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noteと共に歩んだ一年。

思えば去年の春に【note】を始めてもう一年以上が過ぎた。正体不明のウイルスがイタリアに続きフランスでもその猛威をふるい始めた2020年3月、家に閉じこもらざるを得なかった日々の中でふとイタリアにいた時の生活について書きたいという不思議な欲求を覚えた。そう思ったのと【note】 を知ったのはどちらが先だったかもう覚えていない。大好きな石井ゆかりの「筋トレ」という星占いが掲載されていたことがきっかけで【note】の存在を知ったのであるが、この媒体がこれまでの一方通行的で、ややもすると自己満足に終始してしまいがちなブログと違って他のクリエイターとの交流まで見据えた、全く新しいプラットフォームであることを感じ取った私は、ずっと書きたかったことをここで発信することにした。そして【note】は、投稿している方達の文章レヴェルがとても高く、ひとりひとりがそれぞれの生きる環境で【真剣に】ものを考え、発信しているところにとても魅了された。だからしばしば投稿しようと一旦noteを開いても、クリエイターの皆さんの記事が興味深いあまり、書くことをすっかり忘れて読み耽ってしまう事がしばしばある。

そんな私のインスピレーション源でもある【note】。今日はそんな素敵なクリエイターたちの作品の中からいくつか私のお気に入りを皆さんと分かち合いたいと思う。そして言うまでもないことだが、ここに紹介するのは本当にごく一部で、他にもお気に入りはたくさんある。 それから私がnoteを始めたばかりの頃、手探りで発表していた時期から今日に至るまでいつも変わらずに見守って下さったクリエイターの方々には感謝してもしきれない。彼らが読んでくれたから今日まで続けてこられたのだと思う。住んでいる場所や国を超えてインスパイアしあったり、支えあったりできる【note】がやっぱり好きだ。


まずは、アートとメルヘンと創作の森さんの「昭和っぽい情景の絵」シリーズをご紹介したい。観るたびにほっとして、気が付くと子供の頃にタイムスリップしている。



ALOHADESIGNさんの記事にはいつも若々しいわくわくと詩情、そして素晴らしいビジュアルが溢れている。そしてもちろん、【STAY SALTY】という最高に素敵なウェブマガジンからはいつもインスパイアされる。



Le yuséeさんの記事は、美術に対する豊富な知識と斬新な視点で私たちを絵画の裏に隠された知られざる世界に連れて行ってくれる。記事を読み終える度に絵画鑑賞の眼が培われていくことだろう。



水彩スケッチ帖さんの絵は毎回もう好き過ぎて困るくらいだ(笑)。この端正なレモンを観て頂きたい。もうなんと言うか、愛おしさがこみ上げてきた。



sina.itoさんの書くものは自分の中の最もデリケートな部分に問いかけてくる。イタリアの列車の中での一つの出会いから生まれたこの作品はとてもすてきだ。



ひかりんさんとはnoteの読書会でお会いした。とても素敵な方だった。東日本大震災を語り継ぐためにwebライターになったという彼女は、クラウドワークの資格までお持ちの上にシニア世代に在宅ワークという新しい生き方の提案をされている。そんな颯爽とした雰囲気からはちょっと想像もつかないような壮絶な人生の体験が彼女の記事にはさらっと描かれていた。
お次はシバイヌモモさん。いつも純真無垢なイラストには心を洗われる。こんな世界で生きたいと思わずにはいられない動物や子供たちの世界。
最後はThe Lotos-Eatersさんだ。私はほんとにこの方の記事が好きである。さりげないけれど的確でカッコイイ文章はどこかに【村上春樹的】なものまで漂っている。それにしてもセンスの良い本の選び方には毎回シビレてしまう!
始めにも書いたように私のお気に入りはまだまだあるので、また改めてこうして皆さんに作品を紹介する機会を作りたいと思っている。これからもたくさんの人たちにインスパイアされながらものを書いてゆきたいと思っている。Vivre note!



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