去年12月のFNS歌謡祭で、三浦大知にCOLORLESSという曲で人生問われてもう8ヶ月以上経ってしまった。

そして、今回のFNS歌謡祭でも人生の深淵から三浦大知が覗きこんできてビビった。

Yoursという曲で、常に自分の人生で何をするかどうするかは自分で選びたいと叫んでいる曲だった。

"傷に何を残す"という歌詞が印象的だった。
2012年にリリースされた三浦大知作詞作曲のVoiceという曲に
"増えていく心の傷 気付きたくなくて"
という歌詞がある。
三浦大知自身がその傷自体に気付きたくない気持ちから今回の"傷に何を残す"、つまり傷をどう捉えるかと問うまで変化したのかと思うと本当に激アツだった…(めちゃくちゃ個人の解釈です)

Yoursも三浦大知自身が作詞したらしく、過去にどんなことがあったかは書かれてないけど"俺の物語"に泥臭さと、とてつもない熱さを感じさせるものだった。めちゃくちゃ命燃やしてた。どんな人生だよ。

もうダンス上手いとかそういう域じゃなくて、なんかめちゃくちゃ生を感じる。そういう生命体。すごい人生。

赤黒い照明の色も相まって、「三浦大知って地球の心臓だったんだ！」と思った。
多分三浦大知は地球のマグマを具現化したなんかだと思う。
サラっとなんでもこなしているように見えて底の方がドロドロしてる。

Right Now やFEVERとかチャラチャラアゲアゲ曲 (？)も大好きだけど、定期的にとんでもない熱量の人生見せつけてくる最近の路線はかなり三浦大知の核心ついてきて来たと思う。

成熟してどことなく停滞感を感じる世の中に、自分の気持ちと熱量をこんなにストレートに歌と身体で表現してくれるアーティストがいると思うと世の中はまだ面白いなと感じることできます。

常に今を踊って生きている三浦大知の新曲Yoursをよろしくお願いします。