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スバルディーラーでは生涯無交換を推奨されるリニアトロニックCVTのフルード。本当に・・・無交換で良いのか?

スバル車が採用するCVTの中でもリニアトロニックと呼ばれるCVTがあり
BR、BM系レガシーでもNA車両に搭載されていたと思います。

ターボ車はCVTでは持たないという事で5速ATが踏襲されましたが
NAならイケるでしょって事なのかCVTが採用され
実際に乗って診ると、フィーリング的には悪くない感じでした。

大きなトラブルや目立った不具合の噂は立たず数年が経過した際
「取り扱い説明書を読んでいたら
 シビアコンディションの場合は
 CVTフルードを4万キロで交換して下さい。

 って書いてあるのですが、交換した方が良いのでしょうか?
 しないほうが良いのでしょうか?」
と言う問い合わせがありました。

ん~・・・。
通常の使用であれば生涯無交換。
シビアコンディションなら4万キロで交換。

なかなか、その意図が汲みにくい表記ですが
オイルである以上、使い始めたその瞬間から劣化は始まる訳で
生涯無交換を推奨しても良い物か?
と我々ビークルフィールドは考えました。

トルコン太郎と呼ばれるATFの圧送交換機を使って

まずは今まで使われて来たCVTフルードを観察しますが
透明度もなければ新油とは比較するまでもない色になっています。

ちなみに新品のオイルはこんな感じの色と透明感です。

これらの違いは、一体、どれほどまで
走行や性能に影響を与えるのでしょうか?

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