「楽しい」にはいくつか種類があって
何から書いたらいいかな
シーチキンマヨのおにぎりを作った。
コンビニのはどうしてああもうまくまとまっているのに、家で作るとべちゃっとしてうまく握れないんだろう。
と思いながら握るだけは握ってみる。塩コショウを強めにして、美味しくいただいた。
シロサキさん
最近、保護したうちの犬は、少しずつ我が家に馴染んできている。
わたしが朝、公園を歩いていたら、かなり遠くの方からわたしを見つけ出したようで、リードを引きながら追いかけてきた。これでほとんど目は見えないというのだから、犬の嗅覚はすごい。
足元に突然、狐のようなかわいいものが飛び出してきたので、びっくりした。
うちの犬は、狐みたいなのだ。柴とシェパードのミックスらしいのだけれど、背中は黒とグレーでまだら色。顔は本当に狐みたいで、耳がピンと立ち上がっている。
手足と尻尾はさらに狐みたいで、先っぽだけ白いので「シロサキさん」と呼んでいる。
かなり遠くから追いかけてたんだよ、気づかなかった?
と弟。まったく。
私の鼻は鈍感であるな。
シリアルの話
チョコレート味のすごく美味しいフレークのようなものが食べたい。
かなり漠然とした欲求だけど、できれば中にミルク味のクリーミーなものが入っているもの。
昔、どこで食べたんだろう。日本ではない気がするが、やっぱり日本かもしれない。
四角くて、中にバニラ味のホワイトチョコのとろりとしたものがはいっている。
噛むと、それがいちいち出てきて本当にうまい。イチゴ味もあったはずだ。
シリアル類を食べていたのは小さい頃の記憶のはずなのに、それを食べている私は大人であったと思う。
東京で一人暮らしをしていた時に?うーん。思い出せない。
コーンフロストというものをよく食べていた。虎のキャラクターがスプーンを持っている、青い箱だった気がする。
思いっきり甘くて、最高。牛乳をかけて、たまにバニラアイスものせると大満足なデザートになる。
うちは親が共働きで帰りが遅かったので、そういう簡単に食べられるものが家にあふれていた。これとこれを組み合わせると最高にうまくなる!みたいなのが私たち兄弟の間でブームで、誰が一番、気の利いた組み合わせを考えられるか競っていた。
ところで、ドイツに住んでいた時にシリアルランドという店があった。シリアル類ばかり、世界中から集めてきて売り出しているのである。
試食ができて、一杯とミルクを注いで6ユーロくらいだったと思う。円安だから800円くらい?
牛乳をかけるだけで800円とられるなんて、絶対に入らなかったけれどガラス張りの店なので中は良く見えた。
店中にシリアルの箱がうず高く積まれており、それこそキャンディーバーのような有様。そこでいい大人がきゃっきゃしながらシリアルを選んでいる。異様な光景だけれど、興味がないわけではなかった。
シリアルというのは、カラフルでおしゃれな見た目だけど食べ始めてみると甘いだけで案外減らない、ということがよくある。
でも中には本当に美味しいシリアルというものは存在する。癖になるというか、懐かしいというか。
海外で見つけると面白いものがたくさんあって、こうくるか!え、ここまでする?みたいなものがたくさん見つかる。
「楽しい」の種類
最近、絵を描いている。描きまくっている。死ぬほど楽しい。
死ぬっていう言葉はあまり使っちゃいけないのはわかってるけど、死ぬほど楽しいことが確かにあるから、それを言い表すのに究極の言葉を付け足すのは筋が通っていると思う。
楽しくて死ぬことがあるのだろうか。いや、別にそんな状況はないだろう。
楽しいということは、一言では言えない。楽しいにはいろいろな種類があるからだ。
みんなは幾つの「楽しい」を知っていますか。なんだか哲学的な話になってきそうだけど、そうじゃなくてかなり感覚的な話。
「楽しい」と聞けば、子どもがプレイランドで遊んでいるキャーキャーした感じ。あれを想像する人がきっと一番多いだろう。でも私が今、絵を描きながら感じているのはあれじゃない。
強いていうなら、いい映画を見た後のような。
心の中で何かじんわりと生まれるような、違和感と疑問がうまく溶け合ってそれなりの形で完結するような。
そういう楽しさ。
また話したい。ここで共有できたら嬉しいなって思う。
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