見出し画像

変化することについて(#なおきメモ006)

冬の終わり。🥌カーリングのストーンを見ると思い出すことがある。

キンクロハジロ(冬の渡り鳥)は11月頃やって来て3月には飛び立っていきます。来たばかりの頃はやせ細ってかさついた姿でいるのだけれど、飛び立つ頃にはふっくら艷やかな🥌のような姿になります。(日々少しずつ変化しているのだ。)
春になる頃には、美しく凛としていて、ちょっと愛らしい姿🥌に変化・成長して、そしてあっという間に旅立っていってしまいます。🐦


書きたくなったのは、昨年から続く変化・変動に思い考えることがたくさんあったからだ。ちゃんと書いておこうと思った。それが変化の証(あかし)だからだ。〈変化とは"痕跡(つめあと)を残すこと"〉

---
(転職のはなし)
19回転職して今の会社が20社目です。変化のタイミングは1社あたり1年から2年前後です。(社会人経験は25年位)ただ最初の2社で12年位働いているのでもっと短いこともあります。
環境を変化させることは、"いろんな人々と出会えるとか"、"関係性(人間関係)をリセット出来るとか"、"いろんな経験・知識習得が出来る"とかたくさん良いことがあります。(良くないこともきっとたくさんあるでしょう。)
中でも一番良かったと思ったことは、今まで出会ったこともないような人と出会い、自分とその人の違いに気付いたことだと思っています。〈変化とは"気付くこと"〉(付記:留まるとは"築くこと")

数年前、クラウドファンディングの会社で働いていたときに、ブリーチした金髪の男性メンバーがいて、"ん?"と思って接していたら、彼はとても優秀な人でした。(彼はあっという間に、その会社で執行役員になります。)"あ、これいいかも!"と思って、ブリーチの彼を真似して髪色を変えてみました。私は人生で初めて髪を染めるということに挑戦してみました。〈変化とは"挑戦すること"〉

転職(変化)を続けて(変動)一番良かったことは
"髪色を変えることを決断出来る自分に出会えたこと"だ。

---
(髪色の話)
最近スタバの店員さんのドレスコードが変わったようです。髪色が自由になり、今では金色や赤色の髪色をした店員さんもちらほら見かけるようになりました。
かつての私は黒髪だった人が、明るい色に髪色を変えたときには"ん?"という違和感を感じていて、"あれ?前のほう(黒のほうが)いいかも?"と思う人でした。それが自分も髪色変えるということを経験すると〈変化とは"経験すること"〉明るい髪色も暗い髪色もそれぞれがそれぞれに素晴らしいと考えを修正することになります。〈変化とは"修正すること"〉
そして、修正を通じて私自身の感覚・価値観に広がりが出てくることに気付きます。〈変化とは"広がること"〉自分が分からなかった・知らなかった人々の気持ちに、ほんの少しずつだけれども、寄り添い・共感するようになっていきます。〈変化とは"分かるようになること"〉

(髪型の話)
少し前、一緒に働いていたメンバーの話。その人の髪型は私が知っている限り、最初ショートでボブになりセミロングになりロングに変化していきました。セミロングあたりから、あーセミロングだなあ。。。って私は思っていました。その人が"セミロング"の時、私が会社変わったりコロナで生活習慣変わったりで、しばらく会えない期間があり、この前ひさびさに会ったら"ボブ"のその人がいて、おもわず"おお!!"と言葉がでてしまいました。〈変化とは"ちがいの大きさ(ギャップ)のこと"〉

(🥌の話に戻る)
カーリング観ててを思ったことがあります。
選手がみんな素敵だなと感じました。どこが素敵なのかとちょっと考えて、美しくメイクした姿も素敵だけど、思わぬ失敗をしたときやミラクルショットを決めたときの仲間たちとの間で交わされる悲顔や笑顔など表情のうつりかわりが素敵なのだって気付きました。〈変化とは"うつりかわりのこと"〉
整えられた出来上がりの姿とともにある、期せずして起こる微細な表情変化が素敵なのだなと思いました。

変化には"変化量の大きい変化"と"変化量の小さい変化"がある。分かりやすい変化も微細な変化も、それぞれがそれぞれに立派で素敵で大切な出来事なんだと思いました。〈変化とは"大きな小さな出来事の集まりのこと"〉


---
キンクロハジロは3月には旅立つ。彼らにありがとうを言おう。彼らはまた必ずやってきて、また必ず会えるのだから。

私はあなたの変化に気付いています。あなたの変化が私の心をうれしくしてくれることを、私は私の変化を通じて気付くことが出来るようになりました。〈変化とは"出来るようになること"〉

本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

人にやさしく、人のやさしさに感謝を。

さあリスタートだ。変わりながら成長する。

変化は"成長の源泉"だ。

変化の連続(変動)で成長を加速していく、人生はあっという間なのだから。

★おわりに★
(学ぶことについて)
学ぶことの目的のひとつの表現として、"誰かを助けたいときに、その人を助ける力がなかったら残念でしょう"という言葉が糸井重里さんの本に書いてありました。
学ぶ目的とは自分の変化・成長によって、誰かの変化・成長に寄与できる人間になることだと思っています。
私の変化・成長で、近しい誰かを、たったひとりでも、助けることが出来ますように。
〈変化とは"学ぶこと"だ。〉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?