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美術オタクのパリ1人旅③お金管理・防犯

これまでの記録はこちらから。

今回は今旅でのお金管理、スリ対策について。
超心配性の私、しっかり対策していき無事にトラブルなく帰ってくることができました。参考になれば幸いです!

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決済について

現金はほぼ不要

数ヶ月前にパリに行った友人からは「現金いらないよ!」と言われていましたが、念の為現金も持っていきたいと思っていました。
みずほ銀行の外貨両替ショップが羽田空港にあったのでそこで両替。地方銀行みたいにパック販売ではなくて、金額指定ができて助かった。
「日本円1万円分くらいをユーロに両替してください」とお願いして、約9700円→60ユーロ(10ユーロ札×6)に替えてもらいました。(円安!!泣)

みずほ銀行の羽田空港内両替ショップは、現金需要の低下に伴い3/31をもって営業終了するそうです。確かに、両替している人ほとんど見かけなかった。

結論、旅行中に「現金が必要」という場面はありませんでした。デパートや美術館内はもちろん、券売機、シティファルマ(ドラッグストア)、パン屋さんなど私が行った全てのお店はクレジットカードで支払い可。むしろクレカ端末がすぐ目の前にあって、コイントレーをほとんど見かけませんでした。
「不思議のメダイの聖母の聖堂」という教会のメダイを買いに行きたくて、そこが現金のみという情報を得ていたのですが、いざ行ってみると既にキャッシュレス対応していました。

フランスにチップ文化はない(既にサービス料が含まれている)ので、チップ用の現金も不要。私は抹茶味のキットカットを持っていき、親切にしてくれたホテルスタッフの方などに渡していました。

ちなみに、蚤の市では現金払いもまだまだあるそうなので蚤の市に行く予定がある方は持っておくと良さそう。王道の観光地・観光客も出入りするお店であればクレジットカードで全て事足りると思います。

クレジットカードはRevolutが便利だった

現地の支払いはRevolut(レボリュート)を利用しました。
Revolutは複数の通貨をーつのアプリ内で管理し、それを残高としてデビットカードで支払えるサービス。

日本のクレジットカードでもVISAやmastercardブランドなら普通に支払い可能ですが、支払いの度に為替の手数料が1.6%〜2.5%程度かかります。また、旅行の予算内で「実際いま自分は日本円でいくら分使っているのか?」が分かりにくくてこわい。

Revolutに予算分の日本円を入れてアプリ内でユーロに両替しておけば、残高がユーロで表示されて支払いの度にそれが減っていきます。予算をしっかり決めてお金を使いたい人にはピッタリ。デビットカードですが、クレカと全く一緒の使い方ができました。VISAタッチ決済も対応。

「旅行だから気にせず買いたいだけ買う〜!」みたいなセレブではないので、お金の管理はRevolutのおかげでとても快適でした。

アプリへのチャージはクレカor銀行振込で。旅行中にクレカで一度チャージしたのですが、海外でも問題なくできました。

ユーロを使い切らずに帰国しても、それをまたアプリ内でユーロ→円に戻せば日本円の残高としてデビッドカード残高として使えます。便利すぎ。

両替手数料は無料

Revolutの強みが両替手数料無料だということ。金額の上限はありますが、会費がかからないスタンダード会員でも月75万円までは無料で両替できるので、多くの方はスタンダード会員で十分だと多います。

もしものときの凍結が簡単

もうひとつ良いところは、落としたり盗られたりした場合にアプリ内ですぐにカード凍結ができること。電話などは不要です。

通常のクレカのように決済時のポイント還元はありませんが(最上位会員のみ1%還元)、2%程度の海外決済手数料がない+クレカチャージ出来ることを考えればむしろお得なのでは?
海外旅行限定のメインカードとして作っておくのにとてもおすすめです。招待リンクはこちらから。

スリ対策で使ったもの

セキュリティポーチ

とにかくパリはスリが怖い!ということで、セキュリティポーチを購入。Amazonで検索すると一番に出てきて評価も高いLiberFlyerのものにしました。

・スキミング防止素材使用
・ファスナー付きポケットが複数箇所
・カードスロットあり
・想像以上の薄さにびっくり(服の下に仕込んで全く目立たなかった)
・カラビナ付き

これにパスポート、予備のクレカ、いざというときの身分証明としての運転免許証、カラビナにスーツケースの鍵をつけて服の下に仕込んでました。
ポーチとしては安くはないけど、これらを盗られるリスクを考えたら費用対効果は高いと思います。

旅行用の財布

普段使っているブランド財布を旅行に持って行かないのは大原則!今回、旅行用として採用したのが無印良品のダブルファスナーケース。これがとても良かったです。

この財布のいいところ:
①ポケットが2つ うち1つはメッシュ
メッシュ部分にカードを入れ、奥のポケットにはユーロ札を入れていました。メッシュなので、カードが入っていることを外から目視でき安心。

②パキッとしたオレンジ色で、鞄の中ですぐに見つかる
4色展開で、私が買ったのはオレンジ。目立つのでかばんをガサゴソせずすぐ見つけられます。

③サイドにリングがついている
このリングにスプリングのチェーンをつけて、さらにカラビナで鞄の内側に縫い付けたリングに接続して、鞄から財布が絶対に離れないようにしていました。

無印には「トラベル用ウォレット」というどストレートな商品もあります。カードが仕切れるのでこっちもいいかも。

ファスナーロック

美術館やメトロ内など、人が密集するところでは特にスリの危険が高まります。(ルーヴル美術館では、モナリザを観るための行列でもスラれるらしい…)
服のポケットにものを入れないのはもちろんですが、鞄のファスナーを開けられないようにするためのアイテムもあります。
2つの引き具にパーツをひとつずつつけて、それを連結させる仕組み。私はショルダーバックを前掛け+これをつけて徹底的に守っていました。

カラビナで引き具を繋げておくだけでも効果があるようです。


大前提は手荷物を最小限にしてひとつの鞄にまとめ、それを肌身離さずにいる(特に荷物をみておいてくれる人がいない一人旅では)。
その上で、鞄には大事なものを物理的につなげて、落とすリスクをなくす
気が散る(不安になる)材料を先に潰しておけば、気を緩めすぎない範囲で観光も思いっきり楽しめるのではないかと思います。

日本では意識しないようなことを海外では徹底的にやって、日本の治安の良さを思い知らされました(笑)

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