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みんなが熱中するもの

こんばんは、マユです。

すっかり冬ですね!
MA-1をようやく解禁できて嬉しいです、がまだまだ昼間は暑い、毎年何を着て過ごしていたんだっけ、と思う日々です。
トレンドを追いかけもしますが、自分が好きな服のテイストは結局昔から変わらないな〜という感じ。

まあ今日はアメリカのスーパーボウルの話をします。アメフトファンでもなければ、アメリカに行ったこともありませんが...

スーパーボウル (英語: Super Bowl) は、アメリカ合衆国のプロアメリカンフットボールリーグ、NFLの優勝決定戦。アメリカンフットボールの最高の大会であり、アメリカ最大のスポーツイベントである。NFLの2つのカンファレンスであるアメリカン・フットボール・カンファレンス (AFC) とナショナル・フットボール・カンファレンス (NFC) の各優勝チームで争われる。毎年2月上旬の日曜日に開催されており、スーパーボウル当日はスーパーボウルサンデー (Super Bowl Sunday)またはスーパーサンデーと呼ばれ、事実上アメリカの祝日となっており、年間で感謝祭に次いで2番目に食糧が多く消費されることでも知られる。200以上の国と地域でテレビ中継されており、特にアメリカでは毎年テレビ番組で年間最高視聴率を記録するなど、極めて注目度の高いコンテンツになっている。

アメフトの決勝戦の日が祝日って凄いよね、一大イベントです。日本にそんな日はおそらくないです。
映画やドラマでも大体フットボールが話題に上がるし(例えば70sショウではお父さんがウィスコンシンのパッカーズが大好きで、BONESではブースがスティーラーズのマグを愛用し、バッファロー66の母親は息子よりもアメフトが大事だったりね)スポーツ万能の青年たちはアメフトやってるし、学校行事としても自分の学校のチームを応援することがちょう大きなイベントとして描かれていますよね。生活に根付いてますね。

で、わたしはアメフトファンじゃないけど、わたしと同じようにポップカルチャー大好きな父親がよく家でアメフトの試合を見てます。ピッツバーグ・スティーラーズが好きらしいです。それでスーパーボウルの存在を知りました。

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あとハーフタイムショーね。トップミュージシャンたちの最高にかっこいいライブが、試合のハーフタイムにあるんですね。わたしはこっちを楽しみにしている派です。YouTubeでみたプリンスの年とトム・ペティの年が好きです。ブルーノマーズも良かったですね、レッチリ出てきてびっくりしたし。

そんなエンターテイメントが凝縮されたステキな祝日にアメリカ国民のほとんどが仲間と集まり、テレビにかじりつき、応援するわけです。そんな視聴率がとんでもない日だからこそCMもすごく力が入っているんです。

いつしかわたしはその、力が入りまくった、スーパーハイクオリティなCMですら楽しみになっていました。
大企業がこぞって、莫大なお金をかけ作るCMはどれも見応えがあります。そのアプローチは様々でとてもユニークです。

ということでスーパーボウル2018からいくつかCMを紹介したいと思います。

まずはこちら!アマゾンのスマートスピーカー”アレクサ”のCMです。
アレクサが突然声を失ってしまうところからCMがスタートします。そしてアマゾン社員たちが打った手は”セレブたちの声を使用する”ことです。セレブにはもちろん自我がありますから、「自分で調べろ」だの言うし、いつものように要望を聞き入れてくれないアレクサにユーザーが困惑していきます。中でも最高なのはCMの後半でアンソニー・ホプキンスが登場し、「ハンニバル」のレクター博士を再現するシーン!ユーザーの怖がってる姿も最高です。
最後にアレクサが「(声を代わってくれて)ありがとう、ここからはわたしがやるわ」と話し、終わります。口答えせず言うことをなんでも聞いてくれるアレクサに感謝したくなるCMです。

続いてはこの動画の最初に収録されているCM。「スモーキング・ハイ」などでお馴染みのダニー・マクブライドと「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースが出演しているこちらの動画はまるで映画の予告編。というか、予告編だと思って見ていると、実はオーストラリアの観光招致CMだったというパロディCM。コメディなロードムービーの予告編なのですが、観光名所を次々と映しています。この映画ホントに作ってよ!って言いたくなるクオリティです。

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そして4:00ちょうどから始まるJEEPのCMは映画「ジュラシックパーク」に登場する数学者イアン・マルコムがT-REXに追われJEEPで逃げる、というCMです。ちょうどジュラシック・ワールドが公開する年であったこともあり、こちらのCMもまるで映画の1シーンを切り抜いたようなCM、でも、実はジープの試乗に来たマルコム役のジェフ・ゴールドブラムの妄想でした、なんて粋なオチ。

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7:02から始まる韓国の自動車会社KIAのCMは超大スターのエアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーを起用。彼らの代表曲の1つDream Onも使用されています。スティーブンがトレーラーハウスの中でレース用のスーツを着ます、そこには若かりし日の彼の写真も飾られています。KIAの車に乗り、勢いよく、でも何故か後ろに進みます。車を出るとそこには時代遅れな女性たちが。そしてスティーブンが映ると顔が若かりし日のスティーブンに!タイムトリップです。CGIでめちゃくちゃリアルな70年代のスティーブンが見れます。かっけ〜

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そしてラスト10:05に始まるCMは「ストレンジャー・シングス」の保安官ホッパーで一躍有名となった俳優デヴィッド・ハーバーが出演するコメディテイストの洗剤メーカーTideのCM。
「普通のよくあるスーパーボウルの車のCM?それとも笑えるビールのCM?」など視聴者に語りかけながら様々なスーパーボウルの日のCMあるあるを披露するデヴィッド。「まあ、Tideのコマーシャルなんだけどね」と言うと次は保険会社のパロディへ。オイルまみれの車の修理業者が「なんでこれがTideのCMになんだよ」と訊くとすかさず「服を見ろよ、シミひとつないだろ」と。そこから続くパロディも服を指差し「TideのCMだよ」と言い続けます。それがコーラやシェイビングクリームやシェイプアップやスマートスピーカーのCMでも。スーパーボウルのCMパロディを一通りやってのけます。”もし服がきれいならそれはTideのCMだよ”なんて感じで終わります。思いついた人に会いたい笑

長いから以上にします。企画をする人間として見習いたいことがたくさんあるスーパーボウルのCM。試合ももちろん楽しいけどハーフタイムも国歌斉唱(ホイットニー・ヒューストンの回が素晴らしいです)もCMまでもがエンターテイメント。さすがエンターテイメントの国!来年も楽しみだね、乾杯!

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