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令和の孤独ホーム

今、私は千葉県の佐原駅のホームにいる。



身内の葬式に参列してきて、一人で町田に帰るためだ………


しかし、困った…
駅に着いたのが19時30分。

『あと10分で電車来るじゃん』と帰宅の旅は順風満帆かと思われたが、待てども待てども電車は来ない…

『この時間にルーズな感じが田舎の良さだよね』そう天にいるボブ(マーリー)と話して気を沈めていたが…

15分過ぎてもこない。


改めて電光掲示板を確認すると…
次の電車は8時41分だった…。


やんごとなき田舎だぜベイベー。



佐原駅のホームには誰もいない、そりゃそうだ…あと41分間は登りも下りも電車がこないんだもの…


暗闇の中にあるベンチに腰かける



あぁ………

蒸し暑くて…

星の無い夜…

カエルと虫の鳴き声、それに、室外気と、時たま通る飛行機の音 だけ が響いている。


しかし、、、なんだ。


夜に駅のホームで一人ぼっちって…




なかなか素敵じゃないか……




今、急にどっかのテレビ局が取材にきて『人生とは何ですかっ!?』とマイクを向けてきたら

『孤独とのダンス』ってサラッと言ってやるね。


また仮に、小さな女の子が歩いてきて…『おじさん一人で寂しくないの?』と首をかしげたら…


『寂しくないよ、、、だっておじさんがここにいるんだもん』何て、摩訶不思議なことを言って通報されたい気分だ……



上質な孤独は令和という時代において、最高の贅沢の1つかもね


『オナニーしてるときわ!!?』


へいbaby…

今日は下ネタはいらない…
今日は…誰の目も気にしなくていい


サンデイッ!!