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本日の事件もまたFD3Sにて・・・。排気温度が高いと有名なロータリーエンジンですが、まさかこんな事になるなんて。

以前に書いたnoteで、FD3S RX-7のエアポンプについて触れましたが
エアポンプのカプラーを繋げても、切り離しても
A/Fが一向に変化しないと言う個体がありました。

エアポンプの空気の取り入れ口に手を当ててみても
空気を吸われる感覚が一切なかったので
あ~、これはエアポンプがブローしたな~
なんて思っていたのですが、社外のエアクリーナーからは
ボコボコボコボコとエアーが戻る、やたらと大きな音が・・・

ん?
なにが起きてる??
っと、アイドリング状態で点検をしていたのですが
次第に目がシバシバして来て、頭も痛い。

排気の送風用で使っていたファンが壊れたようで回っていません。

エアポンプが正常稼働していないFD3Sの周りで
外気への送風も出来なければ
色々な有害物質で体調が悪くなるのは必至です。

ひとまず排気を屋外に送風しなくてはと
工業用の扇風機をマフラーの前に置いてスイッチを入れ
エンジンルーム側に戻って点検を続けます。

ポンプは動いていても流量が確保されないからエアーが吸えてない?

えっ?
なんで??

ん?
なんか臭くない??

排ガスの臭いとはまた違った、プラスチックが溶けたような・・・。

ってかプラスチックそのものが溶けてる!
うわ~!!
扇風機が~!!!

なんと13Bエンジンの排気温度にヤラれた
扇風機の本体側プラスチックが溶けた臭いでした。

スイッチ部分なんて完全に逝ってしまっています。
凄いですねFDの排熱・・・。

最初に使ってたコレも、排熱でヤラれたのか???

まあ、しょうがないのでストックしておいた新しいファンを

開封して、今度は溶けないようにマフラーから離して設置。

そしてこのファンに付属されていた黄色いファンネル。

これって効果があるのだろうか?と
いつもの好奇心がモリモリと湧き上がって来て

デシベル計にてまずは騒音を比べて診ました。

ファンネルあるなしでの驚きの効果や
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