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2023年3月の空事情〜ロシア迂回ルートを追いかけてみよう〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。

羽田空港の新航路を調べるのにリアルタイムで飛行機の動きが分かるFlightradar24というサイトを見ていたら、アラスカの上空を飛び越えてグリーンランドの方に向かって飛んでいる飛行機を見つけました。

Flightradar24より

関西国際空港を出発してパリのシャルル・ド・ゴール空港に向かっているエールフランス航空の飛行機でした。

ロシア領空を飛べないからヨーロッパへ行くのに北回りはアラスカの方を通っているという話を耳にしましたが、実際、こういう経路を通っているのだと地図で分かると面白いですね。

世界中の飛行機がどういう動きをしているのかリアルタイムで分かるので、ロシア領空を通っている飛行機は何処の国かを調べてみると、ロシアや中国の航空会社でした。

ロシアとウクライナの戦争の影響は、日本にいるとあまり実感が湧いて来ませんが、こうやって世界レベルで見ると確かに影響は大きいなというのを感じます。

こちらは、羽田空港を出発してドイツのフランクフルトに向かう全日空機のルートです。

Flightradar24より

カナダを大きく飛び越え、グリーンランドを通過して、大きな弧を描いてドイツ入りしようとしています。

たださえコロナ禍で航空会社は大打撃を受けているのに、追い討ちをかけるようにロシア領空を飛べなくなり、世界の空模様はなかなか雲が晴れませんね。

インターネットニュースを見ていたら、ロシアはボーイング社やエアバス社から飛行機のメンテナンス拒否をされているようです。

今のところロシア国内でメンテナンスが出来るから問題ないように書かれていましたが、国産飛行機の製造を促されているようです。

冷戦時代に旧ソ連領空を飛べなかった時と比べ、今回の戦争はロシアの方が明らかに分が悪いです。それでも戦争に踏み切ったロシアは、何を追い詰められていたのか気になるところです。

日本からヨーロッパに行くとき、ロシア上空を飛ぶと、眼下に永久凍土が見えて、時々、小さな湖が点在しているのを見かけました。

飛行機に乗って旅行するときは、目的地についてからだけでなく、移動中も普段見れない景色が沢山見れるので、楽しいです。
深夜便に乗ると飛行機の窓から沢山の星が見えるのも好きでした。

この戦争が落ち着くまで、しばらくロシアの景色は見れませんが、その代わり、アラスカ上空やグリーンランド上空を飛べるので、戦争前には見れなかった景色が見れそうです。

燃油サーチャージも有り、まだまだ航空券は高いですが、コロナも落ち着いたことですし、ヨーロッパに行きたいなぁと思いました。

もうちょっと借金が減ったら検討したいです。
とりあえず、うまいこと今年の資金ショートは免れました。

物価は高騰していますが、以前のような安いからまぁ良いかという感覚で買わなくなり、お陰でムダな買物が減りました。

こういう時こそ、自分にとって本当に必要なモノは何か見極めるチャンスかもしれませんね。自分の感覚を大事にしたいです。



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