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03月14日~二見馨

わかってる、と俺は心の中で呟いた。
(わかってる。この不肖二見馨、わかってますともそんなことは)
 なのに、吐く息がいちいちため息になるから忌々しい。
「おはよう、時枝」
 手を上げて、俺はいつもと変わらない調子でそう言った。……いや、いつもと変わらない調子で聞こえるように、と言った方が正しい。
「ああ」
 ちらりとこちらを見ると、いつもと変わらない調子で彼──時枝昌悟は軽く会釈して自分の席に着く。それから前に張り出された時間割へ目をやって、一時間目の授業に使う教科書とノートを出す。
 本当に、全くもって、面白いほどいつもと変わらない。
 彼はどんなときも自分のペースを崩さない。だから、今日に限って何かが変わるわけではないと、そんなことは百も承知なのである。
 それでもって、自分はつくづく諦めの悪い男だ。
「なあ時枝、今日の放課後ってどうよ」
「どうって、何が」
「お暇?」
「まぁ、別に」
「したら、俺とお出かけとかしない?」
「どこへ」
「えっと……いつもみたいにさらっと流すかんじ?」
「おまえ、部活は」
「今日は定休よん」
 ああそうだっけ、と呟いてから、彼はいつものように言った。
「門限間に合えばいいけど」
「んじゃ、七時まで俺が予約ね」
 ぱちりと片目を閉じて、俺は自分の席へ戻る。余計なことは言わないに限る。下手に喋ればきっとボロが出てしまう。
(いつものとおり、いつものとおり)
 念じていないと本当は叫びそうだった。
(今日が世の中デパート戦線の謀略によるホワイトデーというイベント日だからって、あのひとに限って言うなら全くもってちっとも関係ないわけですよ、そんなことは!)
 一ヶ月前の今日は幸せな日だった。世の中はチョコレートをばらまく日であり、毎年それはそれは嬉しく面倒な思いを強いられるのだけれども、今年は少し事情が違った。
(さすがにねえ、まさか自分が渡す側に回るとは思わなかったよなあ。俺、男子だし)
 女子が女子友だちにチョコレートを贈ることはあっても、男子が男子友だちに差し出すことは基本、ない。別の意味で友だちにばらまけたらどんなにいいだろうと思うこともあるが、そんなことをしたら血の雨が降る。
 それに、本当はできる限り自分が食べてあげたいとも思うのだ。どれほどの勇気を握りしめてくれたのだろうと想像すると、とても嬉しい。勇気ある女性は大好きだ。
 今年は悩ましく、嬉しかった。女子は偉い。初めて自分からチョコを差しだしてみて、こんな緊張することを毎年毎年やってのけているのかと半ば感激した。同時に、今年は貰ったものを一個も食えないなと思った。何しろ自分があげる側なのだから。
 好きな人がいるのに、別のひとから個人的愛情のこもった菓子をいただいて食するなんて。
 ──そんなのは不貞じゃないか。
 軟派だったはずの自分が、断固としてそう思うからとても不思議だ。
 だからといって片っ端から受け取り拒否などすると後が余計に大変なので、受け取ってさわやかに礼を言い、あるいはやんわりとお断りしつつ、最終的に手許へ集まったブツは全て槌谷家に搬送した。己が食わない分、例年よりも大漁だったため、たいそう喜ばれた。
 そして知った。ひとは恋をするととても利己的になる。
 あの日は勇気ある女性たちの気持ちなどすっかり忘れ、目の前にいる彼のことで頭がいっぱいだった。
 彼がいつもの調子をほんのちょっと崩して、恨めしそうな上目遣いでかすかに頬を赤くし、「バッカじゃねえの」などと言ってこちらが差しだしたホットチョコレートの入ったカップをもぎ取る姿が、寒空の下で白い蒸気をくゆらせながらこくりと小さく動いた喉元が、大げさでも何でもなく今も目に焼き付いて離れない。
(そう、楽しかった。……先月は)
 自分の席に着いて浅く腰掛けて、斜め前の席に収まっている後ろ姿を見ながら背を預ける。
 伸びたきれいな背筋と、柔らかなうなじ。後ろから手を回せば、小さな喉仏と滑らかな皮膚が手に当たる。下ろしてゆけば少し尖った鎖骨が張り出していて──それから。
(ヤバい、見るのやめよう……)
 場所柄もわきまえず興奮してくる。向こうが変な色気を持っているからいけないのだと思いつつ、第三者から見たらどう考えても自分の方が怪しい。
(ホント、ヤバいって。なにこれ、落ち着きなさいよ俺)
 女子は本当にすごい。見ているうちにいつの間にか欲情していることはさすがにないだろうが、動悸が激しくなるくらいならあるだろう。毎年二ヶ月をこんなプレッシャーの中で過ごしているのだろうか。
(だいたいお返しを期待したわけじゃないんだし。それにあのひとがホワイトデーなんて……)
 ひょっとしたらそんな風習、知らないんじゃないだろうか。
(……まずい、ありえる)
 彼は博識なのだが、妙に世間擦れしていないところがあって、興味がないことは──特に俗っぽいことはまるきり知らなかったりする。
(だけどお返しなんて……期待するほうが野暮ってもんでしょうが)
 頭では重々承知しているのに、止まらない。今日は一緒にいる約束取り付けただけでもよしとしようと思うのに、もっとなにかが欲しいと思う自分が心の片隅を占領して踏ん張っている。
(……まあ、今日だって誘われたんじゃないけどさ。いやでも、そんなどっちでもいいでしょうが、もう)
 机に突っ伏した。
 そして、ものすごくくだらないことに気づいた。
(学校で密室って、トイレしかないなあ……)
 今すぐにでも彼の腕を掴んでトイレへ駆け込みたくなる衝動を、頭を抱えて必死に、堪えた。

 ──そして、放課後。
「時枝!」
 俺が校門に走り込むと、校門の隅で柱に寄りかかっていた時枝がひょいと背を離した。
「ごめんごめん、待った?」
 今日のは断じて、わざとではない。
 何にも代え難い彼との約束に、一分一秒たりとも遅れる気はなかったのに、やってしまった。挙動不審な調子っぱずれは、今朝から順調に続行中だった。
「すまんです! 俺から誘ったのに遅れてしまい」
「別に、そんな待ってねえし」
 時枝が肩をすくめた。
「おまえ、今日は忙しいだろ。あちこち回らなきゃなんなくて」
「まあその、ぶっちゃけ……そうなんですけども」
 そう、一ヶ月前に忙しかったのだから、比例して一ヶ月後の今日もそれなりに忙しい。勇気ある女性にこころばかり小さな包みを持って歩き、「おいしくいただきました」と言ってお礼を渡すのは、毎年の恒例になっている。
 まあ今年は自分でひとつも食していないのだが、槌谷家がおいしくいただいていたから嘘ではない。一応。
「気づいてました?」
「気づかないわけあるかよ。授業さぼりもしないで休み時間、律儀にあっちこっち飛び回ってたくせに」
「あはは……返す言葉もございません」
「じゃ、行くか」
 そう言って、彼はすたすたと先を歩き出した。
(えっと……これっていつものこと、だよな)
 先に歩き出すのも、そっけないのも。
(……もしかしてちょい機嫌悪かったりしない?)
 違う、そんなわけはない。あれはいつもと変わらない仕草だ。
(妬いてくれたり……とか)
 思わずひとり、頭を振った。
 バカだ。大馬鹿だ。あるわけがない、そんなこと。
 自分が彼に惚れ込んでいることは明々白々だけれども、彼が同じように自分を好いてくれているかと言えば、全くもって自信がない。そもそも相手に無駄なヤキモチを妬くような、そういう種類のひとではない。
(落ち着け、俺よ……ちょっと今日はテンパりすぎですから!)
 だいたいそれが本当だったとしても、まずい。自分のせいで相手が機嫌を悪くするなどと、二見馨の名が廃るゆゆしき事態ではないか。
(「今日、ちょっとは妬いてくれたりした?」)
 一ヶ月前の今日は甘く、ひとさじの悪戯心をこめてそんなことすら訊ける余裕があったのに。
 今日は無言で先を歩く背中を見ているだけで、気を抜くとうっかり立ちつくしそうになる。
「二見?」
 振り返って、首を傾げられた。
「へ? ……何」
 悪いことをしたわけでもないのに、ぎくりとして足が竦んだ。
(何を言う気なんですかアナタ)
 ひとの気持ちを推し量るのは、自分で言うのも何だが得意だったはずだ。なのにどうして今日はこんなに、何もかもができなくなっているのだろう。
「何っておまえ、なんか歩くの遅いから」
「……ああ、なんだ。そっか、ごめんね」
「調子が悪いなら、今日はぶらつくのやめて明日でもいいんじゃねえの」
「明日でどうすんだっつうの!」
 思わず大声で叫んでいた。……気づいたら、口から転げ出ていた。
 でも、だって全然意味がない。明日では駄目なのだ。三月十四日でなければ。
 いや、明日は明日で会いたいけれども、それとこれとでは訳が違う。
「………………」
 俺の怒鳴り声に彼は目を見開き、薄く唇を開いて上目遣いにじっとこちらを見上げている。
「あ……ごめん! 今のナシ! ちょっとその……これはですね」
 必死で何か言い訳しようと思っているうちに、彼の頭がどんどんと俯き加減に下がっていく。
(ヤバい、マズい)
 本当に、今日はなんだってこんなにテンパっているのだろうか。からまわりする、ただの怪しいあがり症のひとみたいになっている。ひとつ駄目になると、なにもかもが転がるように失敗していく。
 完全に俯いている彼の背がふるりと震えた。
 ──そしていきなり、道ばたにしゃがみ込んだ。
「え、や、その……昌悟、さん、あの」
 訳がわからずに俺も一緒にしゃがみこんだ。
(怒った? 気に入らなかった?)
 しかし、よく考えると──何だかおかしい。
(……しゃがむほど?)
 怒った場合はしゃがまない気がする。じゃあなんだと言われても全然わからないのだけれども。
「…………く」
 く、って何だろう。いきなり腹でも痛くなったのかと、心配して肩を揺すろうとした瞬間、苦痛とは全く別の声が漏れてきた。
「……あ、ははは」
「………………え?」
「バカ、二見、もうおまえ……はははは!」
 しゃがんだ彼は、腹を抱えて笑い転げていた。
「駄目だ、もう駄目駄目、我慢限界! おまえ今日、おかしすぎっから……はははは!」
 眦に涙を滲ませて笑っていた。
「しょうがねえなあ、もう。あのさ。おまえ、俺のことバカにしすぎてねえ?」
「や……、そんなんありえんけど……? な、何が?」
 何がなにやらわからんので、俺はまだ激しく狼狽したままやっとのことでそれだけ口にした。
「えっと……昌悟さん、俺なんで笑われてるのかしら?」
「ちょっと待て……あー苦しい、もーホントおまえ……バカなんだから」
 言って、涙を拭き拭き彼は立ちあがった。
「道ばたじゃなんだし、ちょっとつきあえよ。話あっから」
 そう言って、また前を歩き出した。頭上にクエスチョンマークがくっついたまま呆然と歩いた。どこへ連れて行かれるのかと思ったら公園だった。
 ベンチにどっかと腰掛けたので、俺も粛々と隣に座った。
「あー疲れた。俺、あんなに笑ったの久しぶりかもしんねえ」
 それはよかった、と言いかけ、しかしどういうことかわからずに言うのもどうかと思い、結局ぽかんとしたまま次の科白を待った。
「あのさ。二見って俺がすっげえモノを知らねーヤツだと思ってんじゃねえの?」
「は?」
「でもって、俺は全然ひとの顔色が読めないって信じてねえ?」
「え……いや」
 前者はともかく後者はそうかも、と言いかけて、これもまた口をつぐんだ。黙っていると、彼はひとつ肩をすくめてカバンをごそごそと探った。
「これ、おまえにやる」
 ぺらりとしたものを目の前に差し出された。
「え……俺に? なんで」
「今日、ホワイトデーだろ」
 さらりと、そう言った。
 本当にあっさりと。
「え……!?」
 予測していなかった展開に──いや、何度もあれこれ想像したのだけれども──俺は顎を外しそうになった。
「今日ってバレンタインデーの礼をする日だと思ってたんだけど、なんか違うか?」
「え、や……まあ、そうだけど」
「返すのって菓子でないと駄目なわけ?」
「そんな決まり事も……ないと思うけど」
「だったらいいだろ。それ、やる」
 受け取ったものを改めてじっと見た。細長い封筒だった。
 彼独特の強い眼力が、開けてみろ、と雄弁に命令していたから、うまく飲み込めないまま中身を取り出した。
「これ……」
 やっぱり意味がうまく飲み込めないまま、俺は呆然とした。


「……青春18きっぷ」
 思わず声に出して読んでしまった。じっと手許のそれを見つめてから、慌てて顔を上げた。
 目の前の彼は面白がっているような、それでいてほんの少し照れくさそうな顔をしていた。
「これでもいろいろ考えたんだぞ。けど、おまえの欲しいものなんて想像つかねえし……俺、あんま甘いもん好きじゃねえから。自分が嫌なもの他人にあげるのって、なんか違うだろ」
 そこまで言って、彼は大きめに息をついた。
「で、結局やっぱおまえが欲しいものなんておまえに聞かないとわかんねーって結論出たから、俺が欲しいもんにしといた」
「アナタが……欲しいもの」
「そろそろ春休みだろ。俺、スケッチに行きたい気がしててさ。おまえ、どっかで暇作ってつきあえよ」
 駄目か? とまた目が下から訊いてくる。今度は笑顔で。
(……やられた)
 完全に、負けた。先月のバレンタインデーなんか比較にならない。
 いや、世界中の誰も敵うわけがない。こんなかっこいい男、どこにも、ひとりもいるわけがない。
 何しろこの自分が惚れた男なのだから。
 俺の、世界中でたったひとりのひと。
「おまえ、俺がホワイトデーなんか知らないと思ってただろ」
「それは、……まあ、ちょいとね」
 あんまり正直に言うのはさすがに躊躇われて、やめた。
「すっげえ失礼な話だよな。おまえン中で俺はどんだけ無知なんだよ。今どきそんくらいの話、テレビのニュースでもやるだろ。だいたい、おまえが朝からあんなそわそわしてればバカでも気づくっつうの」
「あの、待った、ちょい待ち! 俺にもちょっと言わせて。だってアナタ、俗世のイベントなんて興味なさそうじゃないですか! もう全然、まるっきり!」
「まあ、正直あんまないけど。おまえがバレンタインデーとか言って、……あんなことすれば、気づくだろフツー」
 唇を尖らせてそっぽを向いた。
 照れている。明白に。
 俺のした「あんなこと」を思い出して、時枝が恥ずかしい気持ちになっている。
(ヤバい。これすっごい、くる)
 いきなりどっと、お湯を浴びせたみたいに鳩尾から下の辺りが発熱した。
「で、どうなんだよ。行くのか、行かないのか。行かないなら処分……」
「行く行く行く、行きます。何を言いますか、そんなの行くに決まってんでしょーが!」
 言って、ぎゅっと両手を握りしめると、驚いて振り向いた。
「バ……ッ、離せ!」
 真っ赤になって声を潜めて言うのが、可愛い。本当に愛おしい。
 ひとつ、正面から唇へ小さなキスをした。詩的に言えばついばむような、有り体に言えば正面衝突みたいなやつを。
「バカ……っ!」
「ねえ、聞いて。俺、アナタが初恋なのかもしんない」
 もう一回、した。
「バ……カ! も、……やめろってば!」
「やめないよ、好きだよ」
 囁きながらたくさん、した。
「すごい好き。だいすき。めちゃくちゃすきです」
 今まで恋だと思っていたものはなんだったんだろう。
 心から尊敬できて、同時にたまらなく愛おしい。可愛い。大切にしたい。ぶっ壊したい。泣かせたい。
 何もかも自分の手で、したい。
 そんな気持ちが胸の水位を超え、喉元を越えたところまで溢れて止まらなくなる。
「これ、行くトコ決めたの?」
「……まだ」
 時枝は頬を赤くしたまま恨めしそうな顔をして、首を振った。
「希望は?」
「別に……俺は景色と空気ががきれいそうなら、どこでも」
「そっか。うーん、あんま寒くない方がいいかな。春っぽく花とかきれいなかんじのトコ? でも料理は美味い方がいいしねえ」
「……料理? いや、別に食い物はどうでも」
「や、よくないですよ。食い物が美味いのはむしろ基本でしょ。だからって俺らの小遣いじゃ、宿のレベルはあんまり上げられんしねえ」
「宿!? ちょ、ちょっと待て、おまえ!」
「あのひとに訊くか……どっかいいとこ知ってるかもしんないし。知り合いで別荘とか持ってるひととかいれば、それはそれで面白いかなあ。借り作るのがやなんだけどな……詮索されるとめんどいし」
「待てっつの! ひとりでなに話をデカくしてんだよ、おまえは! ひとの話聞け!!」
「聞いてる聞いてる」
「泊まる必要ないだろ!? スケッチに行くって言ってんだし、別に日帰りで……」
「だって、行き帰りの時間差し引いたらあんま描けないじゃない」
「それは……」
「一日くらい、こころゆくまで描いてたいっしょ?」
「だけど……親になんて言って言い訳すんだよ、そんなん」
「それくらい、俺が舌先三寸レベルで考えてあげるから」
「それに……第一おまえが暇だろうし」
「なんで暇?」
「おまえ、絵を描くなんてガラじゃねーだろ」
「あれ、やだな。何言ってんの、忙しいよ。描いてる昌悟見てるから」
「バカ!!」
 元はと言えば自分が誘ったくせに、恥ずかしがり屋で素直じゃなくて、本当に可愛い。
「だいたい18きっぷ、有効期限5日間あるし。やっぱ当然のように泊まりですよ。一回分余るから、もう一枚買って春休みに二回行くのもいいなあ」
 ひとりでうんうんと頷いてから、俺はおかしくなって笑った。
 なんて楽しかったバレンタインデー。
 なんて楽しいホワイトデー。
 なんて楽しい想像を絶する毎日。
 知っていることが増えていくのに、飽きたりしない。慣れたりもしない。いつもビックリしてどんどん好きになる。本当に、生まれて初めてだ。こんな恋があるなんて知らなかった。
「よし。いろいろ決めなきゃだけどさ、今日はまず今から俺ん家行こう」
「おまえン家……? なんで」
「そりゃアナタ、今日は俺の家に誰もいないからですよ」
 手を繋いだまま立ちあがって、得意のウィンクをして、最高に甘い声を出して耳許で、囁いた。
「ねえ。本当に俺の欲しいもの、想像つかない? 昌悟」

 ──なんて楽しい、人生!

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