むらさき

青春て
むらさきに感じませんか?
なんというか色が

繰り返しの日々
歳を重ねた毎日
疲れたリュック
歩くホーム

あの時こうしてれば とか
もっと違う絡み合いがあったんじゃないか とか
全て終わった後に
人生は気付くもの だったりします。

青く爽やかにすんだ空気をいっぱい吸い込んだ日々
熱くなりきれずに 何してんだろ って
全てがバカバカしく感じ
赤く流れた血を見つめた 過去
そんなことを混ぜ合わせた
ムラサキな軌跡。

あいつ。
あの子。
おまえ。
あなた。
あんた。

気がつけばわたしのまわりには
赤と黒を混ぜた物ばかりで溢れ
黒と青を混ぜた壁でかこまれ
ちょっとの白と

色のない 光 と

ムラサキ
だけが残っています。

刹那
後悔
傷み

青い春