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MP30000到達!OOSランクマ向けローテ狂乱の回し方解説

1.はじめに


皆さんこんにちは
ヴィーラさんを愛してやまないSHOさんです!え、トプ画がラウラさんだろって?ナンノコトカナー…
まあそんなことより、今回初めてnote作成に当たった経緯と、どうして題材がローテ狂乱なのかについてお話ししましょう!

ではまず下の表を見て下さい

ローテ狂乱ヴァンプの成績(MP25000〜30000)
合計71戦59勝(勝率83%)

これは僕がOOSアディ後環境にて、ローテーションで狂乱ヴァンプ1本で回した成績のデータです
みんなパッと見た印象はどうでした?結構強そうに感じたよね?
そうなんです!狂乱ヴァンプってね!めっっっちゃ強いんですよ!!
でも競技環境ではメタられやすいし全然活躍しないよねって意見、めっっっちゃ分かります!トップに不利付いててキツイですよね…
でもね、だからこそのランクマ向け解説なんですよ!タイトルにもちゃんと書いてあります
競技で活躍出来なくてもランクマがあります!狂乱の主戦場はランクマッチ!そこで取れたデータを有効活用出来ないか考えた結果、noteに纏めたらいいじゃん!って事で今回作成することになった訳です
実績は保証します!僕自身RSC環境から狂乱を使い続けて約8ヶ月経ちました
何度もヴァンプランキング1位入りを果たし、グラマス到達も全部狂乱1本!ここまで狂乱を使い続けた僕にしか書けない記事に纏められたと思います
この記事の構築もMP25000と高MP帯の環境でのデッキなので十分説得力のあるものになってると思います
僕の狂乱に対する知識が、少しでもランクマッチで遊ぶみんなにとって役に立つものになれば幸いです!

2.採用カードについて

ではいよいよ本題に入りましょう!ここでは採用カードについて①確定枠、②選択枠に分けて見ていきます
選択枠はあくまでも「僕個人の枚数調整」の部分なので「みんなの構築に合わせた自由枠ではない」ということを理解して見て下さい
また、この構築がランクマッチ向けであり、BO3等の競技環境向けのデッキ調整に当てはまらない点も多少ある為、その点にも注意してください

①確定枠

確定枠一覧 

この8種が3投必須になります
たまに1コスドローを1枚程度減らしてる人も居るけど、僕はそれ滅茶苦茶勿体無いと思ってます!
だってよく考えてください
狂乱ヴァンプって基本的に4、5ターン目の7自傷達成を目指すデッキです
4ターン目までに使えるPPは10PPなので、1ターン目に自傷が出来ないと2コス1自傷、3コス2自傷で盤面のテンポが取れたとしても、最速狂乱に入るには4ターン目に4自傷しなきゃ行けません
そこまで要求値高い動きはしたくないですよね…
しかも4自傷をする動きでテンポが悪くなってしまうので本末転倒です
そうならない為にも、後々余裕が出来るように1ターン目からしっかり動けるようにしましょう!

・ルージュヴァンパイア
→1コス自傷や狂乱時ドレインが目立つが、3/3が煉獄と共に並ぶ事象が何気にヤバい

・鮮血の首飾り
→1コス自傷ドローその1  復讐時でも回復が働くのでアグロ相手には上手く使いたい

・デコレーションデビル
→先2最強カード 残った時のアドが凄まじい 首飾りと同じく復讐時にも回復するので上手く使っていこう

・ダークオーダー
→ユリアスを投げる前に打っておきたいカード ただドローしている訳ではなく「手札枚数が増えている」というのが重要 ユリアスで捨てる択が増やせるのが大きい

・終幕の吸血鬼ユリアス
→コントロールするなら必須のカード このカードが有るのと無いのとではデッキパワーが全然違う 捨てるカードについては後に表記

・夜天の吸血鬼
→自傷稼ぎ、盤面展開、除去、オマケのフィニッシュと序盤中盤終盤隙がない最強カード 3ターン目になったら5ターン目狂乱が狙えない時以外は取り敢えず投げて損は無い

・悪魔の令嬢
→狂乱の貴重な2コスフォロワー 突進があるので1/2を上から踏めるのが大きい 本体もコスパが良く、5ユリアス6令嬢のムーブはもはやお家芸

・蹂躙のデーモン
→1コス1自傷ドローその2 本体で使うことは滅多にないが貴重な破壊効果持ち

ユリアスで捨てるカードについて
状況次第と言えばそれまでだが基本的に次の動きが見えるかどうかを優先しつつ7ターン目の大型カードの動きを確保することを意識する
残した手札が2枚以上であればドロー札は残す必要が無いが、1枚である場合ダークオーダーは残す事も視野に入れる
また、ドレインが刺さりにくい相手にはデコレーションデビルや令嬢を残す

②選択枠

選択枠一覧

選択枠は枚数調整を意識するので確定枠よりも慎重にデッキに組み込む必要があります
今回は下のデッキ1本だけど、僕はいつもは数戦ごとに頻繁に入れ替えています!それほど、この選択枠の微妙な枚数差が動きやすさ等に影響している訳です

・愛絶の崇拝者(3枚)
→後手捲りにはもってこいのカードです 後1で2コスを牽制出来るだけでなく後4以降でAOEしながら4/4を1コスで立てる動きが馬鹿にならないです

・愛絶の姦淫ヴァーナレク(3枚)
→アグロ寄せでなくても3枚入れたいカードです 6ターン目にナレクナレク進化で10点出るのは今までの狂乱にはない魅力的な打点源と言えます

・煉獄のダークナイト(2枚)
→早いターンに安定して盤面展開出来ると強いカードです 滅茶苦茶引きたくないです

・デモンディーヴァ(2枚)
→ユリアスが引けている状況なら後4で煉獄直接召喚に合わせて進化を切りたいカードです あて先が必要とはいえユリアスのドレッドオーラで自傷を消して一気に5回復すると気持ちいい

・ゼノディアボロス(1枚)
→お守りで1枚入れるのがベターです ユリアスが起動すればデッキが回るので1枚でも結構引けます 7ゼノディアテラーナイトは犯罪

・百獣の大悪鬼(2枚)
→だいぶ先攻向けのカードです ゼノディアやヴァーナレクが通しにくい相手にはこのカードが刺さります

・まどわしの魔狼(2枚)
→当初は確定枠にいたけど、アクセラ条件が事故の元過ぎたので2枚に減少 本体もなかなか偉いけどリーサルには繋がりにくいです

・ダークエンペラー(1枚)
→メタカード兼フィニッシャーです 出す相手を選ぶけど1度通せばほぼ勝てます

その他のカードについては各プレイヤーの好みや裁量に任される部分が大きいので割愛させて頂きます


さいきょうでっきかんせい!!

以上で僕が今回MP25000台でグラマス2到達したデッキの完成です!(QRコードも付けておきます)


3.マリガンと立ち回り

さあいよいよプレイングの解説に行きましょう!皆が知りたかった所だと思います
狂乱ヴァンプは構築の自由度がとても高いので構築スキルよりもマリガンやプレイングに依存しています
ユリアス等のキーカードを引くだけの運ゲーだったりは否定出来ない事でもあるけど、早めにキーカードを引く為の動きも十分に実力が出る部分です!ここで挙げる立ち回りはあくまでも僕自身が最善だと思った例なので、参考程度にしつつ自分なりの立ち回りを考えていきましょう!

①基本マリガン

マリガン優先キープ

・首飾り、ユリアス、夜天、蹂躙
→テンポとユリアスの引き込みを優先したキープになっています
ユリアス夜天は1枚あれば十分です 被ったら返しましょう
1コス自傷組はいくらあってもいいので見えたら全てキープしましょう

先攻のみ追加キープ

・デコデビ、オーダー
→上記の優先キープに加えて、先攻であれば持っておきたいカードです
デコデビは盤面や自傷のテンポアドが高く、2ターン目の置き得カードです
オーダーは3ターン目に魔狼や崇拝者、4ターン目に他のカードとセットで打っておきたいカードです
これを打っておけば、ユリアスのデメリットも苦になりません
どちらも1枚のみのキープで留めましょう

後攻のみ追加キープ

・崇拝者
→後1による先攻2コスへの牽制やAOE+煉獄展開による盤面捲りに重要なカードです
2ターン目の動きがない場合を除いて基本的に1ターン目に投げるカードだが、後4以降にAOEを使う場面が多いためドロソをキープ出来ているなら2枚持っていても大丈夫です

②立ち回り

さあここからが僕の力の見せどころです!
熱弁により滅茶苦茶長くなるのでご注意ください

・対エルフ(アリア:微不利)
特殊マリガンでは後攻なら令嬢をキープしています
競技環境ではヒーリングフェアリーに入れ替わっているものの、ランクマで重視される速攻性の高い捕食者を取れないととてもキツイからです
1度取り損ねるとバウンスを駆使されて何点も削られる為、デコデビも無闇に使わずに復讐時効果を活かすようにしましょう
煉獄が立てられたらギリギリ巻き返せるようになります

2/3/2疾走(使いまわせる)

先7ダークエンペラーを積極的に通したい相手であり、先攻ゲー感がとても強いです
後攻をとった場合は後4狂乱達成しつつルージュ崇拝者ディーヴァ煉獄で出来るだけ強い盤面を形成して圧をかけて行きましょう
アリアが来た場合は返されることが多いのでヴァーナレクでのアグロプランに切り替えて顔を詰めましょう
基本的に後攻でのコントロールは無理な相手であると意識してください

・対ロイヤル(連携:有利、進化:有利)
特殊マリガンでは先攻後攻どちらでも令嬢と魔狼をキープしています
ロイヤル側が夜天などの盤面展開を抑えるためにモノクロからイメラを投げる事が多いので、イメラとナイトを上から踏める令嬢魔狼の動きが刺さります

取れないとキツイ

また、潜伏が取りにくい狂乱にリオードを投げてきたり、先1に空絶の崇拝者を投げられる事もあるので落ち着いて対処していきましょう
特に崇拝者は極意たる空絶のあて先を出さなければ進化されることは無いので、無闇にフォロワーを出さないようにしましょう
ロイヤル対面はユリアス起動すれば勝てる対面だが、連携ロイヤルのエリカによるワンキルは回避不能であり、常に体力に気を付けて大悪鬼を置いておく等の対策が必要です
シークレットスキルにゼノディアを当ててリーサルなんてこともたまにあります
また、シークレットスキルで破壊されるフォロワーのファンファーレは働くが、夜天や令嬢の付与効果など他のフォロワーが場に出た時の効果は働かないということを覚えておきましょう
令嬢が破壊されてもデーモン突進で盤面が取れます
また、ダクエンで無効にするのもオススメです

出されると面倒

進化ロイヤル対面は比較的体力に余裕があるものの、盤面を強く作ってくるので、ユリアス起動後の6ターン目に手札が事故って盤面が返せないといった状況を作らないようにしましょう
逆に言えばそこを乗り越えるだけで楽に勝てます ビクトリーブレイダーを除去できるカードを握りつつ、直接召喚してきた兵団長をゼノディアの餌にしてやりましょう!

・対ウィッチ(進化:有利、混沌:有利)
特にこれと言った特殊マリガンはありません
最近は進化ウィッチが増えてきているが、ユリアスが起動出来ていれば問題ない相手です
理由として他のデッキと違い、早いターンにワンキルされる可能性が低いからです
基本的なワンキルパターンとしてギルド会議やフュンフを絡めた疾走によるOTKがあるものの、リーサルが遅いので先に削りきる事が出来ます
アグロムーブに対する耐性もそこまで無く、ユリアスが引けなくても先攻ヴァーナレクで轢くこともあり、かなり楽な相手と言えます
混沌ウィッチはある程度アグロ耐性があるものの、こちらも混沌を打つ隙が大きく有利な相手と言えます
特に意識するのは混沌を打たれる直前に煉獄直接召喚を合わせる事です
早めに出してしまうと進化権を使って簡単に処理される為、混沌を打ったら負けの状況を作りましょう
あて先がない場合でも混沌の返しでリーサルが取れるように、あえてディーヴァを置くのも手です
混沌が起動されても狂乱には比較的コストの高くて強いカードが多く、余程運が悪くなければ負けることは無いので落ち着いてユリアスに進化を切っていきましょう
ユリアスはナイトメアとブラッディネイル全力起動を意識し、ドレッドオーラは後回しにしましょう
ただし、調子に乗ってドロソもなしに盤面を並べていると2ターン目の神鳥に咎められて大変なことになるので気を付けましょう

かわいいTwitterくん

・対ドラゴン(バフ:微不利、バーン不利) 
特にこれと言った特殊マリガンはありません
この対面はどちらも先攻ゲーな上に、相手の動きに試合展開が左右されやすいため、ある程度の上振れは割り切るしかありません
バフドラは序盤から盤面展開が強いためドロソを積極的に使い、早い狂乱達成によって夜天や令嬢を強く使えるように準備しましょう
特にコーラルシャークを序盤に投げられると手札を盤面処理に回されてテンポが取れなくなってしまうので、魔狼アクセラなどを上手く使って出来るだけコスパのいい処理をしていきましょう
覚醒状態に入る中盤以降は常に体力16近くをキープしつつ回復で耐えてカウンターを狙っていきましょう
なお、体力16以上でもローウェンを2枚以上投げられたら大体負けます
また、バーンドラは序盤が薄いものの、基本的にスペルの打点を使うことが多く、フォロワーは全てリーサル時に出てくるのでバフドラよりもドレインが刺さりにくい所に注意しましょう
しかし、先攻であれば崇拝者やルージュを1に置くことでバーンドラの1烈絶の崇拝者を牽制することも出来ます
このカードに攻撃1をぶつけると2ダメ自傷を受けるため1コス自傷連打で3煉獄を狙うことが出来るからです

1コス1/2に能力盛りすぎ

また、ローウェンの槍は自分のターンでも、相手のフォロワーが与えるダメージが1増えるので、ローウェンが場に残っていればゼノディアを突撃自害することが出来るのも覚えておきましょう
後はガルミーユだけでなくバーンドラのロイのエンハンス8をケアするために進化権を使って盤面のフォロワーの体力を4以上にしておくのも有効です
こうすることで盤面にフォロワーが残り、黒龍の呪いのダメージを避ける確率が上がります
最後に狂乱に対するメタカードについて、フィルレインにも気を付けるようにしましょう
このカードは覚醒時にコストを1上げる能力を持っているが、狂乱というデッキは煉獄を除いて全てのカードが左上のコストをしっかり支払うので滅茶苦茶刺さってしまいます
特にローウェン対策に投げようとしたダクエンやゼノディアのコストを上げられてしまったりすると目も当てられません
覚醒時に投げられないようにするのはかなり難しいが、序盤に強い盤面を並べたら処理に使ってくれることもあるので諦めずに立ち向かいましょう!

今期のうざいカードランキング1位

・対ネクロ(進化:五分、ラスワ:微有利)
特にこれといった特殊マリガンはありません
進化ネクロはかなり相手の上振れに左右される対面であり、先攻後攻の差はあまり感じられません
デッキパワーもかなり高く、回られたら負ける事もあるが、戦えない対面では無いので顔を詰めていくアグロプランを意識しましょう
OTK火力がかなり高いため、基本的にコントロールプランに持っていくのは難しいと考えてください
また、スケルトンレイダーをケアするためにもヴァーナレクやテラーナイトを上手く使いながら盤面を最低限残さないようにしていくことが大事です
霊体の侵入はバカなのでレイダーケアしてもこのカードを含めて削り切られる状況は割り切りです

テキストだけは初期のカード

ラスワネクロはかなり有利が取れています
展開するデッキの性質上、ユリアスのブラッディネイルが刺さっており、顔を詰めに行かなくても勝手に削れていることが多いです
鎖杖は無理ですが、一刀はあて先を残さないようにケアすることが出来るためお互いに膠着することもあります
そう言った時は空いた顔面にヴァーナレクを飛ばしていきましょう
また、ネクロデッキ両方に共通する事として、デスキャットリーパーのラスワによる3煉獄の再現性がドラゴン対面に比べて高いところも、戦いやすい点と言えます
ただし、相手もそれは分かっているのであまり出してきません
死門から出てきたらラッキー程度に留めておきましょう
注意すべきカードとして、セレストマグナが挙げられます
このカードは結晶の回復阻害や、本体のスペルアミュ封じがかなり狂乱に刺さっており、特にテラーナイトが封殺されてしまうと強い行動が何一つ出来なくなります
セレマグがかかっているにも関わらず相手ターンの行動を見ずにうっかりユリアス投げて進化させてしまわないようにしましょう

6コスなのがせめてもの救い

・対ヴァンプ(狂乱:五分)
特にこれといった特殊マリガンはありません
言わずと知れたミラー対面は圧倒的な先攻ゲーです
先攻側は相手のゼノディアカウンターに気を付けつつ、9ターン目にヴァーナレク等の攻撃力3で顔を詰めてイモータルペインを出させないようにして、夜天闇蝙蝠を決めます
この時に自傷回数や盤面の数に注意しましょう
盤面が2面以上埋まっている場合、夜天で3面埋めてしまうので闇蝙蝠が出せなくなってしまいます後攻側は特にキツイ場面が3つあります
1つ目は序盤の盤面展開です
先2デコデビを咎める為に後1崇拝者を置いたり、先4煉獄を除去するために後4崇拝者や魔狼で盤面を捌きつつ、煉獄を含めたこちら側の盤面を強く保ち続ける必要があります
2つ目は中盤のヴァーナレク連打です
6PPで10点以上出されると顔が持たないので、デコデビやディーヴァで出来るだけ自傷ダメを受けずに回復しなければ行けません
そうするためにもユリアスの着地が絶対条件になっていきます
3つ目は終盤の夜天です
後攻側ではアグロプランをとることが出来ないため、コントロールに持ち込む必要があります
しかし僕の構築にはイモータルが無いため夜天からの闇蝙蝠で100%負けが決まります
そうさせない為にも6ターン目以降からブラッディネイルをケアしつつ盤面を横に広げることで、魔狼や大悪鬼等の高コス0自傷カードを誘って自傷を稼がせないようにしています
また、先攻側の盤面が弱ければ盤面ロックもありです
ここまで長々と書いてきたが要するに後攻はキツイということがよくわかったと思います
先攻をとってぶん回していきましょう!

・対ビショップ(回復:不利、守護:有利)
後攻なら守護ビショ対面をみて令嬢キープします
回復ビショは数あるデッキの中でも特に狂乱が苦手としている相手です
特にイリス、ベレロフォン、ホーリーセイバーの3つが狂乱に対するメタ性能が高いところに注意して戦いましょう
まずはイリス、このカードはレリックゴッデスを出してくるところに注目しがちですが、ゴッデス爆誕後のレリックアミュレットの効果もなかなか強力であり、長期戦になればなるほど不利になってしまいます
また、守護の少ない狂乱ではユニコーンウォーリアーによるバフが致命傷に繋がるため、ある程度手札の回復札を序盤に吐き出させなければなりません
もしくは4、5にイリスを投げる隙を作らせないように積極的に盤面展開して行きましょう
しかしここで咎めてくるのがキツイカードその2、ベレロフォンです
回復によるハンド消費は大きいものの、1度起動されると永続的に盤面のテンポを取られ続けます
回復ビショは手札のリソースもかなり多く、回復だけで耐え続けるのはあまり効果的ではありません
イリスと違って盤面で押し切るプランが取りづらく、アグロが通せないため、出されたら直ぐにコントロールプランを通していくようにしましょう
また、後4のべレロはルナールプリーストがなければこちら側の盤面を返しにくいため、序盤に夜天を並べずに狂乱ルージュや崇拝者を並べて体力2以上に保つように意識するといいです

聖神弓を合体して2で割ったカード

ホーリーセイバーは狂乱のもっとも厄介な相手であり、ホリセ自体の対処は破壊などで捌けるものの、1ターン遅延される事象がかなり痛いです
その遅延でゴッデスがこちら側の体力を削り切れる確率がグッと上がるし、10ターン目の夜天闇蝙蝠を止められるとギルネリーぜが飛んできてハンデス+打点リーサルGGになる事が多いです
回復ビショ対面の基本的な勝ち方はヴァーナレク連打による押し込みか闇蝙蝠によるOTKなので、その両方を封殺してくる時点で投げられたら負けが見えてきます
対策としては出される前に先にOTKするか、盤面で牽制する動きが重要になってきます
ゼノディアを結晶で打つと後攻なら7ターン目に開くため、ヴァーナレクやテラーナイトの連打でOTKが可能になります
ただし、相手にもアブディエルが入っている事が多い為、進化時効果をゼノディア結晶に使わせないように強い盤面展開を押し付けていくといいでしょう
盤面で牽制する動きとして鍵になってくるのが百獣の大悪鬼です
回復ビショはあまり進化回数が稼げないため、基本的にホリセ単体で投げつけてべレロのAOEで捌くといった戦い方が多いです
ホリセが飛んでくるタイミングに合わせて大悪鬼を置いておくと、相手もホリセを顔に詰めていくことが出来ず、こちらの体力を回復しなければならない分のPPを盤面の押し込みや闇蝙蝠OTKルートのための自傷の準備に回す余裕が生まれます
ただしこちらもゴッデスで取られる状況の方が多いため、ゴッデスに踏まれないように進化置きなどして対処していきましょう
ホーリーセイバーを投げられることが問題ではなく、ホーリーセイバーでターンを稼がれることを重く見ることが大切です

この人に何度もリーサル止められた

守護ビショは回復ビショとは打って変わって有利な対面と言えます
この対面で重要なのはブラッディネイルです
ラスワネクロ対面の時と同様盤面を展開してくる相手にはブラッディネイルが滅茶苦茶刺さるのでユリアスの全力起動を狙っていきましょう
この動きは後攻でも必須ですが、先攻に比べて4、5ターン目のユリアス進化に余裕が無いため、相手の盤面が2枚以下であれば後3にユリアスをポン置きして後4にテラーナイトを全て使う動きがかなり刺さります
基本的に守護ビショは序盤の盤面をとる手段が乏しく、結構な確率で後3ユリアスを通すことができます
気を付けなければならないのは盤面が3枚以上の時のカルミアで、ユリアスを上から踏みつつ盤面を強くしてくると一気に不利になってしまうので気を付けましょう
また、2面でもゼノンや1コス2枚でカルミアが起動してしまう所にも注意しましょう
後3ユリアスを通すために2令嬢で盤面を取っておくことが大事で、1面しか除去できない魔狼はあまり優先しない方がいいです
逆に言えばカルミアさえ気を付ければユリアス起動で楽に勝てる相手なので落ち着いて対処して行けば大丈夫です!

唯一怖いカード

・ネメシス(人形:微不利、AF:五分)
後攻なら人形ネメ対面を見て令嬢キープします
人形ネメシスは序盤から不吉などを使って盤面テンポを稼いでくるデッキです
基本的に低コストの1/1や2/2が多い狂乱には不吉がかなり刺さってしまうため、令嬢などで出来るだけ手早く処理していきましょう

リーシェナからリアニされるときつい

また、リーシェナによる遅延性能が高く、バーンダメージもかなり痛いのでコントロールでは展開に加えてOTKを狙った回復を意識して行きましょうそのため、ワンキルを狙いつつ回復ができるダークエンペラーは人形対面で場残りもいいため、優先して投げたいカードになります
また相手がカラミティ・モードを使ってきた場合、シャングリラブレイカーの直接召喚による盤面ロックを利用して闇蝙蝠を投げれるターンまで繋げると比較的楽に勝ち筋を通すことができますAFネメシス対面は先攻なら後4ジェネシスの対処を意識して、進化されても煉獄のみ取られる様な盤面展開を意識しましょう
後攻はギガスファクトリーを通されてしまうと一気に不利になってしまうため、ナレクナレク速攻といったアグロプランを意識する必要があります
また、ギガスファクトリーを通された場合にエッジアーティファクトのドレインを嫌って盤面を残さないプレイも重要になるが、種類6を既に達成されていた場合、キャノンやインパルス等で楽に削られてしまうことが多く、そもそも6達成でギガスファクトリーを置かれてる時点で勝機も見えないため、逆リーサルを割り切って盤面を広げていくことも視野に入れましょう
後は先3のシップアクセラを抑える為に魔狼を温存して行くことも重要になっていきます
狂乱は夜天や令嬢等に除去を頼っており、序盤の体力3を除去する手段が乏しいため、魔狼の必殺はとても貴重です

3/2/3守護にメリットがつく時代

4.最後に

僕が狂乱を回す中で重視していることは2つあります
1つ目は相手のデッキに対する理解力です
狂乱はメタ耐性が低いデッキであり、相手の構築や実力によってかなりケアされやすいです
その為にも自分自身の勝ち筋を通すにあたって相手がどういう行動をしてくるかを知っておかなければなりません
この事がコントロールに寄っている狂乱を使った上で辿り着く思考と言えます
2つ目はアグロプランを通すか捨てるかの判断力です
これは早ければ早いほどしっかりとしたリーサルへの道筋が立てられるため、特に不利がつく対面には必須になっていきます
また、ユリアスが引けていない場合も同様で、ユリアスが引けない場合はヴァーナレク連打か闇蝙蝠OTKを狙うことが多いですが、手札の中身でどういったリーサルプランを通していくかを判断していく必要があります
ユリアスが起動出来ていない時の狂乱は手札の選択肢がかなり限られてくるためとてもキツいですが、最後まで諦めずに勝ち筋を見据えたハンドの切り方を心掛けていきましょう

狂乱というデッキは初心者でもかなり扱いやすい事で知られています
その為カジュアル勢にも人気であり、ランクマッチの使用率も比較的高い傾向にあります
だからといってプレイ難度が高くないから考えない要素が多いということは決して無く、寧ろ構築理解度等のプレイスキルが高い人にもオススメできるかと思います
先攻を取れば有利といった意見も分かります
しかし、必ずしも先攻が絶対に勝てるという訳ではありません
後攻でも慎重な立ち回りを意識し、ユリアスが引けなくても自分自身の対応力を遺憾無く発揮していけばどの対面でも勝てるポテンシャルがあるデッキと言えます
全対面で有利不利の差があまり変わらないということは、プレイ練度を高めていけばどの対面でも有利になるという事です
この事を常に意識し、負けても悲観的にならずに
ポジティブに狂乱を回していくことがランクマッチを走る中で大事な事だと気付いて貰えれば、この記事を書いた意味もあったというものです
実際に試合し、データを纏め、執筆に時間をかけたこの記事から「狂乱は強くて深くて楽しい!」といった僕の思いがみんなに伝わってくれれば、とても嬉しいです

以上でローテ狂乱の解説を終わります
長くなりましたが最後までご精読くださりありがとうございました!(・▽・)/ジャマタ

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