「森のナイトカフェ」とは？

2023年8月11日（金曜/祝日）に千葉県流山市の流山おおたかの森駅前で開催された夏のイベント「森のナイトカフェ」に参加しました。

私たちVIVITA TOKASUは、流山市で子どもたちと一緒に社会をデザインする動きの第一歩として、「もしもな世界」から未来を考えるワークショップを開催。未来のシナリオをつくることで、「今ある世界」の別の可能性を考えて思わぬことが発見できたらいいなと考え、実施しました。

当日は様々な分野の専門家をゲストにお招きして、まずはすでに取り組んでいることや研究のお話を伺いながら、一緒にこの「もしもな世界」の住民になって未来を考えてみました。

各テーマとゲストのご紹介

①「超ロボティクス社会/AI技術、ロボティクスが極端に進んだ世界」
株式会社ORPHE 共同創業者 金井 隆晴さん

②「超共生社会/多様な生物との共生・共感が極端に進んだ世界」
株式会社ラングレス 代表取締役CEO 山入端 佳那さん

③「超循環型社会/すべてのものが循環する素材でできた世界」
菌糸研究・改築家 鳥居 巧さん

「もしもな世界」から未来を考えるとは？

さあ、みなさん！
一緒に「もしもな世界をつくってみる」ことで新たな視点でものごとを考えてみませんか？と言われてもイメージがわかないと思うのでここでちょっと想像してみてください。

動物とコミュニケーションがとれるような技術が開発され、人間はあらゆる生き物とお互いが気持ちよく生きていける社会を目指すようになります。
家畜だった牛のみぃちゃんが「まさか私のこと食べようと思ってないよね？」と話しかけてきます。

あなたはどうしますか？

いかがでしょう、こういうちょっとドキッするような「もしもの世界」で自分だったらどうするのか。

画像生成AIソフトを使って、イメージを具体化してみよう。

トークセッション で「もしもの世界」をイメージしていただいた後は、奥のブースで具体的にどんなものがその世界にはあるのか・いるのか、アイデアを出し合い、画像生成AIソフトで生成したイメージ画像を街の模型に落とし込んでいきました。

画像生成AIソフトを使うのが初めてだった子も多かったのですが、うまく画像が生成されない時には、画像を生成するためのプロンプト（魔法の呪文）をこうしたらいいんじゃない？と柔軟に提案してコツをつかんでいきました。

投票ボードも大盛況

会場の入り口では、気軽に参加できる「『もしもの世界』であなただったらどうする？」を考える投票ボードを設置し、皆さんのご意見を聞いてみました。

各テーマに関する「究極の質問」に対し、「はい」「いいえ」「どちらでもない」「具体的にこう思う」と私たちが思っていた以上に様々なご意見があり、その意見に至った理由について対話することができ、大変有意義でした。

「究極の質問」とは？

①もしも世界が「超ロボティクス社会」だったら？

とある未来、ロボットはにんげんよりも魅力的な会話ができるようになりました。アシスタントロボのサエが言いました。
「私と結婚してみませんか？」
あなたはその気持ちにどうやって応えますか？

②もしも世界が「超共生社会」だったら？

とある未来、動物とにんげんが楽しく会話できるようになりました。家畜の牛のみいちゃんが話しかけてきます。みいちゃんは最後には食用肉としてにんげんに食べられてしまう運命です。
あなたは何を話しますか？

③もしも世界が「超循環型社会」だったら？

とある未来、昆虫を原料にしたバイオマテリアル繊維が開発されました。
最新繊維のinsectex-Gで作られたジャケットは機能性が高くて最も人気があります。
「ゴキブリ素材の超高機能ジャケット」をあなたは着れますか？

最後にイベント開催にあたり、多大なるご協力いただいた流山市マーケティング課の皆さま、トークセッションにご登壇いただいたゲストの皆さま、ありがとうございました！

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