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【分解】デニム二枚おろし

本当は全部ばらばらにしたかったのですがリッパ―が折れてしまったのでここまでにします。

先日ノリだけでパンツを作成した記事を投稿しましたが見ていただけたでしょうか。今回はそれをもとにして学んでいきます。
良ければこちらから↓

学びたいこと

作ってみて実感したのですがクロッチ(股下の生地が重なり合っている部分)が既製品に比べると作りが劣っていたため学んでいきたいと思います。
今回は型が古く使わないデニムを分解します。

細かく見ていく

今回分解したのはEDWINの1431という型版の物です。履いてみたところテーパードがきつく掛かっており今っぽくはない形でした。
腿の付け根付近は余裕があり、足首はスキニージーンズを思わせるほど細いそんなところです。

左足

ジップが付いたままになっているので誇張されているように見えますが、ウエスト周りを腰を高めにすることによってフィットしやすくしているのではないかと推測できます。
またそのために正面ポケット上部の切り方を真っすぐとしたときに、後ろは少し下げその基準に合わせ、その上に腰の調整用の三角形に近いような形の布をつけていること分かります。また、前回の改善点であるクロッチ部分については足元と腰から直線的に来ていた布を曲げ余分に布を残すことで履きやすさを実現していることが分かります。先日のグラミチのガゼットクロッチから学びました。

仮に真っすぐ裁断していた場合

このままだと出番のない右足を例にします。
ざっくりと緑で表している部分が余分になるのがよくわかりますね。

右足
緑で表している部分が余分になる

ウエスト周り

若干湾曲しているのが分かります。そのため腰回りの安定したフィット感が保たれるということですね。
またベルトループが均等に配置されています。

ベルトループが均等な間隔

最後に

生地が分厚く縫いづらそうな箇所が多数あったためデニムを作る時は注意が必要であると思いました。
またチェーンステッチとシングルステッチは取りやすい方法があるためもし分解したい人がいたらそのやり方を調べるのおススメです。

買う予定のリッパ―

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