# 1. はじめに

こんにちは。仮想サーファー（@virtual_techX）です！

以前、Webエンジニア・仮想通貨・起業家・筋トレなど各界隈ごとのインフルエンサーのランキングというものを自動で作成し、はてなブログに自動で投稿するというプログラムを動かしていました。

ここ最近、この記事を読んでいただいて問い合わせをいただくことがあり、ソースコードの内容を説明したりなど個別対応していたのですが、毎回個別対応するのも大変なので、noteで共有できる部分は共有しておきます！

できるものはどんなもの？

この記事では、以下の2つのプログラムを実装していきます。

①界隈のインフルエンサーデータを収集してSpread Sheetに自動出力。
②収集したデータをもとに自動記事生成、はてなブログに記事投稿。

①界隈のインフルエンサーデータを収集してSpread Sheetに自動出力。

↑のリンク先のSpread Sheetのように、「Webエンジニア界隈」と「ブログ界隈」に関して、Spread Sheetにデータ出力していくプログラム

②収集したデータをもとに自動記事生成、はてなブログに記事投稿。

↑のリンク先の記事のように、「Webエンジニア界隈」と「ブログ界隈」に関して、ランキング記事をはてなブログに自動投稿していくプログラム

一度プログラムが正常に動作すれば、あとはYoutuber界隈でも、コスプレイヤー界隈でも、VTuber界隈でも、筋トレ界隈でも、ご自身の興味のある界隈のデータを自動で収集するように応用できます( ・v・)b

どんな人に役立ちそう？

今回の記事は、主に以下のような方に役立つだろうなと想定しています。

・Twitterデータの分析や、インフルエンサーの分析などを行なっているマーケティング担当の方
・自分の興味のある界隈に関しての情報収集を効率化したい方
・自分の発信情報に興味を持ってくれそうなアカウントを分析したい方

特に、普段Twitterのデータを収集して分析されている方は、いちいち手動でデータ収集するのは辛いと思うので、今回の記事を参考にしていただければと思います。

何の役に立つの？

Twitter上の特定の界隈のインフルエンサーのデータを収集し、分析をする時に有効活用できます。

また、特定の分野に興味がありそうなアカウントのデータを収集していくことにも使えます。

・自分の興味のある界隈の有力アカウントを収集して分析できる。
・普段している特定界隈の情報収集を自動化する。
・形式がある程度決まった記事を自動ではてなブログに記事投稿する。

読む前に必要な準備はある？

・MacのPC
・インターネットに接続できる環境（このnoteが普通に読めていればOK）
・ツイッターのアカウント
・Googleのアカウント（GmailアカウントがあればOK）

上に書いているもの以外、事前の準備は必要ありません。
すべてチュートリアル内の情報だけで完結できるように設計しています。

ただし、最低限のプログラミングの知識がないと読み進めていくのが辛いと思うので、ProgateのGit、Command Line、Pythonの内容は理解できていると良いです。

（参考：Progateのコース選択画面）

完成系のソースコードがすぐに欲しい方へ。

「自分で試行錯誤しながら実装する時間がないから、すぐに動くコードが欲しい！」という方も多いと思います。

そんな方のために、すぐに動く状態のソースコードと説明書をお送りし、コードの動かし方の説明をすることも可能です。

↑のソースコードをzip形式でお送りし、対面 or Skypeでソースコードの説明・質問回答を行います。

仮想サーファー（@virtual_techX）にTwitterでDMを送ってくだされば、条件など含め個別でご相談させていただければ。

# 2. プログラムの概要紹介

それでは、プログラムの実装の概要を説明しておきます。

以下4つの手順は、「【初心者向け】PythonでTwitterデータ収集&Spread Sheetに書き込みまでを自動化する」という記事の無料で読める箇所に、同一の内容が記載されているので、こちらの記事を参照ください。

Pythonの実行環境の準備

Twitterのデータにアクセスできるようになる

Twitterでユーザー情報を取得してみる

Spread Sheetにアクセスできるようになる

Webエンジニア界隈のTwitterデータを収集してSpread Sheetに書き込み

Webエンジニア界隈のTwitterデータを収集・インフルエンサースコアを算出してSpread Sheetに書き込みをするプログラムを実装します。

以下のような処理をさせます。

・Spread Sheetにアクセスする。
・シードアカウント(界隈で影響力があり、かつ自身は少数しかフォローしておらず、界隈の人を中心にフォローしている)を取得する。
・シードアカウントとして設定したアカウントのフォローしているユーザーのデータをTwitter APIで取得する。
・取得したユーザーのそれぞれのシードスコアとフォロワー数、直近1週間いいね数・ツイート数などSpread Sheetに登録する各種データを用意する。
・Spread Sheetにデータ書き込みする。

まずは、Webエンジニア界隈のインフルエンサーのデータを収集して登録していくSpread Sheetを用意します。

以下のリンク先のSpread Sheetをコピーして、1行目が同じ値になっているSpread Sheetを用意します。

テンプレのSpread Sheetの全部のセルの値をコピーして、「Spread Sheetにアクセスできるようになる」の項目で用意しておいたSpread Sheetに貼り付ける。

すでにSpread Sheetへのアクセスはできるようになっているはずなので、これでSpread Sheetの設定は一旦OKです。

※Spread SheetのI列に「シードフラグ」という列がありますが、後述するプログラムではここの列をTRUEにしているアカウントを、シードアカウントとして扱います。

はてなブログに自動記事投稿する

以下のような処理をさせます。

・Spread Sheetにアクセスする。
・Spread Sheetのデータを元に、はてなブログ投稿用の文章ファイルを作成する。
・はてなブログに投稿する認証情報・APIリクエストを組み立てる
・はてなブログに記事投稿APIリクエスト送信を行う。

コードの概要は以上です。

あとは、これらの処理を自動化させることで、「自動でWebエンジニア界隈のインフルエンサーデータをSpread Sheetに集計・更新し続ける。インフルエンサーTOP100の紹介記事を自動で毎週配信する。」ということができるようになります。

以上、『【非エンジニア/マーケター向け】 Twitter APIでインフルエンサースコアを算出してSpread Sheet自動出力・はてなブログ記事自動投稿』でした！

ここまで読んでいただきありがとうございました！

noteで文章でコードを説明しようと思って途中までコードの説明を書いていたのですが、動く状態になっているコードをお渡しして、対面で説明する方が早いなと思ったのでやめました( ・v・)b

「コードが欲しい！」「似たような実装をしたいから相談したい！」という方は、仮想サーファーまでTwitterのDMでご連絡いただければと思います。

それでは。