見出し画像

「日本のモノづくり現場に迫る!」シリーズ〜洋上風力発電編🍃〜

「日本のモノづくりに迫る!」シリーズの発信をしていきます🎉
本日は記念すべき第一弾、『洋上風力発電編🍃』です!!
「浮体式」洋上風力発電のモノづくり技術は日本が世界に肩をならべています!
このことからピックアップしてご紹介いたします🎈

洋上風力発電とは?
風のエネルギーを電気エネルギーに変える風力発電を、
洋上(海洋の上)に風車を持っていき、発電しようというものです。

大規模に発電ができれば、発電コストが火力並みであることから、
経済性も確保できる可能性のあるエネルギー源です。
風力発電技術の中でも日本の海域の特徴に合っていると言われている、風車を海に浮かべる
「浮体式」洋上風力発電のモノづくり技術は日本が世界に肩をならべています。
日本の産業界は2040年までに洋上風力の発電設備で原子力発電45基分の出力に相当する電力を
まかなう計画が進行しています。「浮体式」の成否は脱炭素への転換だけでなく、
日本のエネルギー安全保障にも関わる重要なプロジェクトになっています。

「浮体式」は日本に適した発電方法!?

洋上風力発電には、海底に基礎を作りその上に風車を設置するため浅い海に適している
「着床式」と、海上に風車を浮かべる「浮体式」の2種類があります。

海底に固定する「着床式」より、「浮体式」は深い深海まで広く設置できるという強みがあります。
陸地より海上の方が風が強く、日本では遠浅の海域が少ないことから、「浮体式」が日本に適した発電方法とされています。
風が持つエネルギーは理論的には風速が2倍になるとエネルギーは8倍になると言われており、
より風の強い場所に設置することが重要となります。

日本の技術で世界市場をリードすることを目指す
陸上や浅い海上に設置する「着床式」の技術は欧州が先行していますが、「浮体式」では日本が有望視されています。

浮体式は、設備を海に浮かべるために日本が誇る造船の技術を転用しています。

まだ量産技術は世界で確立していませんが、日本が浮体式に欠かせない造船技術を持ち、
適している海域が多いことなどから、浮体式のノウハウを持つ日本の技術で世界市場をリードすることを目指しています。


今回の記事のTOPにある「はえんかぜ」のご紹介✨
愛称「はえんかぜ」で知られる日本で初めての浮体式による洋上風力発電所です。

引用元:https://www.toda.co.jp/business/ecology/special/windmill_02.html

2024年も日本のモノづくり現場の支えとなる様な発信をしていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします🐉

#日本のモノづくり現場に迫る

この記事が参加している募集

仕事について話そう