自己紹介と小学生の私
Aセクシャルだと思う25歳女です。
そうかもと思い始めたのは2年前くらいから。
それまではなんで恋愛出来ないのか悩んだりもしていました。
そもそも人見知りで自分から話しかけるなんてことはほとんどなく、友達も手で数えられる程度。
年に複数回会う友達は2人くらい。
そんな私ですが、小学生の頃は運動神経のいい活発な女の子でした。
負けず嫌いで、ふざけて男の子を叩いては先生に怒られるなんてこともしばしば。
高学年になると周りの子たちは「あの子って○○が好きなんだって〜」などと恋バナをするようになり、ぼんやりと男子を好きになることが普通のことだと認識し始めた気がします。
6年生になると、特に仲の良かった2人と交換ノートをしていて、その中で好きな人を言い合うことになりました。
その時私が選んだ好きな相手は、少し前に別の子から噂で聞いていた、私のことを好きらしい男の子。
何度か同じクラスになったこともあり、何かと接点のある男の子だったので辻褄も合いました。
バレンタインデーが近づくとみんなでラッピング用品を買いに行き、当日校舎裏に呼び出して、「私は△△のこと好きだけど△△はどうなの」という何とも可愛げのない、告白とも呼べない言葉と共にチョコレートを渡しました。
それから卒業するまでの1ヶ月、たまに私を見つけたら逃げる△△を追いかけることをするだけで、2人で遊んだりすることもなく終えました。
これが私の小学生時代の恋愛(?)です。
私は周りの子に合わせて、自分にとって都合の良い男の子を好きな相手として選んだだけで、自ら好きだと思ってはいませんでした。
この頃は周りと違うことはいけないことだと思っていたのかもしれません。
当時の女の子はみんなモー娘。やSPEEDなどにハマっている子が多かったですが、私はそれらに興味を持っていませんでした。
でもみんなが好きなものを自分も好きでいないと話しの輪に入れなかったこともあり、自分なりに好きなメンバーを作ったりもしていました。
まあ、小学校を卒業してから同級生に会うこともほとんどなく、子どもの頃の可愛い思い出にすらならない薄っぺらい記憶です。
でも、この頃に好きを自分で作っていた私は、のちに自分が自然と好きになるものにとてつもない拘りを持つようになりました。
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