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地面から顔出すキノコにはスゴイ秘密があった〜キノコは地球の浄化システム〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。

今日、木が茂ってジメジメしている場所を通ったら足元にキノコが生えていました。一つ見つけたかと思うと、すぐ近くに、またキノコが生えていて、ニョキニョキといくつも見つけました。

どんな種類のキノコかと思い調べたところ、おそらくタマゴテングタケモドキという種類のキノコだと思います。

毒キノコの一種で、食べると胃腸系の強い中毒症状が出て、下痢、嘔吐、頭痛が発症するようです。確かに鳥や動物に食べられた後もなく、腐りかけているキノコもありました。

よく見ると、地面の中にある白い袋のような中からニョキニョキ生え出していて、キノコって、こうやって生えて来るんだ!と新たに発見した気持ちになりました。

最近の大雨でキノコの胞子が飛んだのでしょう。これから更にキノコが増えるかもしれません。一見すると、茶色くて大きなナメコかヒラタケみたいに見えるので、毒キノコには見えませんでした。

毒キノコ=派手でケバケバしいというイメージがありましたが、このタマゴテングタケモドキは普通に見えるので、子供がウッカリ食べたりしたら大変です。

地中から生えかけのキノコは、白い頭が少しだけ見えているようでした。

植物であれば、種が割れて芽を出しますが、キノコは、ふたばもなく、最初からキノコの形なのが興味深かったです。

キノコは、自然の中で様々なものを分解しているそうです。
死んだ動物や植物だけでなく、ポリウレタンや石油を食べるキノコ、鉛やヒ素、水銀など重金属を食べるキノコまでいるようですよ。

もっとすごいのは、キノコの中には放射性廃棄物を食べる種類も見つかっていて、福島の放射性物質の処理の研究にも使われているそうです。

そして、キノコの菌糸を活用したキノコレンガなるものまで開発が進んでいるらしいです。キノコレンガは、柔らかいのに、銃弾を吸収できるくらい硬く、宇宙開発にも菌類であるキノコは活躍すると予想されているようです。

キノコは地球の消化システムとして進化を続け、人間が出している沢山の汚れをパクパク食べて浄化をしてくれていたとは、全く知りませんでした。

正直、今日見たタマゴテングタケモドキは、調べたら毒キノコかぁとガッカリしました。でも、毒キノコになっているのは、もしかしたら、土壌の汚れを食べてくれた結果なのかもしれません。

ちなみに、原子の地球では巨大なキノコが地上を支配していたそうですよ。

ローカロリーで食べても体にも良いキノコは、サステナブルどころでなく、将来、地球にとっての救世主になる予感がしました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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