ジャーゴン210109

今、自宅でひとり酒を飲んでいる。
支離滅裂に見える自己を記録するために、記事を書く。今回は「好き」についてだ。

「好き」

好きとは何だったのか。私は絵を描くことが好きだ。弦巻マキが好きだ。みどりとあかが好きだ。あの子が好きだ。それら全てに執着している。
私にとって、好きとは執念の形の一つだろうか。心理学的なところは何もわからないが、なんとなくそのように思う。これは恋とはどう違うのだろうか。
執着すると同時に、好きなものをめちゃくちゃにしたい欲求がある。部屋の白い壁が好きだが、それをびりびりに破いてしまいたい気持ちがある。自分のことがたまらなく好きだが、自分の腹に包丁を突き刺したい気持ちがある。これはなんだろうか。「食べちゃいたいくらいかわいい」というそれに似た何かなのか。
好きなものを思うと、どうしようもなく衝動的になる。人のことを好きだなと思ったら、どこかのタイミングで必ず相手に告白してしまう。それによって関係が崩れるかもしれないという気持ちもあるが、どこかで「それでもいい」と思っているような気がする。静かに自分が狂っていくような気さえする。
好き、だからもっと壊させてほしい。許さなくてもいいから。

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