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「はぁどぼいるど」なモノたち

わたしは、人間が古いので、アナログなものが好きであります。

ベルト幅測定

腕時計は自動巻き、そしてノギスも副尺のもの。

ストームグラスビーカーバランス

上皿天秤も現役だからね。

ラジオお時間

ラジオもアナログ。台所で料理するときはラジオを聴いてる。

詰め将棋

ゲームもアナログ。囲碁と花札とサイコロもあるよ。

仕事机

仕事もアナログ。顕微鏡も時計もアナログだね。下のメーター式テスターなんか、今は手に入らないだろうね。高校生の頃から使ってた(どんなJKなんだよ)。

テスター

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これは、わかるかなぁ。アマチュア無線機の上にある二台の電鍵です。これ自体アナログな、もっと言えば「ガラパゴス」な機器です。モールス信号を生成させる器具ですね。左の黒つまみのあるほうが「ストレートキー(縦振れ電鍵)」で、右の透明なプラ板のつまみがあるのが「パドル」と言って、横振れ電鍵の一種です。わたしのような初心者は「パドル」を使う方がきれいな信号を送信できます。縦振れ電鍵は伝統的で、熟練者が使うキーですが、競技もあるので、縦振れ電鍵を習熟することはアマチュアとして憧れでもあります。わたしの縦振れ電鍵は「逓信省式」の現代版です。米軍式はキーの形も打ち方も違います。と言ってもわからんやろねぇ。

筆記具とカッター

筆記具とかナイフとか。当然鉛筆ですよ。鉛筆はね、ケガキにも使えて便利です。ただ、削らねばいけませんから「肥後守(ひごのかみ)」が要りますね。カッターでもいいんだけど。肥後守の左にあるのは、それこそケガキ用の「ろうせき」です。コクヨの「SKETCH BOOK」はわたしのフィールドノートであり、高校時代からずっとこれを買い求めて使ってます。もう何十冊にもなりますね。手帳代わりなんですね。現場で略図を書いたりします。中は、方眼になってるの。

杖術

これは私ではありませんが、彼女のように杖(じょう)を毎日、庭で振り回しております。合気道の杖ですね。アナログでしょう?道着は持っていませんからジャージ着てね、こうやって血糖値を下げるんですよ。「こんにゃろめ!」ってね。白樫のだいたいの長さが120cmの棒でね、中学生の勃起ぐらいの太さで握りやすいのよ。

タングラムカラー

これは知ってるかなぁ。タングラムっていう木製パズルでね、お酒を飲みながらやるのよ。平面幾何の性質を再確認できますぜ。これと『ユークリッド原論』があれば、半日は遊んでいられるわ。

ルーペ

私は老眼ですので、いろんなものを観察するときにはルーペを使います。たいてい首からぶら下げてます。もちろん仕事でも使いますよ。部品の仕上げの良否とかね、見なければいけませんからね。

文具

三大アナログ。モンブランの万年筆に文庫本、そして自動巻き腕時計。

計算尺とそろばん

計算にはそろばんと計算尺が現役で活躍中。あと数表も使います。相当、懐古趣味ですな。もう意地っ張りでしかない。反骨の人がわたしです。

気象台

わが家の気象台。上のメーターは「アネロイド気圧計」、下の温度計と湿度計ですが、その隣に昔ながらの乾球湿球温度計がありますよ。すべてアナログですね。

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雄勝硯

硯(すずり)は究極のアナログでしょう。上のは中国の蓋付き硯で、下のものは岩手県雄勝(おがつ)の硯です。わたくし、書道を少しやりますので。デジタル機器と取り合わせてみました。「筆・墨・硯・紙」を文房四宝(ぶんぼうしほう)と言います。

まだまだ探せば、愛すべきアナログなものが私のまわりにありますね。

アナログは「はぁどぼいるど」だと思うんです。

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ね、「はぁどぼいるど」でしょうが。アナログを使いこなすことが、オトナの遊びなのよ。

エロは今回、抜きです。ややこしくなるので。


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