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岩槻でひなまつり

 二月末日。埼玉県岩槻市の「まちかど雛めぐり」に行ってきた。以前友人が岩槻の人形博物館を楽しそうに見学しているのを見て、時期を見て自分も出かけようと思っていたのだ。
 岩槻では夏も人形関係のお祭りが執り行われているようだが、暑い中見まわるのは無理よりの無理なので、初春にでかけた。
 岩槻はひな人形の生産高が日本一らしく、降り立った岩槻駅にもたくさんのひな人形が飾られていた。

土偶いいよね(駅はご婦人の山となっていてひな人形とれなかった)
祭り期間中朝から一つずつ階段並べるらしいよ、大変だ
東玉人形博物館
木目込みの人形もかわいいね
お昼に食べた蛤のドリア
岩槻人形博物館、象がかわいい
岩槻のレターセット攻撃的だな
むっちりおしり
体毛がしっかり植え込まれた犬の人形、ツヤツヤの毛並み
ひよこのお雛様
犬しか撮ってねえのか
尾山人形

 写真見てわかるとおり、すぐにひな人形には飽きてるね。岩槻に来る前はひな人形に対する熱がすごかったんだけど、駅から愛宕神社の大雛段飾りを見たくらいの所でひな人形欲がカンストしたみたい。
 それでも手を変え品を変えでいろいろなひな人形を楽しむことができた。
 愛宕神社の次は駅前にある東玉人形博物館へ。ここはイベント期間中にも関わらず博物館に係員は居らず、無人販売機的な箱に入場料200円を入れて自由に見学をする形がとられていた。
 江戸、明治から遡るひな人形の遍歴を眺める。中でも目を引いたのは美しい打掛の着物と共に薄暗い和室の中で展示されていたひな人形だ。
 青空の下のひな人形、煌々と蛍光灯の光に照らされたひな人形などを見てきたが、私はこの薄暗い日本家屋の一室でぼんぼりの明かりの中でみるひな人形が一番美しく見えた。
 ひな祭りの歌にあるように、薄暗い部屋の中だと真っ白な顔がちょうどいい美しさで良く映える。
 ひな人形の他にもつるし雛や犬張り子、桃の花やお菓子が詰まった宝箱のような女の子の部屋。こういうところにお招きされてみたいな…と思わせる、しみじみと好い展示だった。

 お昼ご飯を食べてひとここち付いた後は岩槻人形博物館へ。こちらは人形作りの工程から町で作られてきた様々な人形、そして職人の作成動画までもを見ることができる。
 人形っておがくずみたいなものを枠に詰め込んで固めて作るのね…(クソ雑所感)まあ犬が好きなんで人形よりも犬ばっかり撮ってたけど。
 
 春のはじめにいい散歩ができました。

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