赤松健100万票プロジェクト

この記事は赤松健100万票プロジェクトについて記述する。
赤松健100万票プロジェクトとは、2022年7月10日に投開票が行われる第26回参議院議員通常選挙で全国比例で出馬している赤松健の得票数を100万票にするプロジェクトだ。

参議院議員候補の赤松健。

歴史

2019年

このプロジェクトは、2019年に行われた参議院選挙で全国比例で出馬した、山田太郎参議院議員による「山田太郎53万票プロジェクト」が背景にある。「山田太郎53万票プロジェクト」では、山田太郎の得票数を53万票とすることが目標とされ、結果として山田太郎は目標を上回る54万77票を得て当選した。目標が53万票とされた根拠は、『ドラゴンボール』に登場するフリーザのセリフの引用だけではなく、前回の参院選の比例代表選で自民党でトップ当選した候補を上回る数字がそれだったからである。
2019年の選挙で山田太郎は54万票を得て目標を達成したが、60万189票を得た自民党の柘植芳文、594,289票を得た公明党の山本香苗に次ぐ票数で自民党内および全体で1位とはならなかった。

2021年

2021年12月、赤松健は自民党から全国比例で出馬する見込みであることを発表した。
東京スポーツ電子版の2021年12月16日付の記事によると、赤松をバックアップしている山田太郎は、赤松の得票数の目標について、「最低70万、目標は100万」と述べている。この山田太郎の発言が赤松健が目標とする票数が100万であることを示した最古の情報であると思われる。

2022年

2022年6月22日、第26回参議院議員通常選挙の公示が行われ、赤松健が正式に立候補し、決意文を公開した。その中で赤松は、100万票を目標とする意思を述べた。また同日Twitterでも、「新しい政治のあり方を社会や政党に対して示す」ことが出来る数字として100万票を目標とすることを発表した。

それと共に、#赤松健100万票プロジェクトが公式応援ハッシュタグとして使用されることが発表された。

なぜ100万票か?

100万票を全国比例で得た候補は過去存在している。2001年に舛添要一は自民党から全国比例で出馬し、158万8262票を獲得した。それよりも多い記録としては、2004年に公明党から出馬した浜四津敏子の182万2283票がある。100万票とは決して不可能な数字ではないのだ。最近では2019年に山本太郎が99万2267票を獲得している。このように見れば、山田太郎が2019年に得た54万77票も、やや物足りなく思えてくるだろう。

赤松健が100万票を獲得すると、その票数は前回の参院選で自民党の最多得票候補が得た60万189票を上回るのみならず、令和時代に比例枠として最も多くの得票を得ている山本太郎の99万2267票をも上回ることとなる。それはすなわち、比例代表で全体1位となることを意味する。100万票を得ることで、山田太郎が「53万票プロジェクト」の時に唱えた「反表現規制勢力の票田としての確立」が前進し、表現の自由の大切さをより国政に訴えやすくなる道が開かれることとなる。

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