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徒然なるままに…

今回はとりとめもないことをつらつらと書いてみます。書きながら、自分の考えを整理してみるつもりで。まあ、たまにはこういうのもね、ということで、よろしくお願いします。

シリーズの総まとめ編作成中

とりあえずnoteにまとめていた、『作業療法の源流?』シリーズが終わり、実はバラバラの情報がまとまるような、総まとめ編も作っているのですが、いつもの如く、色々調べ始めると、知らなかったことが色々出てきて、完成しない…というパターンに陥っています。

あのシリーズは、そもそも個人的な研究のための先行研究を、「プラグマティズム(Pragmathism)」、「トランザクション(Transaction)」などのキーワードで調べている中で、Morrisonが書いた、プラグマティズムとアダムズと作業療法の関係を書いた作業科学の論文に出会い、読んでみて面白かったので、詳しく紹介したいというのがありました。そうこうしているうちに、大学院の先輩からデューイとアダムズのことが書いてある書籍を教えていただく中で、自分なりに作業療法の歴史を捉え直す試みになってました。

作業療法の歴史を、他の先生方のパラダイム論ではなく、論文や文献を通して、また哲学の本も参照することで、実際にどのような出来事があったのか、どういう人間関係が実際にあったのかというミクロの視点で調べていくと、今まで教えられてきたこととはまた違った視点で作業療法の歴史を見ることができてました。このことは、著名な先生方や他者に教えてもらうのもいいけれど、自分で調べてみて、自分でも考えてみることが重要だなと思いました。ただ、計画を練って書いたわけではないので、話が重複したり、とっ散らかったりしているかなとも思うので、総まとめ編を作って、自身も中の頭の整理も行いたいと感じ、作成し始めました。記事では触れなかった作業療法の成立に影響した要素やその歴史に触れながら、どのように成立していったのか、まとめたいなと考えてます。

個人的プロジェクトについて

先日は、個人的なプロジェクトである、『ぼっち・ざ・OBP(仮)』について、協力をお願いしたメンバーたちと、話し合いました。今は様々な勉強会、学会などを通して、OCPであったり、OBPを学ぶことができる場所が増え、リーズニングの本やOCP、CO-OPなど書籍も良い本が増えて、作業療法やOCP、OBPを勉強して実践しやすくなったなと感じます。その中で自身たちは何ができるか?どういうことが求められているか?を考え、とりとめもなく話しました。

最近は、『ネガティブ・ケイパビリティで生きる 答えを急がず立ち止まる力』を読んだり、『100分de名著 精神現象学』などで、自身も誤っている可能性を受け入れながら、自身の信念に固執せず、相手の意見や考えに耳を傾ける、「相互承認」を目指す重要性を改めて痛感しました。だから自身のプロジェクト(仮)で重要なテーマは、「真の作業療法、正しい作業療法を想定せず、様々な意見や知見に触れ、状況に揺れながら、不完全さやわからなさに耐えながら、どうすればより良い実践になり得るかを考え続けること(もしくは場や機会)」なんじゃないかという気がしてます。哲学カフェや哲学対話みたいな皆で対話をしあう感じかもしれないですし、未知のことや新しい知見、様々な立場の意見や考えを学び続ける場や機会なのかもしれません。

内容に関しては、海外の教科書や論文を参考にしたいなと考えてます。変な内容のセミナーになりたくないという思いがあるので(笑)。大学院で作業機能障害について研究する中、そして修士取得後、様々な作業療法理論、作業科学の海外文献を読む中で、「もっとこういう内容のことを早く知りたかった」とか、「どうしてこういう内容のことは日本に入ってこないんだろう?もっと知られたらいいのに」と思うものが、色々出てきてました。そうしたことをテーマにしたいなあ、と。また海外の作業療法の教科書を色々目にする中で、作業療法を実践する上では、理論やリーズニングの他にも、様々な知識や知見が必要であることを痛感しています。そういったことを共有しながら、「実践でどう生かしていくか?」とか、「これはちょっと日本では合わないかも」とか話し合えたりできたら良いなと考えたりしてます。また、海外の様々なシステマティックレビューやスコーピングレビューなどを読み比べて、意見交換をしたりしても良いかもしれません。

そして始める目処や目標としては、海外は秋入学だし(?)、9月に始めることができるようにしようということにしました(超適当)。特に学術的な実績を多く持っているわけではないので、まずはひっそりと細々とでもやり始めて、でも着実に一歩一歩積み重ねて行けたらいいな、という感じですね。

小集団は毒される?

最近、荒木優太さんという研究者の方が、『サークル有害論 なぜ小集団は毒されるのか?』という本を出したのを知ったので、購入しました。自身も小集団を作ろうといるわけだから、どういう危うさを抱えているのか?ということを学ばねば、という感じです。まだ読んでないので、内容については全く語れないのですが。ただ、集団は所属感を生み出す一方で、集団には凝集性があり、似た者同士が集まり、異なる人は排除されるというメカニズムが出やすいと思うので、その辺りの対策をしっかり学ぶことができればいいな、と考えてます。Belongingは良い側面もある一方で、悪い側面(Dark side)もあり得るのかな、と。一つの集団にどっぷりハマらないことが重要なのでしょうか。よく読んで勉強しようと思います。

終わりに

以上、題名の通り、とりとめのないことを書いてみました。暑い日がこれから続きますが、負けずにお互いぼちぼちやっていきましょう。
今年はMOHOの第6版やWillard & Spackman’s OTの新版が出る予定だったり、興味深そうな海外の書籍が出ているな、と感じてます。
なので、次回は今後、発売予定の海外の作業療法の書籍について、紹介したり、面白そうだと思うところを書いていこうかな、と思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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