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勝手に広告に韻を踏ませた話

カナイです。

電車内でこんな広告を発見しました。

宮藤官九郎さんのカッコいい広告なんですが、問題はそのコピー。

ロックバンドのギタリスト
映画で監督、演出、役者
安らぐ場所はスーパー銭湯
作詞、作曲、コントも手掛け
テレビ、映画で脇役、主役
変幻自在の48歳
魔法使いの脚本家
作詞に作曲、ギタリスト
多才な男の日課はジョギング

これを見て、思わずツッコまずにはいられませんでした…。

ここまで書くなら、ちゃんと韻を踏め!と。

最近こちらの案件でラップを作り始めて以来、なにやら目覚めてしまったのか、すぐ韻を踏もうとするようになってしまったんですね。


(これは大阪出身で新喜劇とか見て育って、昔から親父ギャグとか言葉遊びが好きだったのが影響しているのですが…。)

クドカンの顔もドーンと映っているせいか、クドカンがラップしそうな感じにしか見えないこの広告。

なので、拙いですが勝手に添削してみようと思います。

<添削前>
ロックバンドのギタリスト
映画で監督、演出、役者
安らぐ場所はスーパー銭湯
<添削後>
ロックバンドのギタリスト
監督役者もやりますと
疲れたら銭湯でリセット

多才なマルチプレイヤーは、銭湯で疲れた身体をリセットしているのだろうと想像してみました。

<添削前>
作詞、作曲、コントも手掛け
テレビ、映画で脇役、主役
変幻自在の48歳
<添削後>
作詞、作曲、コントも手掛け
脇役、主役も演じ分け
48歳自在に変形

変幻自在であるところをさらにフューチャーさせました。

<添削前>
魔法使いの脚本家
作詞に作曲、ギタリスト
多才な男の日課はジョギング
<添削後>
魔法使いの脚本家
ギターに作詞に作曲だ
多才な男 ジョギングが日課

これはちょっと並び変えただけです。それだけで簡単に韻が踏めて、思わず口ずさみたくなる、電車を降りてからも脳内から離れないワードになっているのではないでしょうか。

遊びではありますが、限られた文字数で言葉を凝縮しつつ、キャッチーに仕上げるのもテクニックの一つではないでしょうか。何よりも、伝えたい!という強い気持ちが出ると思います。

有名な「インテル入ってる」とか「セブンイレブンいい気分」なんかもそうですよね!!

ということで、ラップ案件お待ちしております。
ではまた。

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