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だから僕はオリックス・バファローズが大好き。

中学生のとき、サッカー部を引退した僕は野球にハマりました。高校で仲良くなった石井くんとは共通の趣味である野球がずっと話題の中心でした。(たまにSKE48)
特に石井くんが大好きな中日ドラゴンズが、久しぶりのBクラスになった2013年のシーズンオフには補強の話題で激論が繰り広げられました。

2013年度 中日ドラゴンズ 64勝77敗3分 勝率 .454  22ゲーム差の4位 (12年ぶりのBクラス)
NPB.jp 2013年度【公式戦】勝敗表

それだけに飽き足らず期末テストの後には、同級生のみんながカラオケ行ったりご飯を食べたり遊んだりしている最中、石井くんとバカみたいにキャッチボールをしてクタクタになった後に野球の話で夜遅くまで語り合っていました。
野球部でもないのに野球漬けだった青春時代。グラウンドにいたわけでもない帰宅部であった僕はそれを野球に捧げたのです。一度しか訪れない青春を捧げるほど、それくらい僕はオリックス・バファローズが好きなのです。

ちなみに僕の地元愛知県はドラゴンズのお膝元であり、しかも僕がオリックスを応援し始めた2000年代後半はドラゴンズの黄金時代を迎えていました。先ほど12年ぶりにBクラスに沈んだことを話題に出しましたが、ドラゴンズが11年間守っていたAクラスをその当時、2000年代のオリックスは2008年のたった1回しか経験していない点でいかに弱かったのかを物語ります。こんなオリックスを応援するなんて僕はなかなかイカれたガキだったかもしれません。

 2005年から2013年当時までのBクラスの期間 (2005~2007年, 2009~2013年)
NPB.jp オリックス・バファローズ   年度別成績 (1936~2022)

「え、なんでオリックスなの?」

え、そんなん、好きだからしゃーないやん

え?だってなんかわからんけど。。。

す、好きなんだもん。。。。。。。。

わ、私だってわかんないよぉ。。。。

わかんないよ。。。。。。。。。。。

「え、なんでオリックスなの?」

この無邪気な一言を一度は聞いた同士は多いはず。別に聞いた本人は悪意とか一切ないんだろうけどなんかこう言われるとモヤモヤするもんですが、純粋に謎なんでしょうね。

あと「〜〜〜の方がいいんじゃん〜!勝つチームを応援した方がストレスじゃないよ〜」とか「オリックスファンってことはM?」みたいなことを言われたり、、、

でも、でも、でもで、デモもでもdめおdめお〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!

でもこういうことを言われても僕はオリックスが好き。。。。。。。。

好きな理由を具体的に上手くまとめることができないですが、ほんとよくわかんないけど、僕らのオリックス・バファローズにはなんか好きになっちゃう要素が多かったように僕は思います!う〜ん、なんだろ・・アンタやないとダメやねん。。。みたいになっちゃうんですよね。ダメンズ好きな女性とかにオススメです〜!イケメンも多いし。それ以外にも他11球団がやらないであろう奇抜なイベント企画デーの多さとか地球やギンガムチェックをモチーフにした奇抜なユニフォームなどオリックスの愛おしさは枚挙にいとまがないですが、、、、、、、

この記事でみなさんにお伝えしたいのは、

「だからオリックスファンやめられねえぜ!!!!!!!!!!
~俺が選ぶベストゲーム 3選~」

流石にまずは野球の内容で僕がグッときた試合をお伝えしていこうかなって思います。(基本的に思い出しながら記事を書いております。当時の状況が間違っていないチェックしておりますが間違いがあったら指摘お願いします〜!)

1. 2010年9月26日 (日) オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ

この試合は僕が12年近くオリックスを応援することになったと言っても過言でない試合です。クライマックスシリーズ進出にあとがなくなったオリックス。そんな土壇場でここまでチームを支えてきたリリーフの平野佳寿選手が打たれてしまいます。テレビの前で見ていた僕はそっと父親にリモコンを預けた気がします。そんな苦しい展開でキャプテン後藤光尊選手の一打がチームを救います!

ウヒョ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!今でも鳥肌が立ちますね、マジですげえ。この瞬間から後藤光尊ファンになりました、タオルもずっと使ってました。結局この年は、クライマックスシリーズには行けなかったものの、前年より負け越し数を大幅に減らし5位。Bクラスではあるものの岡田彰布(現阪神監督)体制に期待を覚えたシーズンでした。また今もチームを支えてくれているベテランのT-岡田選手や、比嘉幹貴選手が台頭したシーズンでもあります。これは「黄金時代」待ったなしや!

2010年9月26日 (日) オリックス・バファローズ  6 : 4 千葉ロッテマリーンズ
勝投手 : 比嘉 ( 2勝1敗 ) 敗投手 : 薮田 ( 2勝5敗 )
本塁打 : [オ] 後藤 16号 ( 10回 薮田 )
NPB.jp https://npb.jp/bis/2010/games/s2010092601707.html

2. 2012年9月26日 (水) オリックス・バファローズ vs 福岡ソフトバンクホークス

岡田彰布政権、3年目のシーズン、2012年は「新・黄金時代」のキャッチフレーズの下、球団史上最悪12連敗を喫し主力選手の怪我や不調が目立ったり、新戦力も奮わず応援してるファンですらとにかくしんどいシーズンでした。マジで「黄金時代」ってなんだよ。。。そんな「黄金時代」とは真逆な暗黒まっしぐらなチームでしたが、その中でも印象深かった試合が球団史に残る連敗を止めた試合。

先発を務めた左腕前田祐二選手の好投や来年1年目ながらも全試合出場し、先制ホームランを打った李大浩(イ・デホ)選手、それまで出場機会に恵まれなかった若手野手の活躍、そしてこの後、数年間チームのクローザーになる平野佳寿選手の熱投によりなんとかこの試合で連敗を止めたオリックス。勝利の瞬間、テレビの前で大粒の涙を流すくらいに嬉しかったです、それくらいには連敗期間が長かった。
その後チームは、12連敗という長いトンネルの後には森脇浩司監督代行が指揮し最終盤ではありますが絶好調。5連勝したり、ホークス小久保裕紀選手の引退試合に西勇輝選手がノーヒットノーラン達成など鬱憤を晴らす躍動に感動した覚えがあります。ただ、ただ最下位が決まった後にしれっと好調になったりするのはちょっとヤキモキするよね。。。。。笑

2012年9月26日 (水) オリックス・バファローズ 3 : 0 福岡ソフトバンクホークス勝投手 : 前田 ( 2勝2敗 ) 敗投手 : 新垣 ( 6勝5敗 ) セーブ : 平野 ( 7 )
本塁打 : [オ] 李大浩 23号 ( 新垣 )
NPB.jp https://npb.jp/bis/2012/games/s2012092601697.html

3. 2022年10月27日(木) オリックス・バファローズ vs 東京ヤクルトスワローズ 

森脇監督代行が正式に監督となった翌2013年から戦力が整備され、2014年には劇的な優勝争いを演じましたが2位。激闘で消耗し切ったオリックスは、悲しいことに翌年以降は再びBクラスが常連の低空飛行なチーム状態へと戻ってしまいました。
しかし2020年途中に監督代行、2021年には正式に監督に就任した中嶋聡監督により、2年連続最下位からの優勝を達成。長く苦しい暗黒時代に終わりを告げたと言っても良い功績を残します。そしてクライマックスシリーズ勝ち抜き、とうとうあのオリックスが日本シリーズの舞台に駆け上がったのです。しかし、こちらも2年連続最下位からの優勝を達成した東京ヤクルトスワローズの前に敗れました。

そして雪辱に燃える2022年、オリックス・バファローズは連覇を達成、日本シリーズにも2年連続進出を果たし、今年も昨年同様、東京ヤクルトスワローズとのマッチアップとなりましたが、悲願の日本一を獲得。

しかし第3戦まで終え、0勝2敗1分と圧倒的にスワローズ有利の展開から、吉田正尚選手の一振りでオリックスに日本一を手繰り寄せたターニングポイントになった試合を最後に紹介してこの記事を終えようと思います。

苦境のチームを救う吉田正尚選手の劇的なサヨナラホームランで勝利したバファローズ。僕はこのホームランを見た時に一番最初にあげた後藤光尊選手のホームランを思い返しました。
あの日から12年という月日が経ちました。自分がオリックスが好きな理由がようやくわかった気がしています。野球の楽しさや、それを誰かに伝える喜びをプレーで見せてくれる選手がいることが好きです。だから僕はオリックス・バファローズが大好きです。

2022年10月27日 (木) オリックス・バファローズ 6 : 4 東京ヤクルトスワローズ 
勝投手 : ワゲスパック ( 1勝0敗 ) 敗投手 : マクガフ ( 0勝1敗 )
本塁打 : [ヤ] サンタナ 1号 (  田嶋 )[オ] 吉田正 1号 ( 山下 ), 2号 (マクガフ )
NPB.jp https://npb.jp/bis/2022/games/s2022102701860.html

ここまですごく長い文章ですが、読んで頂き誠にありがとうございました。オリックスのことを少しでも興味持っていただければ幸いです!ありがとうございました。


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