の高い情報へのアクセスを提供し、困難や不安に向き合う人々を支える検索体験を実現することを目指しています。

信頼出来る情報へのアクセスは、多くの領域では検索アルゴリズムの継続的な改善により十分に実現が可能です。しかしながら先述の理由により、新型コロナウイルスについては、人々が必要とするような良質な情報がWeb上に存在しない状況もあります。また一時期は不適切ではなかった情報が、科学のアップデートにより不適切な情報になるということや、その逆も頻繁に起こります。治療薬やワクチン、効果のある予防法、ウイルスの病態など、多くの情報が入り乱れるなかで、人々を誤情報から守るためには、様々な専門性やビジネスが集い、信頼を共創する必要があります。

専門家チームは人々にどの様な情報が必要か、信頼できる情報の評価基準は何か等という点からアドバイスを行います。また良質なコンテンツの拡充や検索体験の改善によって、どのようなインパクトが人々や社会にもたらされたのかについて科学的な観点から評価を行います。既にGoogle Blogで公開された以外にも多くの人々、立場から協力を表明して頂いています。今後は手続きを経て、チームを拡張していく予定です。

プロジェクトは”Technology for Social Good”というコンセプトのもと行われるものです。今回は新型コロナウイルスを対象にしたプロジェクトですが、今後様々な分野でこうした取り組みが展開できるよう、楔としての役割を果たす事が出来ればと考えています。またこうした取り組みを通じて、多様なSocial Goodによって社会が駆動する流れにも貢献できるかもしれません。
今後とも皆様と共に、人々の信頼に基づくデータ活用が行われる社会の実現を目指していくことができれば幸いです。

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