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Apple Vision Proの巨大な箱を開封 気になるポイントをチェック

2月2日、Apple Vision Proがアメリカで発売されました。

私もApple Storeで購入して、早速使い始めました。今はまだ遊園地に来たように、いろいろな機能を楽しんでいるところです。かなりスゴイ遊園地です。

また懸念点である重さをどう感じるかも、色々な時間使ってみて、調べている途中です。この記事ではまずVision Proの開封と、ハード面で気づいたことをまとめました。

Vision Proの箱はかなり大きいです。Apple Storeスタッフは、笑いながら「Huge」と表現していました。

大きくてCG感すらある(Apple Storeにて)

測ったところ、高さ39cm x 幅26cm x 奥行き20cmでした。

以下の写真では、左からMeta Quest 3、Apple Vision Pro、iPhone 15 Proの箱を並べています。Vision Proの存在感がスゴイ。

バスケットボールとも並べてみた

開けると…印象的な登場

それでは開封していきます。ケーキを開けるように、上ぶたを引き上げます。

ほぼ全体が見える形で、Vision Proが現れました。

開封すると本体が包装に埋まっているヘッドセットもありますが、Vision Proは、印象的な見せ方での登場です。箱が大きくなっても、この見せ方をしたかった、そんな意志を(私が勝手に)感じます。

本体が載っている内ぶたを動かすと、その下には何段にも重なって付属品が入っています。Apple製品は付属品が減っているイメージですが、Vision Proはふんだんです。

装着方法や扱い方を解説した、冊子まで付属

本体についているフロントカバーは伸縮性があり、内側はスエードのような柔らかい素材。両サイドのタグを引っ張ると簡単に取り外しでき、軽く押し込めば装着も簡単。よくできています。

本体の上部には円形のデジタルクラウンと、トップボタンが。

本体の下部には、カメラやセンサーがずらり。

左からMeta Quest Pro、Quest 3、Apple Vision Pro、PICO4
Vision Proの見た目のサイズ感はQuest 3に近い

曲面ガラスには気づくと指紋がついていました。付属のクロスで拭くと、滑らかな壺でも磨いている気分になります。

付属冊子によると、同梱されているクロスで拭いて清潔に保つことは、Vision Proのパフォーマンス維持に役立つとのこと。

クロスにはうっすら「🍎Vision Pro」の文字

開封していて戸惑うのが「Vision Pro、どう持てばいいの?」という点です。ついつかんでしまうライトシールは、予想以上に簡単に外れ、本体を取り落としそうになります。

磁力で付いていて、簡単に外れる

付属冊子にも本体部分を必ず持ち、ライトシールを持ち上げないよう注意書きがあります。

ちなみにライトシールの顔側につける「ライトシールクッション」は、2つ付属しています。

私の場合、本体に最初からついていたのは「Wサイズ」。同梱されていたのは「W+」でこちらの方が分厚く、重さも10gほどアップ。

両方試しにつけてみて、好みの「W」を常用することにしました。このあたりも「付属品、全部盛り」の感があります。

特徴ちがう2つのバンド

2つあると言えば、頭に固定するバンドすら2つもついています。

本体にはじめから装着されている「ソロニットバンド」は、後頭部側が波打つような、ひだ状になっています。触るとフカフカしていて、装着時の負担をやわらげてくれそう。

ダイヤルを回すと、締め具合を調整できるのも、このバンドの特長です。

もう一つ付属しているのは「ダブルループバンド」。後頭部だけでなく頭頂部でも支えられ、負荷を分散できるのが特徴。

締め付けの調整方法はシンプルで、バンドの折りたたむ位置を変えます。表面がマジックテープのようになっているので、調節しやすいです。

また、二つのバンドの着脱の仕組みもよくできていると感じました。オレンジ色のタグを引くと軽い力で外れますが、タグ以外の部分を持って外そうとしてもビクともしません。

装着方法のシンプルさや、締め付け調整のスマートさならソロニットバンド。長時間使うなど、負荷を分散させたいならダブルループバンド、といったところでしょうか。

ともに後頭部にバッテリーなどが付いていないため、椅子にもたれたり、寝転んだりしやすいという利点は共通しています。

私はひとまず、ダブルループバンドを使おうと思います。

外部バッテリーは慣れが要りそう

Vision Proに「必須」の存在である外部バッテリー。表面にはアップルマークのほか、容量3166mAhと書かれています。

使ってみると、外部バッテリーはどうしても制約になります。

コンセントに接続する際も、コードの中間にバッテリーが残る構造。全体の長さは270cmほどありますが、本体からバッテリーまでは約120cmです。

例えば大人が立った状態でVision Proをつけて、バッテリーを床には置きにくい長さです。コンセントの位置関係によっては、コードの取り回しに手間取ることも。

慣れで解決できるかもしれませんが、将来のモデルへの課題とも感じます。


最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

今後もVision Proを使っていく中で分かったことを、順次記事にしていきます。ぜひまた、このnoteを訪問いただけたら幸いです。

▼この記事にはYouTube版もあります(内容はほぼ同じです)


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