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淡い日常〜雨の窓を通す世界

タクシーで行先を向かっている間、雨が降っているという話。

その日は、乾季入りという発表があったのに、乾季初日に雨…

半年くらい続いていた雨季がやっと終わると思いきや、そのどころか、爽やかな雨が降り出す。

雨季の特徴であるスコールや豪雨ではなく、優しい雨だった。

タクシーでたった25分で着くはずの移動が、雨やバンコクの夜を飾っている渋滞のため、約50分もタクシーの中で座ることに。

そして暇だから、SNSチエックするのはもちろん。

しかし、

どんなに携帯で退屈を誤魔化そうとしていても、

外の景色に目がいってしまう。

外の景色というより

タクシーの窓に留まっている水の滴を通して

外の景色を見ています。

普段より綺麗。

普段より幻想的。

何回も見てきた景色のはずなのに

新しさを感じる。

そしてつい携帯のカメラでパシャリ。

同じ景色でも見方を変えれば新しい世界がそこに待っている。

そんな夜でした。

応援されるとベロニカは空を飛びそうになるほど喜びます。