瞑想

”先読み!”シリーズ⑥:インサイドアウトからはじめよう(1章より)

今回の本は、自分が実現したいと思うことを、相手を巻き込んで実現していくためには?ということを意図して書いています。

「新しい何かを創り出し、現状を変えること」を相手を巻き込んで出来るようになると、人生が変わるってわたしは実感しています。
   
そのために、最初に立たなければならないスタート地点があります。それは「私が実現したいことは何か?」「私が創りたいものは何か?」です。

それを私はインサイドアウトと呼んでいます。

本書ではこんな感じで書いています。

■インサイドアウト起点
何が独自性や新しい価値を生み出し、どうしたらそれを聴いた相手が動きたくなるようになるのでしょうか。 

その1つ目の鍵は、インサイドアウトを起点にするということです。インサイドアウトとは「自分自身の内側から湧きあがる思い」です。 自分の感性、問題意識、思いから、何が実現できたら本望なのか? 自分がそれをする意味があると強く感じられるものは何か? というところから着想するのです。

その上で、「なぜ自分はそれを実現したいのか?」「なぜその実現に意味があると思えるのか?」「その実現によって誰がどう喜ぶのか?」「何がどう良くなるのか?」を深く問うていく。

もしかしたらそれは、客観性や合理性とはほど遠く、実現が難しいと感じるかもしれませんが、だからこそ、まだ新しいものである可能性が高いのです。一見難しいと感じたとしても、実現するだけの意味があると思えることであれば、賛同の声や知恵が集まってきます

そして、インサイドアウトを起点にして着想したことが、「誰かや世の中のどんなニーズを満たすことにつながるか?」とアウトサイドインと重ねていくのです。

とは言うものの… 意外とこのインサイドアウトが出てこない人が多いなっていう印象があります。これは無いのではなく、今まで抑えていた結果として感度が鈍っているんだと私は見ています。

インサイドアウトの対比として、アウトサイドインがあります。

アウトサイドインとは「相手や世の中が求めている顕在化されたニーズ」

周りから求められること、顕在化されたニーズ、そこに対して応えていく。まさにビジネスの現場で普通に行われていることですし、大切なことだと思います。

でも、ここが行き過ぎると、「自分はどうしたいのか?」と考えることを放棄してしまったりもします。

アウトサイドインは、例えるなら「お題」が提示されてそれに答える感じです。これ意外に楽だったりもします。でもこれ続けていると、だんだんしんどくなってきます。いわゆる「やらされ感」につながったり、合理的に考えていくと他の人と大差ない答えになってしまったり…。

一方でインサイドアウトは、そもそもの「お題」を自分で考えるようなものです。これは意外に大変だったりもします。でもこれは「やりたい感」が起点になるので、自分のモチベーションは高まります。自分の思いが起点だったりするので、それ自体がオリジナリティです。

では、鈍った感度を取り戻し、どうしたら自分のインサイドアウトを見いだせるのか?

本書ではこんな切り口をお伝えしています。

■インサイドアウトの手がかり
自身のインサイドアウトに向き合う鍵は「疑問」「感情」「偏愛」です。

「疑問」は普段自分が何気なくやっていることや見ているものに「なんでだろう?」と疑問を投げかけ、当たり前を疑ってみることです。疑問を抱くことの観点はあなたが「不」を感じることで、かつあなたも、また周りも「そういうもんだ」と感じていることです。「不」とは、不満・不安・不便・不快などです。

「そういうもんだ」という言葉の中には、「本当はこうあってほしいのに」という想いと、「でもどうせ無理だ」というあきらめが混在しています。それを、なんとかならないかともう一度蒸し返すのです(笑)

定額で映画やドラマが見放題のNetflix(ネットフリックス)が生まれたきっかけは、創業者が40ドルのビデオ延滞料金を払うはめになったとき、「なんでどこで観ても、何度観ても、おんなじ料金にならないんだ!」と考えたことがきっかけでした。

「感情」は、自分の喜怒哀楽を引き起こすものは何かと考えることです。自分これまで見聞きし、体験してきた中で感情が強く動いた時を思い出してみてください。何にどんな感情を感じていたのでしょうか? 特に、怒りや哀しみは、自分が本当に望んでいることと現状との間に“ズレ”があるからこそ湧き出てきます。その感情の奥に自分が真に望む状態があるからこそ、そうではない状況に怒りや哀しみを覚えるのです。その「真に望む状態とは何か?」を言葉にしてみてください。

また「偏愛」とは自分が好きでたまらないモノやコトです。それを起点に、「それが誰かを喜ばせることが出来るとしたら?」と考えてみることで、新しい発想のきっかけになるのです。

■シンプルだけど最強のメソッド

自分のインサイドアウトに向き合うこと。疑問・感情・偏愛を見出す鍵。その最もパワフルなツールは、「話す」「書く」です。

「えっ?!そんなこと…?」と聞こえてきそうな気もしますが、これをどれだけやってる?って問われると、意外にしていないものです。

そう、大事なのって、シンプルなことを続けることだったりするもんなんですよね。

インサイドアウトの手がかりにあるようなことを、まずノートに書き出してみる。

「疑問」であればこんな感じで書いてみる
『なんでこうなの?』→『本当はどうあってほしい?』→『それを阻む壁は?』→『どうしたら越えられる?・本当にそれって壁?』

「感情」であればこんな感じで書いてみる
『(喜・怒・哀・楽それぞれに)それを感じた”瞬間”は?』→『なんでその感情を感じたの?』→『(怒・哀の場合は)本当はどうあってほしかったの?』

「偏愛」であればこんな感じで書いてみる
『私が大好きなものは』→『その大好きなものの中でも特に好きな要素は?』

こうしていくと、結構自分が望んでいるモノやコトって見えてきます。そして書いたら、それを誰かと分かち合う

分かち合う目的は、それをより鮮明にすること。なので単なるおしゃべりじゃなく、質問しあってみるのがオススメ。

質問する側はこんなかんじで問うてみる
抽象的なところは『具体的には?』、深堀りたいところは『なんでそう思うの?』、拡げたいところは『他には?』とにかく質問も出来るだけシンプルに。

インサイドアウトは1日にして成らず? 自分の内側を見つめるだけでなく、表出させる(書く・話す)を、ぜひ騙されたと思って1ヶ月やってみてください。






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ありがとうございます〜😄
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鵜川洋明

一人でも多くの人、一つでも多くの組織がビジョナリー・ワークを生きる世界をつくるというビジョンを持って生き、はたらいています。代々木八幡のVisionaryWorkGarageという、ビジョナリーワーカーが集う場も開いています。詳しくは→ https://www.meraq.net
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