転職を意識したら、今の仕事で評価され始めた件

いきなりですけど、私はホテル勤務です。主に宴会セッティングと料理出しをしています。

さまざまな要因があり、待遇や環境はこれまで働いてきた職場の中でなら3番目くらいに悪いです。その上、カレンダー通りに休めないという、コスプレイヤーとして致命傷クラスの欠点を抱えており、転職もしくは独立を意識して働いています。

(ちなみにコスプレイヤーの致命傷はイベントや撮影スタジオでウィッグを剥ぎ取られることです。ぜひ一度お試しください。ただし貴様も無事では済まぬ)

それで何とも奇妙な話なんですけど、「転職しよう」って決めてしばらく経ったら、なんか急に周りから評価されはじめたんですよ。

ちくしょう、転職だ!

今の職場について不満が山ほどあるんですけど、書いてたら平家物語ぐらいの長さになっちゃうんで省略します。とりあえず一番の不満は、組織の総合的な能力を勘案しない安売り安請け合いでジリ貧になっていること。二番目は従業員全体的にモラルが低いこと。

さらに私個人の願望として、こういうのもあります。

・カレンダー通りに休んで、コスプレイヤーとしてもっと活動したい
・もっと創造性を発揮して、自分にしかできない仕事をしたい
・収入を上げたい

そもそも、“腰掛け”のつもりで入社したのは徹頭徹尾変わってないんですけど、ここ一年で「ああこの会社いちゃダメだ」って65536回思ったから、転職を決めたわけです。

なんか急に評価され始めた

最近、身の回りで変わった出来事が起こり始めました。

上司の上司くらいの人から「Vくんウィスキー好きだったっけ」って聞かれたんですよね。もちろん大好きですと答え、厚かましくもリクエストしたら、「Vくん今年頑張ったから1本贈ったげるわ」って、本当に1本いただいてしまいました。

「山崎25年」もしくは「花丸1年」って答えればよかったです。

ちなみにいただいたのは、私の地元・福岡県朝倉市の『(株)篠崎』っていう酒蔵さんの焼酎『千年の眠り』でした。ウィ……焼酎じゃねーか!

でも味はウィスキーに近くて、焼酎の割には甘めでおいしいお酒です。40度とウィスキーにしてはかなり強く、原液を一口含むと、舌が痺れるような感覚を味わいます。だから焼酎だって。

私はソーダ割で1日にロックグラス1杯くらい飲んでます。一度ストレートで飲んでみたら、あまりの強さにテキーラかよって思いました。DJの方がしくじった時にもオススメのテキーラです。だから焼酎だって。

ごめん全然話それたよね。なんの話でしたっけ。あっそう、変化です。

変化はそれだけではありません。うちの職場はホテルですが、厨房のリーダーによる独断と偏見で“頑張ってる人にだけ賄いメシが出る”という謎の文化があります。

最近になって私もその“頑張ってる人”の枠に入れてもらえたようで、オマンマを食わせてもらえる(物理)ようになりました。心なしか、厨房のリーダーも私に対して態度が妙に柔らかくなりました。違う人みたい。いつの間にか双子の弟に入れ替わってた的な。

ほか、同じ部門で火炎放射器みたいな性格のリーダーが、私に対して火炎を放射することがほとんどなくなったり、職場のイベントで“業務指示として”コスプレできるようになったりと、なんだか周りからの扱いが急によくなったのです。

どうしてこうなった♪ どうしてこうなった♪

私なりに分析したですが、たぶん転職のための頑張りが、今の職場で作用したんだと思います。

私はこれまで、この仕事にはそれほど身を入れていませんでした。覚えれば誰でもできる、職能の必要ない仕事だから。

(こう言うと怒る人もいるでしょうけど、どんだけ頑張って覚えたって個人の能力で結果に天と地の差がある、“誰にでもできるわけじゃない仕事”って、世の中にはたくさんあるんですよ)

それに、副業ライターもやってるし、個人プロジェクトだってたくさん抱えてるから。私は心身ともにリソースを突っ込みたいことで一杯なんです。

この会社に入った時から“腰掛け”のつもりで、それは今でもかわっていません。でもある時、こう思ったのです。

・転職するためには目に見えた実績が必要だ
・将来的に独立を目指すなら、今の職場で求められるよりも遥かに早く、素晴らしい仕事ぶりでなければならない
・立つ鳥後を濁さず。今の会社で評価される人間になってから出て行こう

特に真ん中が重要だと考えました。より素早く、より素敵に。プルス・ウルトラ!!

より素早く、より素敵に

私はライターとして、文筆業で食っていきたいです。そのサブスキルとして、グラフィックデザインとか、写真とか、ウェブだとかいう分野を磨いています。あと歯も毎日。すごいだろ。

もっと言えば、将来必要そうなことはその上澄みだけでもいいから啜っとく。皮だけでもカジっとくんです。

折しも私には、部門本来の仕事である宴会場セッティング・料理出しのほか、Facebookページの運営と、館内掲示物や販促ポスター・POPの制作という仕事があります。

これらは私にとって、将来必要なサブスキル。それを一任されているという状況は幸運ですが、当然ながら、あくまで部門本来の業務が優先となります。

したがって、私にとってサブスキルを磨く業務は、本来の業務の隙間を縫って行わなければなりません。そのため、本来の業務をいかに素早く片付けるかが鍵になります。

私はすべての行動のスピードを上げました。スピードを上げたことで、結果的に精度も質も上がりました。劇的に。

とにかくやりました。たくさんやりました。「今日はやらんでいい」って言われるくらいまで前倒しでやりました。

やがて部門全体の業務のかなりの割合を片付けるようになります。特に宴会場のセッティングは体力仕事なので誰も率先して行きたがらず、今はほとんど私一人と、“貧乏くじを引いた不幸な人”の仕事になっています。

北風が屈強なるバイキングを作るというのなら、私がこれらの業務を問題なくこなせるようになれば、私はどこにだって行ける。そう信じて、今の仕事をしています。

今の仕事は、私の進路の延長線上にありません。ですが、“きちんと段取りを組んで、素早く正確に完了させる”という体質・心構えを養うことができます。経験に捨てるものなし、です。

辞めようと決めたら評価され始めた、皮肉な話

それまでの私は、ただのアンポンタンでサボリーマンの一人でした。「頑張っても評価されないなら、頑張らないで、でも怒られないくらいのラインを攻めよう」としていたのです。

でも気持ちを入れ替えました。それもこれも、辞めるためです。

将来やる予定のない仕事にストイックに取り組み、余った時間はサブスキルを磨く仕事に投資する。会社に貢献する体で、実はすべて自分のために、辞めるために行っています。

すると皮肉なことに、普通に働いていた時よりも遥かに高く評価されるようになってしまったのです。これに給料アップがついて来れば問題ないんですが……ww

いまはちょっと辞めるのを遅らせようかと思ってる

転職するにしろ、独立するにしろ、いずれにしても数年以内には会社を辞めるつもりです。

ただ、本当は今年度中のつもりだったんですが、あと数年は居てもいいかなと思っています。業務としてコスプレができるようになったことで、ちょっと心が揺れているからです。以前とは違い、私がやりたいことが通りやすい空気が出来つつあるのです。

私はコスプレをスキルと認識しており、コスプレもまた仕事にできると信じています。プロのコスプレイヤーにだってなれる気がするぞ。おっさんだけど。

でもそれには、仕事や業務としての実績が必要です。

従業員の業務時間内にコスプレをさせるということは、実質的に“コスプレイヤーにお金を払っている”ということに他なりません。言わば、私のコスプレはお金を発生させられるのです。

もちろんこれを幾度か繰り返せば、立派な実績として機能します。そして、その機会を作ってくれる今の会社は、いま離れるよりもしばらく残った方が得策なのです。

Facebookページにしろ、販促物作りにしろ、仕事が個人に集中的に降ってくる場所にはそうそう出会えないでしょう。これもまた、私にとっては逃すのは惜しい状況なのです。

だから、辞めるのしばらくやめようかなぁ、ってww

置かれた立場や環境にふてくされず、今できることを精一杯やって、機会を虎視眈々と狙っていく。これがいま、私が採るべき最良の判断なんだなって、ぼくはおもいました。作文!?

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