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福岡・佐賀旅行1日目

 この旅行を決めたのは年末の仕事納めが終わってからだ。ツイッターをチラチラ見ていると、映画「めんたいぴりり」の福岡先行公開舞台挨拶の文字を見つけた。ドラマ版からこの作品のファンである僕は映画化が決まった時から「絶対観る」と決めていた。「これは行かないと!」と年明け初日に有給の申請を行い、その帰り道で新幹線のチケットを取った。

 取ったチケットは「バリ得きっぷ」。JR西日本の旅行会社、日本旅行が発行手続きをしており、「ひかり」「こだま」がお得に座れる上、たったプラス500円でグリーン車にもアップグレードができる。JR東海で言うと「ぷらっとこだま」的なやつだ。今回は行きをひかりのグリーン車に乗って博多に向かうことにした。

優雅なグリーン車

 早朝から、ハイボールを飲みながらの優雅な新幹線旅が始まった。グリーン車なので、乗車すると、アテンダントさんからおしぼりがいただけた。

 これまで、あまり新幹線に乗り慣れていないのでとても新鮮。「さすがグリーン」。とまあ、快適な空間を楽しみながら一路西へ。

 ここで少し寒気がしたのだが、それはおいおい僕を襲うことになる。

 約2時間半の優雅に楽しんで、博多駅に到着した。

 少し時間があったので腹ごしらえの為、有名なうどん屋さん「ウエスト」に。入店しようとすると「めんたいぴりり」コラボメニューが。

 これはこれで食べたかったのだが、一番食べたかった「ごぼう天うどん」とミニ山かけ丼のセットに。

 ごぼう天の初めはサクサクとした食感に、時間が経つとすこしずつおだしに油がしみ込んで、2種類の味が楽しめる。美味でした。

 飲み物を買おうとドラッグストアに入ると「ここはどこの国なのか」を勘違いしてしまう程の外国語がけたたましく聞こえた。外国人向けの店舗なんだろう。ドラッグストアだというのにキャリーバッグが普通に売っていたことに驚いた。お土産が入りきらなかったときに買うのだろう。


 まだ時間があったので、「めんたいぴりり」の舞台にもよく出てくる「お櫛田さん」こと「櫛田神社」を参拝。以前、博多祇園山笠でも行ったことがあったのだが、その時とは雰囲気が全然違い、厳かな雰囲気だった。こんなに街中にあるのに不思議だ。

 さて、やっと本来の目的、映画「めんたいぴりり」を観にキャナルシティへ。

 ワクワクが止まりません。

 詳しい感想は後日noteにupします。面白かったです。

 映画を観たあと、キャストの皆さんの舞台挨拶がありました。華丸さんと司会のケン坊田中さんが、キャナルシティの映画館ができた当初の話など終始笑いがありました。また、最後にフォトセッションがあり、バシャバシャと写真を撮りましたが、イマイチ上手く撮れず、ただスマホで撮るだけではマズいと痛感。

 舞台挨拶終了後、ホテルにチェックインを済ませ、晩御飯を食べようと天神方面へ。こちらも前から行きたかったお店「めんちゃんこ亭」へ行きました。ここはよく「パラシュート部隊の福岡道場」で出てくるシメのちゃんぽん麺が最初から入った料理を出すお店で、もちろん居酒屋メニューもあります。

 ビールとつまみで乾杯し、最後はもつ鍋めんちゃんこでお腹いっぱいになりました。

 ここらあたりで体調が明らかにおかしくなってきました。天神から中洲を経由してホテルへ戻りがてら、どんどん体調が悪くなり「これはマズい」とドラッグストアで風邪薬を買ってホテルに戻りました。「絶対寝てしまいたくない」と。

 今日はまだ寝られない理由がありました。それは「ゴリパラ見聞録をリアルタイムで観る」というミッションがあったからです。0時55分の放送開始まで、アラームをつけてベッドに横になりましたが、身体がどんどん熱を持っていくのが分かりました。怖かったですが、少し寝ることにしました。

 そして、放送直前に目が覚めることができました。しんどさはひどくなってましたが、必死に身体を起こしテレビをつけました。

 「嗚呼、リアルタイムで観られた…」と熱でバカになったのか、感動を覚えながら放送を観ました。総集編だったので、飲み会の部分とミッションの部分が1話に集まっていたので、得した気分だった。

 優雅なスタートから、頭がぐるんぐるん回るような感覚になった夜中まで、丸一日楽しんだ旅行1日目でした。

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