青春 Blue Spring

ヨンジュンさんが言った
「moaと一緒にいる今この瞬間、これより美しい青春がどこにあるんだろうと思います。」

私はこの言葉を聞いて、青春の概念が変わった。
私の高校時代は、部活一筋で青春といえば部活であった。それほど部活動では、良い経験ができて、この先これほど真剣に向き合えるものはないと思うほどだった。
これだけでも、私は青春ができたと言えるのだが、ヨンジュンさんの言葉を聞き、私はこれからも青春を過ごせると思った。もはやこれは、青春と名づけているだけかもしれないが、青春という言葉から想像できるキラキラとした体験が、今からでも可能ということだ。現に、私はTXTに出会い、それを体験しているかもしれない。

私は10年以上前から、嵐のファンであった。小中高は、嵐とともに青春を過ごしていたのだと思う。こんなに誰かを好きになることを知った。10年間、ともに歩んでいけて、とても幸せだった。
そして去年TXTに出会い、2度目の青春が始まった。嵐以来、こんなに好きになるグループはいないと思っていたが、出会ってしまった。どちらの方がより好きとかではない。素敵な人たちがいるのだから、好きになったというだけだ。

グループのコンセプトも大好きであるが、メンバーたちの人柄もそれぞれ惹かれるものがたくさんある。彼らは、まだ20代前半であるのに、年齢以上に魅力的な人たちだ。

ヨンジュン。私はヨンジュンさんの顔に一目惚れしてTXTの存在を知るのだが、初めて出会った人柄であった。こんなに楽しそうに、人と関わる人間を見たことがなかったのだと思う。彼が周りの人と交流している姿を見ると、愛されることが必然的な人だと感じた。そして、彼のスペックの高さ、それを保てるメンタルなど、彼を見て憧れるものは数えられないほど多い。

スビン。スビンは人間味があって親近感がわく。物事についてはっきり言うところも好きだ。Twitterで見た呟きだが、「TXTがどれだけ大きくなっても、スビンがいれば大丈夫だと感じる」というのを見たことがある。スビンは、リーダーとしても1人のメンバーとしても、ファンに絶対的な安心感を与えてくれる。スビンの本当に大好きなところだ。

ボムギュ。彼の明るい性格と、彼の中だけにゆっくり流れている感性は、ボムギュという人間に惹かれる大きなポイントであると思う。グループの雰囲気を盛り上げる存在かと思えば、彼独自の空間があって、その2面性はどこからきているのだろうと考えるが、いつまで考えても、不思議な人だ。そして、芯の通った人だと感じる。

テヒョン。テヒョンは、歌を歌っているとき本当に輝いている。歌うことが好きなんだなと感じられて、こっちが幸せになる。それほど歌に自信を持てるようになる過程に、どれほどの日々を重ねてきたのか。そして、テヒョンの言語能力も好きだ。英語、日本語もそうだが、彼の的確な言語表現力が羨ましい。また、彼は非常に面白い人間で、ある一種の中毒性があると思う。

カイ。ヒュニンカイほどできた人間がいるのだろうかと思う。彼は末っ子で、愛嬌もあってかわいい存在だが、彼の中では、どこまで考えを巡らせているのだろうかと思う。彼は常に、誰かのことを思い行動する。本当に揺るがず毅然としていて、かつ暖かい人だ。この暖かさにいつも感動する。カイの素晴らしさが全人類に伝わってほしい。

私は自称ヨンジュンペンだが、みんな大好きだ。そんな彼らを追っていたら、初めて出会うものも多くて、振り返ってみると、キラキラしていて幸せなものばかりだ。ファンでいると、辛いことも多少はある。しかし、それ以上に得られるものがあるから、ずっと彼らを追っている。そして、これからもファンでいたいと思わせる。大学生で社会人になる手前、アイドルに夢中になってしまったことは、弊害も大きいかもしれない。しかし一旦、彼らに夢中になれたこの1年間の「青春」に感謝しよう。


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