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ブラウンのシャツ衝動買いした話

個人的に服は少数精鋭で楽しみたい派だ。

30着も40着もあったところで、結局身体は一つしかないので、一日に一セットしか着ることはできない。

加えて、なんだかんだお気に入りというのは決まっているもので、いっぱい服があっても同じ服ばかり着てしまうというのはあるあるだろう。

だったら少数精鋭で揃え、全て一軍で揃えるのが合理的だし、毎朝コーディネートで悩む必要もなくなる。金銭的にもそちらの方が安上がりだ。


そこで、全て一軍の服で揃えようと思うと中々洋服選びが慎重になる。

自分の骨格・体型に合っているか、素材は安っぽくないか、今手持ちのものと合わせられるか、値段は手頃か、着心地は悪くないか、洗濯に手間はかからないか、何よりそのアイテムは自分らしいものなのか、、、。


「ここまで考え込むくらいなら適当に買った方が時間が節約できて合理的だ」という意見もあるだろうが、私はこういうことをあーでもない、こーでもないと考えるのが好きなので、そこは問題ない。


本日はそんなこだわりの強い私の服の購入記録に付き合っていただきたい。
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、、、と、ひとまずここで私ALVAの外見のスペックを提示しておく。


年齢20代
身長165㎝(夜だともう少し縮む)
体重???(ガリガリとだけ言っておく)
骨格ウェーブ
パーソナルカラー たぶんイエベ(春か秋かは知らん)
髪型 現在はセンター分け(短髪になることもある)
顔 四角顔でアクティブキュート
その他 首が異様に長く、撫で肩
両親からハリガネハンガーと言われる体型



ところで私はここ二ヶ月くらいリネンシャツを買いたいと思っていた。

真夏になるまでの羽織物として、先の投稿で紹介したアークテリクスのナイロンジャケット一本槍では心許ないと思っていたからだ。

店舗を周り、気になるものは片っ端から試着をし、店員さんの話を聞く。
また、zozotownを定期的に巡回し、一つ一つサイズ感や解説文を読んでいく、、。


しかし、探せど探せど理想のリネンシャツは見つからない。
(そもそもリネンシャツは骨格ウェーブと相性があまり良くないらしいが、そこは無視した)


ともかく購入する店だが、プチプラ系では価格は手頃なものの色味が微妙、少し値段の上がったセレクトショップだとクオリティは高いがサイズ感が大きくて、やはり値段が気になる。

色々考え、zozotownを徘徊した結果、最終的にとあるセレクトショップのリネンシャツが第一候補に上がった。


しかしこの期に及んで、色を決めることができずにいた。

白と薄い青色で迷っていたのだが、白だと単体としてはカッコいいものの、コーディネートの想像がつかず、青だと自分の顔色的に似合わない感じがしたのだ。


結局店舗に行ってどちらも試着し、そこそこカッコよかったものの、どこか腹落ちできていない商品に9000円も払うのかぁ?と思い、何も買わずに店を後にした。


「そもそも自分はこれ以上の洋服を必要としているのか?」
「ここで一着買ったら、お気に入りのアークテリクスを着る頻度が下がるぞ?」


様々な心の声が聞こえ、リネンシャツが本当に欲しいのかという疑問が浮かんできた中で、なんとなく無印に向かったところ、、、。

ついに見つけた。

UVカットヘンプ混シャツカーディガン4990円



無印とは思えぬ発色の良さ。
ややゆとりのある絶妙なサイズ感。
全く考えていなかったブラウンという選択肢。

「リネンシャツじゃないけど、これでええやん。いや、これがええやん!」となり即決。

久々に満足のいく買い物ができた気がする。

手持ちのネイビーやグレーのスラックスとの相性も良さそうだ。


普段なら素敵なものを見つけても初見であれば、一度家に帰って一週間は寝かせる。(ケチだから)

色々考えすぎて、思考力が低下していたのでは?と言われたらそれまでだが、購入したことに後悔はしていないのだから、それが一番だろう。


ここから何が言いたいのかというと、理論的に考え自分の欲しいものを見つけ出していくやり方も結構だが、たまには気分に任せて買い物をしてみるというのも悪くないな、ということ。

理論的に選び事前に買うものを決める場合は、確かに失敗は少ないのだが、どこか義務的で面白みは少ない。
衝動買いは、なんというか冒険心がくすぐられ、服選びの楽しさを再確認できるようだ。


なお過去、こういった迷った挙句の衝動買いといったケースは何回かあるのだが、そのケースで失敗したことはほとんどない。


手持ちの服の数が増えるだの、お金がもったいないだの、週に何回これを着るのかだの、買わない理由を挙げればたくさん出てくるが、それでも買うという決断。

やはり合理性だけで服選びはできないし、自分のセンスを磨くためにも、人生の満足度を上げる上でもこういった買い物は時々大切だな、と感じた。


以上、私の買い物の旅に付き合ってくれた読者の皆様、ありがとうございました。

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